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カウナス / Kaunas



カウナス / Kaunas

ヴィリュニスからカウナスに向かう。リトアニアの最大の二つの
都市を結ぶだけ合って、1時間に2本くらい便が出ている。何故か
バスのサイズがマルシュルートカサイズだけれど、それはそれで
理にかなっている。少量多頻度輸送って奴だ。

金額は20Lt、800円弱だった。

さて、カウナスに着いたものの、飛行機まではあまり時間がない。
急いで、旧日本領事館に向かう。


杉原記念館の通り、車のシールは若葉マーク?

ご存じの方は多いと思うけれど、約70年前、このカウナス領事館の
代理領事だった杉原という外交官が、日本の通過ビザを発給する
ことで、何千人ものナチスに追われたユダヤ人を救った場所。

いつかは来てみたいと思っていたので感無量だ。

日本の通過ビザの、そのまた先には、オランダ領クラサオ/キュラソーの
滞在許可や、ビザなんかが設定されていた。。。なんていうことも
ここで初めて知った。



命を殺めることの話しより、未来への道を開いた話しの方がやはり
晴れやかになる。。。もういい年だから、重苦しい涙は流したくないのだ。

バルト三国の暗い歴史の博物館やらをスルーしたのでは、それらの国を
知ることにも、本当にじっくり訪問したことにもならないかもしれない
けれど、まあこの元領事館でひとまず旅行に一区切り付ける。


モスクもあるよ。

領事館のある丘から公園を経由してバス停に戻ると、丁度空港行きの
バスが到着したところだった。。

ヴィリュニス / Vilnius



ヴィリュニス / Vilnius

ヴィリュニスの旧市街は、東欧最大級の大きさを誇るらしいが、
残念ながら、旧市街と新市街を隔てる都市囲壁はあまり残っていない。


旧市街から新市街を眺めると、ソビエト建築と近代都市が斑に広がっていた。

その上、大きさが災いしたのか、再開発が進みきっていないからか、
生き生きとした通りと、死にかけた通りのコントラストがきつい。



小さいながら、どこを歩いても古い町の静謐が漂っていたタリンや、
先進ヨーロッパのように、現代と溶け合わせようとしているリーガに
比べると、なんだか総合点で負けてしまう感じがする。



例によって、戦争絡みの博物館や教会の類はスルーしてしまうと、
見るべきものがほとんど無くなってしまうのだけど、僅かに残っている
稜堡と、城壁、待ちのシンボルにもなっている塔を散策して終了。



バルト三国ではあんまり味わえなかったお国料理にも挑戦できたし、
短い町歩きながらそれなりに満足。


ランチセット、400円くらい。ビール中ジョッキは200円くらいだった。



飛行船の形に由来した名前の、ツェペリナイ。


一度どうぞ。また食べたいとは思わないなぁ。。

気温は氷点下10度くらいだった。



手袋をせずに町歩きはきついけど、帽子は無くても大丈夫かな?


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