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ベルフォール / Belfort



ベルフォール / Belfort

早い時間にヨーロッパ現代建築の都?なバーゼル入りしたいのに、「城に、胸キュン。-浮気なヴァカンス」状態な為、ベルフォールにストップオーバーしちゃう。フランス東部の守りの要の町は、名前までなんだか要塞しているが、ワールドカップの初戦を控えている町はなんとなく浮ついていた。嗚呼、ヨーロッパの夏は午後が長い。

ロンシャン礼拝堂 / Chapelle de Ronchamp



ロンシャン礼拝堂 / Chapelle de Ronchamp

どこにあったか、いつ訪れたのかは思い出せないけれど、自分の中にある不思議な建物の記憶と、訪れて触れる礼拝堂の壁の質感や、コンクリートのうちっ放し具合なんかがどこかでつながるという不思議な建物。門外漢でも十分楽しめ、建築をやられている方々の聖地であることに納得!ルーツ/原点というのはそういう、いやこういうモノなのかも!なんて思う。!

ブサンソン / Besançon



ブサンソン / Besançon

スイス国境の山を越えると、でこぼこな丘陵地帯に牧草地と森な景色になって、なんだか北海道をドライブしているような感じだった。なんとか日没前にたどり着いたブサンソンは、川がカーブして形作った旧市街がきっちり残っているとはいえ、あまり有名な観光地とは言えず、宿のある駅前とその周辺にそれなりの街区があるのだけれど、なんとも寂しい。

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スイス側国境チェックポイント

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フランス側国境チェックポイント

土曜の夜とはいえ、さんざん歩いて見つかったのは、しけたバーと、ピザ屋、ケバブ屋さんだけだった。

そんなブサンソンだけれど、旧市街を見下ろす丘には、ヨーロッパの築城の神と称されるヴォバーンが設計した要塞があり、実は要塞馬鹿にはたまらない町でもある。

今回はスイス/フランス/ドイツ国境に集中する現代建築の名作を巡りな旅だけれど、国境を縫うようなルートで旅する故に、道のりは、このブサンソンのみならず、ちょっとした町を通り過ぎるたびに、ゴリゴリの要塞を見かける、要塞たどり旅にもなった。

ハングルで「ソン」は「城」を表すから、ブサンソンはブサン城だ。釜山とブサンソン、姉妹都市になればいいのに。

レンヌ / Rennes

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レンヌ / Rennes

期待した都市囲郭は今イチだったので、ただただ散策。歴史の厚を感じさせる旧市街自体にはあまり感じるものは無いけれど、陽気も良くて、街路や広場は人生と春を楽しむフランス人がひしめき合い、軽く嫉妬。

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10分も歩けば静かな住宅地になり、レンヌの町を縁取っていた運河沿いを歩いてみる。気温は25度で湿気無し。運河沿いは、散歩にジョギング、サイクリングに昼寝。これまた羨ましい光景。

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6時間くらい散歩して終了。天気がよいので夕方もう一度出かける予定。

モン・サン・ミッシェル



モン・サン・ミッシェル

ユースの掲示板を見ていると、なんだかモンサンミッシェルが
それほど遠くない場所にある様子。まったくノーマークだったけど、
今日のイーストミッドランド行きは夜なので、出かけてみる。

モンサンミッシェルへの玄関口の町ポントワソンには、公共バスが
サンマロから一日2往復出ており、ポントワソンPONTOROSONから
モンサンミッシェルまでは一日10往復くらい。サンマロと
ポントワソンの便を乗り過ごさない限り、まあ問題ない。



10時に宿の前を通る17番バスが、自分を乗せてポントワソンに
到着したのは、11時過ぎ(2.6EUR)。モンサンミッシェル行きは、
鄙びた駅舎の前にすでに停車しており、迷うことは無かった。。

自分を含め3人の乗客だけのバスが出発したのは約30分後。
モンサンミッシェルまでは15分ほどで到着。なんだかあっけない到着。
フランスの交通機関は、ストさえ無ければ正確なのかな?いずれにせよ
吃驚するほど簡単にモンサンミッシェルに到着してしまった。

さて、モンサンミッシェル。

素晴らしい、こりゃすごいという気持ちにはなるけれど、宗教的素養も、
歴史的背景を探る気持ちもあまりない自分にとっては、



有名な観光地に、やっとたどり着いたねぇ。。良かった良かった。。。
以上に揺さぶるモノはない。テレビや写真でよく見た観光地ね。。
という程度。

天気が良ければモンサンミッシェルを離れた場所から眺めたり、
干満の激しい海の潮の動きを眺めつつ、モンサンミッシェル!
といった楽しみ方もあるのだろうけど、悪天候に阻まれ、そういう
気分にはどうしてもなれなかった。




見晴らしが良い。これが一番!というと元も子もない。

また、日本のツアーバスが激しく到着し、モンサンミッシェル観光客の
半分かそれ以上が日本人というのも少々萎える。自分が旅慣れた人間!
だと言うつもりはさらさらなく、きっちり仕事をして休みをとって
観光に来る人達なんていうのは尊敬してしまうんだけど、

まあ社会からドロップアウトしてしまうと、大挙押し寄せるパックツアー客の
皆さんは眩しいと思うと同時に、その中の一部の方々が洒落臭くて堪らない。


噂のミヒャエル/マイケル/ミカエル/ミッシェル

ということで、さっさと観光は切り上げ、早いバスでモンサンミッシェルを
後にする。協調性のない人間が斜に構えてああだこうだ言う資格はない、
こういう時は立ち去るべし!なのだ。



日本でいうところのおやつの時間は、休憩時間のレストランが多く、
結局カフェでビールを飲んで終わり。何もないポントワソンの町で
時間をつぶすのに少々骨が折れる。


イマイチな観光と自らの矮小さが織りなす嫌なムードからか、
画像までぼける。

4時半頃のポントワソン発のバスでサンマロへ。暮れかけたサンマロの
駅前に着いたのは6時前でした。


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