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ハバナ / Havana Day-3



ハバナ / Havana Day-3

夕方の便でメキシコシティーなので、要塞見物でなく文化的活動を、
ということで郊外のヘミングウェイ博物館に出かける。

中心部からP7番バスで走ること約45分。郊外と亜熱帯のジャングルが
混じり始めたあたりがFinca村。バス停脇に小さな博物館の案内板があり、
街道から少し脇道にそれると、ゆったりとした敷地があり。そこが
ヘミングウェイ旧宅/博物館。



町並みも途切れ、見晴らしの良い緑の丘からは遠くにハバナの町並みが
望めるようになっており、書斎や寝室などが住んでいたままで保存
されている。

全ての著作を読んだわけではないのだけど、ヘミングウェイの短編は、
野郎の一人旅との相性が素晴らしく良い。



飛行機の待合室やら安宿の湿ったベッドの上で感じた世界が、ここで
創造されたのかぁなどと感慨に老けながら歩く。大作家が隣の部屋から
現れそうな雰囲気や、博物館の敷地を出ると、キューバのそのへんの
片田舎になってしまう所などが素敵だった。


キューバに来て良かったぜ。


ハバナ / Havana Day-2



ハバナ / Havana Day-2

歩いたり、停車したバスに適当に乗り込んでいると、都市囲壁の断片
のようなものがある。中心部の移動や郊外拡大に伴い、囲壁そのものが
邪魔になって取り払われてしまったのだろうけど、その囲壁の断片の
内側が旧市街地区とされ、保存がすすめられている様子だ。。


旧市街の囲壁


ここまで旧市街のマーク。

お世辞にも旧市街地区エリアが、移り住みたくなるような場所とは
いえないけれど、見栄えのする海沿いや、旧市街中心部を優先的に
メンテナンスしている様子。来るたびに、あの街区が、この街区がと
いう感じにこの町は変わってゆくのかもしれない。




ハバナ市内は、あちこちに軽食スタンドがある。
パンに何かを挟む系多し。ドミニカと違い鳥より豚をキューバ人は
好むみたいだ。

革命が成就して50年もしたのだから、そろそろ犬にも社会主義が行き渡り、
そこら中に糞尿を巻き散らかさないようになっても良いと思うのだけど、
まあもう少し時間がかかるかな?


町外れの機関車


通りの名前は忘れたけれど、バルセロナにもこんな遊歩道が
あったような気がする。。




ダツの仲間ダツ!

本日は写真中心アップデート!

ハバナ / Havana Day-1



ハバナ / Havana Day-1

50年前の革命後、アメリカと断交したことで、社会インフラの整備が
遅れているのは有名な話しだけれど、ポンコツ度合いや、
おいしいモノが簡単に手に入らないのは同程度。



耐用年数を過ぎたコロニアルエリアなどのハバナ市街は、
一歩裏道に入ると、端から見ただけではゴーストタウン寸前の
ようにも映る。



が、これほどまでコロニアルエリアに奥行きがある町も珍しいし、
島であることを忘れさせるような優雅で重厚な建築物や優雅な鉄道駅など、
スペインが国運を傾けて建設した気合いや意気込みや、



アメリカ人にとって楽園であった革命前のハバナを忍ばせる
アールデコ調の建物等々、伝わってくるモノが違う。



時間はかかると思うけど、街区の整備やメンテナンスが行き渡り、
輝きを取り戻し、サンファンやサントドミンゴなんかが
遠く及ばないカリブの首都を目指して欲しい。



もちろんアメリカに毒されない手法で。

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