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ハラール / Harar

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ハラール / Harar

気を取り直してハラール観光!と行きたいところだけれど、旧市街(城内)を散策できたのはほんの10分くらい。

エチオピア最大の宗教はキリスト教ながら、その数は5割ほどで、国民の3割はムスリム。アディスアベバは少数派だったムスリムが、この町に来ると立派な主流派。そういえば、アディスアベバからここまでの街道も、東に進むにつれ、モスクを目にすることが多くなる。

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この町の旧市街、ジュゴルと呼ばれる城壁に囲まれたハラールの町には、82のモスクが存在し、イスラームにおける「第4の聖地」とも考えられていたそうだ。

城塞都市として世界遺産に登録されているのだから、しっかり観光しろよオレ!なのだけど、残念ながら小さな城門と土曜市の賑わいを堪能しただけで終了。

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エチオピア最後は、エチオピア臭ゼロの食事で〆る。あ、そういえばハラール/Halalは、イスラム法上で食べられる食事、食物のことだったな。

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60ブルの安ホテルに戻るなり雷雨。そして停電。

せっかくだから早めに寝ることにする。

明日の移動距離は程々だけど、まあ最後も早寝早起きで行こう。。

アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 1.5往復目

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アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 1.5往復目

今回は、ハラール行きのチケットが手に入らなかったので、隣の大きな町、ディレダワ行きのバスに乗り込む。

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バスの中でイロイロ考えるが、今回のどたばたは、旅レベルの低さを新たに露呈しただけだなぁ。

ハラールのバスターミナルのオヤジに昨日、「大事なモノも命も奪われなかったから君は幸せだ。」なんて流暢な英語で言われたときは、ふざけんなよ!と思ったけれどまあその通りだ。

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街道がディレダワとハラールに別れる分岐

この旅レベルで、残る西アフリカや中西部アフリカの難関国を騙し騙し攻略しなければならないのか。。。などと頭を抱えながら、街道の分かれ道でミニバスに乗り換え、ハラールに向かいました。着の身着のままで。。

アディスアベバ → ハラール 94ブル  11時間
アディスアベバ → ディレダワ 96ブル 11時間
街道分岐 → ハラール 8ブル 1時間



アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 1.0往復目

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アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 1.0往復目

さて、アディスアベバに向かいます。ハラール発のバスもエチオピアンバスらしく、朝の5時集合。今回も懲りずにボンヤリ搭乗。が、今回はなくすバックパックもないので、足下に鞄を置いて耳栓をし、寝てしまう。

一度来た道だけれど、そういえば首都のアディスアベバに向かうからか、他の理由か検問が多い。自分自身がパスポートチェックやら荷物チェックやらをされるのではないのだけど、やたらと停車させられる。

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ソマリ人自治区付近では駱駝も見かける。

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こちらはエチオピア式

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こちらはソマリ式。細い枝でドームを造り、布をかぶせた建物。


首都に向かいながらも、まあバックパックはないだろうと思うが、11時間かけて到着したアディスアベバのバスターミナルには、自分のバッグパックはない。

まあ当然か。

しゃっきっと切り替え、諦めたかったのだけど、結局、バスターミナルを歩き回り、たらい回しにされ、明日来いといわれ(コレはまあ時間的に当然なのだが)、ポリスに出向いても、ポリスレポートは明日だな。とたらい回し。その上大雨。びしょ濡れ。停電。

ったく、この時間毎回停電だなぁ。。EVA初号機が陽電子砲撃つ為に、電気集めてるの?何か狙ってるのか?ったく、エヴァンゲリオンでも、アベヴァゲリオンでもいいから、この町の置き引きやらコソ泥を吹っ飛ばしてくれよ。

さっぱり役に立たないポリスが、暗いからと、下手に同行してくれたりするが、彼らが案内してくれた宿がこれまた満室続きで、ようやく見つけた宿は、牢屋みたいな部屋な上にシャワーなしで100ブル。この時点で残り105ブルの全財産。

うーん、もうポリスやらも鬱陶しいので、100ブルは捨て、電気が回復した後にピアッサに移動し、先日までの宿に戻る。

馴染みになっていた宿のスタッフの話しを総合すると、

ポリスレポートは1日じゃ作成されない。
明日のジジカ行きのフライトはなさそう。

となると、明日中にハラール辺りまで進出していないとソマリランドとジブチを旅行できなくなることが判明。。

嗚呼、明日も4時起きで11時間のバス旅か。。3日連続。。。


アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 0.5往復目

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アディスアベバ - ハラール激走  1.5往復 0.5往復目


ソマリランド国境に近い町ジジカに行くには、手前のハラールまでのバスを使う方法と、一泊二日の日程のミニバスがあるようだけれど、ハラールまでのバスを利用する事にする。

エチオピアのバスの出発は早いことで有名だけれど、このバスも朝の5時集合、6時出発。その為、眠い目をこすりながらエリコさんと宿を出る。

真っ暗なバスターミナルには出発を待つバスが犇めき、迷路のよう。一旦見失ってしまうけれど、アルバミンチ行きのバスの前にいたエリコさんとお別れをする。そういえば、上野山荘で見送って頂いたときもこんな時間だったなぁ。

さて、ようやく見つけたハラール行きのバスに乗り込もうとすると、「大きな荷物は屋根に載せろ」とのこと。やむなくバス後方に回り荷物置き場に向かい、荷 物を屋根に載せるポーターの作業などに目を遣る。。ただどうにもこうにも排気ガスが酷いのと、乗せる荷物がまだまだありそうなので、一旦自分の手荷物を車 内の網棚にチェーンロックに繋いだりしようとバスに戻る。座席の変更やらが行われ、あたふたしつつ、もう一度、バックパックが屋根に乗せられるのを確認し ようと戻るが、ポーター氏曰く、「バックはもう屋根の上だ」とのこと。

釈然としないものが腹の底に残るが、眠いやら辛いやらで耐えられず、早くバスの乗客となってゆっくりとしたく、バスに乗る。

賢明なバックパッカーの方であれば。。。。

「バカ!ちゃんと荷物が載ったかどうか確認しろ!」

とケツを蹴飛ばしたくなる所でしょう。。。。

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途中の湖

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途中の飯屋

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途中の飯

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途中のカフェ

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途中の集落


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途中の集落その2

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途中の山景色

で、結果は惨憺たるもの。。

11時間後、暮れなずむハラールのバスターミナルで、荷物が無い無いの大騒ぎ。ソマリランド、ジブチ以降の過密日程を決めたあとにバックパック喪失という大チョンボをしでかしてしまう。らら。。


360度、どの角度から見ても注意力散漫な、言い訳できない出来事に少なからず凹む。バックパックに入っていたお金で解決できないモノといえば、国際免許証、アフリカ各国の小額紙幣、旅の領収証にワールドカップのチケットあたり。

服を買いそろえるまで着た切り雀の状態になるけれど、これから旅を進める上で必要なモノはさほど多くないのが不幸中の幸いか。

ふぅ、がっくり。

心配するドライバーやらに囲まれたままターミナルの事務所に向かい、バックパックの形状などを伝え、アディスアベバのロストバゲージのような場所に集められていれば其処を一旦探してみてくれよ、今日のアディスアベバからの便は僕が乗ったバスだけか?などと英語で伝えるが、アジスアベバのターミナルも締まる 時間帯のようで埒が明かない。

テンションが高く、その時に疲れは感じなかったけれど、

呪いの言葉を並べたところで、最大のミスを犯したのは自分。バスターミナルの事務所はどうにもならない。このエチオピアの外れのバスターミナルで自分や周りの人ができることが限られていることが明らかになるばかり。

荷物は無くなったモノとして置き去りにして、旅をするしかないなぁ。などと切り替え始めていると、

バスターミナルの紳士と自称ハラールのガイド君も、ドライバーと今日来たバスでアジスアベバに戻り、バスターミナルでバッグを一緒に探すのが一番確実だという。

「荷物に触ることができるのは、バスのポーターだけ。」

「ローカルの人間は、ターミナル内を簡単に行き来できない。」

「だから、忘れ物置き場なんかに届けられるはずだよ。」

そんな慰めの声をかけられながら、彼らとバスターミナルを出る。

ハラールのガイド君二人は、明るい顔して意気消沈な自分に、きっちりと安宿に案内してくれた上、チップも受け取らない。その上、

「あなたの荷物が見つかるよう、祈っています。」

という言葉を最後に、自分がホテルのチェックインを終えると、スーッといなくなってしまった。

排ガスまみれの迷路に置き忘れたバッグを探しに戻るなんていうのは、万に一つの可能性に賭けるようなもの。

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そもそも、持ち去られてしまった可能性が高い。明日アディスに戻ったところで、見つからないバックパックの代わりに、更なる徒労感を背負うことになりそうな気もする。

が、チップを受け取らず、通訳や宿案内を買って出てくれた彼らの気遣いが心に響き、「オレと一緒にアディスに戻ろう。お代はイラネェから(アムハラ語)」と言ってくれたドライバーのオヤジの優しさも嬉しかった。

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ということで、このブログの下書きをした上で、さっさと寝ることに。

明日は連続二日の11時間のバス移動に加え、バッグ探しが待っているのさ





アディスアベバ / Addis Ababa Day-4

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アディスアベバ / Addis Ababa Day-4

旅行計画を練っています。

今のところトラブル無し。けれど、安宿が集中するピアッサ周辺で英語を操る鬱陶しい連中に声をかけられたりと、気分が上がらない。ということで、南部の民族も北部の歴史的遺産もスルーで決定。

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ということで、ジブチ以降のルートを策定中。昨日、スーダンからエチオピアに入った旅行社の方とお話したけれど、スーダンからエリトリアへのルートはパーミッションが必要だったりとなかなか面倒そうな印象。

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そんなことを踏まえながらネットで発券などを進めるけれど、今日の午前はバチンと数秒電気が落ちる停電が連発。あとはクレジットカード番号だけ。。。の所でサーバーが落ちる落ちる。。。


アディスアベバ / Addis Ababa Day-3

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ジブチに行くためには日本大使館のサポーティングレターが必要です。

アディスアベバ / Addis Ababa Day-3

今日は日本大使館に向かって、その足でジブチ大使館の予定。

エチオピアは北部も南部も省略し、ジブチ、スーダン、エリトリアの訪問のスケジュールをずらし、イスラエル、パレスチナ自治区、カタール、エジプトなど、未訪問の国や地域を入れられるだけ入れようか。。。ちょっと計画を練り直す予定。

アディスアベバ / Addis Ababa Day-2

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ここで降りたら駄目!ただし、近くにソマリランド代表部有り。

アディスアベバ / Addis Ababa Day-2

今日は月曜日で大使館巡り。まずは、日本"大使館"に向かったのだけど、乗り合いタクシーで、ボレドード沿いの日本大使"公館"の看板脇で降ろされ、レソト大使館やブラジル大使館しかない枝道をウロウロ。その上、日本大使"公館"すら見つからない。

気を取り直し、地球の歩き方の地図にあるに戻り、日本"大使館"に向かうが、どこを探しても日章旗が見あたらず、迷う迷う。いろんな人間に当たるが大使館らしき敷地は見あたらず。

仕方なく、あたりの人達が指さす方向を総合してめやすを付けたビルに向かい、そこでもう一度聞こうと思ったらそのビルの中に日本大使館。

職員の方に簡単なインタビューしていただき、レター発行の手続きを完了し、そのままソマリランド連絡部。こちらは余り迷わずに午前中にたどり着き、30分ほどでビザ発給。

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宿に戻ると、待ち合わせをしていたウスアイアの上野山荘でご一緒させて頂いたエリコさんと無事再会!彼女の誕生日を祝して、ささやかなケーキで旅仲間と一緒にお祝いし、晩ご飯をがっつり頂き旅話。昨日に引き続き楽しい夜。


アディスアベバ / Addis Ababa

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アディスアベバ / Addis Ababa


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エチオピアには乾期、雨期、大雨期三つの季節があり、今は大雨期。赤道からほど無い緯度にありながら、標高2,400メートルの高地にこの首都は位置し、太陽が出ないと寒い。

1日目はそんなアディスアベバの安宿が集まるピアッサ地区とその周辺で暇つぶし。外国人も多く宿泊する安宿地区とあって、ジャパニーズ!なんて声をかけてくる連中も多い。全てがアレなエチオピア人だとは思わないけれど、今までの東アフリカではあり得なかったしつこさに少々驚く。サラッといなしても、「オレがアディスを案内する。それもタダでだ?」なんていって接近戦を挑んでくる。うーん、正直鬱陶しい。

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このお兄さん達はただ陽気な人。いい人ッス

朝晩の寒さと、そんなエチオピア人をうっちゃってるうちに夜に。1日目は冴えないまま終わるのか。。と思っていたけれど、同じ宿に泊まった日本人旅行者の方とお会いでき、食事をしながら、これまでとこれからの話しなどをして盛り上がる。

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そんな風にして1日目は終了。

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