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アメリカンサモア / American Samoa

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アメリカンサモア / American Samoa

無事に入国を果たしたものの、観光案内所のようなカウンターもない。1時間時差が遅いこともあって、島の空気はまだ寝ぼけた感じだ。30分ちょっとのフライトでサモアから飛んできたから、デイタイムセービングが施行されているサモアより1時間時差が遅く、8時台なんだなぁ。

でも、東に進路をとって国際線に乗ったにも関わらず時間が遅れる。というのはなんだか不思議だね。

空港のベンチに座って野球観戦をしていた公務員のおじさんに主都パゴパゴへの行き方を尋ねると、Taxiは高いからバスにした方が良いよと教えてくれる。そのおじさんとメジャーリーグを観ながら雑談しつつ、バスを待つ。当然ながらサモアの怪人、日ハムのソレイタの事も知っている。でも殺人事件に巻き込まれて40過ぎでなくなったはずなので、なんだかそれ以上話しが続かない。アララと思っているとタイミング良くピックアップトラックを改造したミニバスが到着。あれだよ!とさっきのおじさんが教えてくれる。パゴパゴまで30分ほどバスにゆられて1ドル。Taxiだと40ドルくらいするようなので、必ずバスを利用しましょう。

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空港周辺は平らかな地勢ながら、バスが向かう方角は緑の山並みがグッと立ちはだかる様相。走っているうちに山が海岸に落ち込む地勢になり、護岸された海岸線を走る道を、のんびりとしたスピードでバスは行く。入り江の奧に小さな集落がいくつかあり、およよ、今度のはでかいなぁなどと思っていると青い水を抱き込んだ大きな入り江。道路脇にハワイ銀行や学校といった大きめの建物も現れ始める。なるほどこの辺が中心部かなぁ、とも思うが、建物も広場もなんだか頼りなく、降りるのを躊躇してしまう。要は田舎ということだ。

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そんなことをしているうちに平らかな土地がなくなり、さすがに降りなければまずいなと思って下車。村は閑散としている上、商店も余り開いていない。仕方なく波止場をトボトボと歩いてみる。入り江は緑の山がぐっと迫って漁船が浮かび、なんだか伊豆みたい。嫌いな取り合わせではないけれど、飛行機を何本も乗り継いでこのパゴパゴに来る必要は?ないかなぁと思う。

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散策を終えマクドナルドでコーヒーを飲んで休むことにする。レシートを見る限り、アメリカンサモアでは消費税は無い様子。流石に世界の言葉と言うだけあって同じ味がする。マクドナルドだ。

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お!ECHO!の看板。共立=海外ブランド名ECHOは東京都青梅市の会社です。UPS勤務時代にお世話になりました。

キチッとした身なりのグループが数組店内にいる。正装と町の静けさからすると、サモア沖大地震のセレモニーなんかがあるのかもしれない。そういえばマクドナルドの内装もどこか真新しい。津波でやられて新しくしたのだろうか。マクドナルドの裏は直ぐに岸壁になっていて、漁船やらヨットが繋がれている。入り江の向こうの岸壁にも船が並んでいるけれど、対岸は工場のような施設が軒を連ねている。アメリカの1/3のツナ缶を作っているというサモアの水産加工場だろう。

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パゴパゴは3.4メートルの津波が襲ったというから、このマクドナルドもひとたまりもなかっただろう。ナウルで車に乗せてくれたアメリカンサモアのオバサンが、津波警報を無視したりしたらいけないよ、TSUNAMIって日本語なんでしょ、何て言っていたのを思い出す。

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そんなふうにマクドナルドで長々と薄ボンヤリした後に、パゴパゴをあらためて歩いてみるけれど、店や商店は、5軒に1軒くらいしか開いていない。ナウルで何も考えずに始めてしまったTwitterのツイート、「アメリカンサモアなう」ができないなぁ、なんていうことを1年前に大惨事があった場所でぼんやり考える。

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そういえばパゴパゴの中心部にいるのに、式典のようなモノが開かれた様子も、これから開かれる様子もない。どこかの教会などに人が集まっているのだろうか?

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町は喪に服し、静けさに包まれているけれど、海に入る人もいるし、学校ではアメフトの練習もあった様子。ショルダー(防具)を手にした若いアメリカンサモア人もワイワイと学校から出てくる。大いに悲しみ嘆くのも南の島の気質のようだけど、カラッとしているところもあるのかな?等とも思う。

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歩いているうちに減ったので、小腹を満たそうと韓国人が経営する日本料理、その名もTOKYO SUSHIに入ってみる。南の島は刺身が手頃なんだよな。

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10ドルくらいからランチがあるのだけど、小腹が満たされて刺身が食べられればよいので7ドルの刺身スターターなるものをオーダーする。マグロもエビもタマゴみたいに海苔で括られたり、エビが甘酢に付けてあったのは、アララ?だったのだけど、まあコレがアメリカンサモアの味とする。そんな刺身よりも、一番安い刺身スターターなんかを頼んだからか、おじさんが心配したのか、お代を払った後に、「ホレ」と茹でトウモロコシをオマケで付けてくれたのが嬉しかった。カムサムニダ。

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アメリカは連邦法(=基本はアメリカ全土)で公共図書館のネット接続、およびアクセスが義務づけられているとのこと。5ドルで1日開放だそうだ。残念ながら休みだったけど。

そんなこんなでパゴパゴ散策は終了。町が途切れる岬で振り返り見たパゴパゴは、やっぱり伊豆みたいだった。南の島の旅に出てから、一番日本を感じさせる場所かもしれないなぁなどと思う。なんちゃってながら寿司を食ったりしたからかな?

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乗り合いバスで途中のショッピングセンターに立ち寄り、プリペイドカード経由ながらwifiにアクセスポイントを探しあてたりするけれど、結局そのプリペイドカードを売る店が休業中でどうにもならない。

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あららと思っていると、パゴパゴでも見かけた日本人らしき方がいるので声をかけると、神奈川県から来た南太平洋を3ヶ月ほど旅行その後、NZでワーホリ&英語勉強、その後世界旅というハンサムな旅行者に会う。クック諸島に日食を観にで欠けるところから旅を始めたという、なかなかの旅野郎である。このアメリカンサモアも船で来ましたというのはまあいいとして、現在泊まっているのはサモアで仲良くなった女の子に紹介して貰ったアメリカンサモア人の家。とのこと。ヤリオル。

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そんな彼が、やりたいこともあっただろうに、時間がつぶせずに途方に暮れるオッサンの話に、コーラ一杯で付き合ってくれる。英語に自身がないから、もう少し勉強しなきゃ。なんて言うけど、女の子と仲良くなってその子の親戚にホームステイしてしまうくらいなら十分だと思う。英語力なんかより重要な、人とコミュニケーションする能力が高い。そして若い。何とも羨ましい。

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DHLの裏のビデオ屋がネット屋を兼ねている。DHLの裏ビデオ屋ではない。

そんな彼と空港近くまでバスで一緒に向かい、途中でようやく見かけたネット屋前で降り、ようやく「アメリカンサモアなう」を呟く。

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空港に着いたのは出発1時間半前。空港のアメリカ国旗は半分しか揚がっていない。

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