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サンピエール Saint-Pierre

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サンピエール島 Saint-Pierre

昨日のハリファックスに続き、晴天に恵まれる。

朝の気温は氷点下。耳がピリリとして、波のない湾奧部には薄氷が張っていた。ただ、日が高くなるにつれて気温が上がって行き、昼には5度を超えていたと思う。

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サンピエールの町はこじんまりしているものの、中心部にはまんべんなく人が住んでいるようで、控えめな活気やフランス自慢の生活水準と質の高さがそこかしこから感じとれる。軽く嫉妬。でもここには住めないなぁ。

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まだまだ店やらが開いていないので、軽い散策で済ませ、湾を挟んだ対岸に向かう。グーグルマップで島をみて「お?」と思った地形は、やはり滑走路の跡。所々で途切れていたけれど、格納庫跡や管制塔付きのターミナルなんかが残っていた。

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町に戻ってぶらぶらする。何のけなしに入ったパン屋のパンが旨い。旧フランス領のバゲットやフランス料理は侮れないものが多いけれど、ここはヨーロッパ移民の末裔がほとんどなフランスの海外領土。体を動かしている事が相まってか、フランスで食ったパンより旨く感じる。

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そんな事をしているうちに昼。さすがフランス。町中が昼休みでシンとしてしまう。

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町がそんな様子なので、眺望の良いところに出ようと思い、町の背後の山に登り、見晴台のような場所からサンピエールの町並みを見下ろす。見晴台への道は更に延び、島を縦断するようなので、そのままミクロン島を拝みに行こうトボトボ歩き始める。

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不毛な島だと思っていたら、低い針葉樹の類が所々で生えている。でもまあ農業は無理だろうなぁ。不毛な土地柄を感じつつも、空気は澄み渡り、風もなく、残雪がキラキラして無音。気持ちよい。身を清めているような気すらする。


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途中で舗装が途切れるが構わず進む。すると、背後からランナーに声をかけられる。

「ボンソワ、フランス語喋れる?あ、英語ね。OK。君、お金落とさなかった?」

「(ポケットを探り)。。。あら?」

「カナダドル?ユーロ?」

「ユーロだと。。。。」

「じゃ、これでしょ!200ユーロくらいあるよ!」

「メルシ(スーパーメルシー!)」

「今度は落としちゃ駄目だよ!僕の家はあそこなので、ほな!」

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ありがたい。。。。それ以上に、俺は何をやってんだろ。

そんな事があった場所から少し歩くと、水道を挟んだ向こうに島が見えてくる。お、ミクロン島だ。

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島が見えてすぐに道が途切れるので、脇に伸びているトレイルに進んで行く。道無き道となるけれど、ミクロン島との間に広がる水道がドーンと展開する開けた場所に出る。

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天気が悪ければ、寒々とした地の果てな景色だろうけれど、引き続き天気が良く気分がよい。さっき買ったパンをすぐに食わず、にここでのんびり食いたかったなぁ。雪が溶けきっていないので今回のサンピエールでは、島のトレイルを歩く事はできませんでしたが、八方に伸びたトレイルを散策するのをオススメします。気持ちいいですよ。中心部のパン屋でパンをしこたま買って、魔法瓶にカフェオレでも入れれば尚最高だと思います。

一旦天候が荒れれば、島全体が、ふきっさらしの厳しい場所になるんだろうけど、人の営みから隔絶した場所で一人っきりになった記憶や感覚ってのは、ふとしたことでフラッシュバックしたりして、人生が分厚く深いもののような錯覚になれるんだよなぁ。

さて、見晴らしの利く場所から戻ると、道が尽きたところの車回しのような場所に一台の車。中には爺さんが1人。どうやら1人の時間ってのは思い込み。すぐ近くに爺さんがいたんだね。

車の中に挨拶し、町に戻って歩き出すと爺さんの車が追いつき、「乗ってきなよ」と声をかけてくれる。心配されたのが、身でも投げると思ったのものか空き巣でもやりかねないと思われたかのはわからないけれど、ありがたく親切を受ける。自分が日本人だと答えると、日本の事を心配してくれ、10年くらい前は日本船籍の貨物船や、水産加工船なんかが来たんだよなんて教えてくれる。かれの日本の発音が「ジャポン」というより「ニッポン」と聞こえた。

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冬季営業のため、博物館も閉まっているのでネットが通じる庶民派カフェで葉書を書いたり、メールのやり取りをしているうちに夕方に。

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日没の写真を撮ろうと思っていたのだけれど、宿で少し横になるつもりが8時過ぎまで寝てしまう。あやうく宿の食事までミスるところだった。

翌朝起きて、食事をとろうとするとまだ暗い外の景色があらら?な状態。

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なんと、明け切らぬ町が真っ白になっている。夜のうちに10センチほど積もったどころか、ビュービュー音を立てて雪が降ってくる。更に積もりそう。宿の親父は当たり前な顔して「冬が戻ってきたね」。簡単な挨拶を交わして迎えのタクシーに乗る。

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