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KE 751 ICN-NGO

 

KE 751 ICN-NGO

 

女子率が異様に高いフライトで、居場所がないとはまさにこのことと言ったフライトだった。

 

 

税関申告書程度でウニウニしてる彼女らをそばにしていると、萎えたり折れたりしそうなので、峠の地蔵かなんかになったつもりで1時間ちょいのフライトをやり過ごす。

 

まあ、歳をとったなぁ。


GA 878 CGK-ICN

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GA 878 CGK-ICN

 

他力本願の極みだったのだけれど、海外ファシリテーションの仕事が無事終わった。自分が蒔いた種で泡を食うようなシーンもあったけれど、気持ちよく空港へのタクシーに向かい、異常な額のチップ(単純だ)を払い、飛行機へ。

 

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少しお調子乗りのところが出てたので、映画「運び屋」を観たことを思い出しながら色々な国のファシリテーションや、起きたことを振り返る。。。。。振り返る。

 

 

「世の中がひどくなればなるほど、人が輝く」

 

 

これに尽きる。そう考える。これからますます人が輝く時代になる。


NH 855 HND-CGK

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NH 855 HND-CGK

 

 

ジャカルタやシンガポールになると、香港や台湾と比べてフライトタイムも6時間を超え、十分睡眠取れるようにもなるのだけど、まあうまくいかない。

 

眠いのだけど、椅子で寝られるほどでない、かと言って本を読むほどクリアでない(本を読めばいいのかもしれないけど)状態。飛行機に乗ることには慣れているけれど、機内でのやり過ごし方の熟達度より、加齢によるポンコツ度合いの上昇カーブの方がシャープなのだろう。

 

 

飛行機に激しく激しく乗っていた2006-2010位(30代中頃)は、どんとこい状態だった。けれど、この前香港で再会した在住の友達も日本と香港を月二回ほど往復するらしいのだけど、「最近の夜行便はキツイ、一日なくなる」なんてことを言う。

いやぁ、歳をとったなぁ。

 

眠れないのと退屈しのぎを兼ねて、ギャレーに向かう。

 

ん?機内の様子がなんだか暗い。

 

そう、このフライトは同じインドネシアのバリ路線とは違い、兎に角、日本人出張者率がやたら高い路線。乗っている日本人乗客の服装のバリュエーションの少なさなども相まって、なんだか黒い。

 

 

「槍合はせの時、敵の強弱見様、うつむきて懸かるは黒く見え、強気なり。あふのきて懸かるは白く見え、弱気なり。」

 

 

とは、葉隠の言葉だけれど、出張の移動中も何かに制約されるのか暗い色の服を纏い、仕事やらなんやらに没頭して前かがみの様子になると、髪の毛がほぼ黒な日本人の特性も相まって、まあ黒い。そして、「強気」には映らない。

 

 

 

 

葉隠では、黒く見えるのは「強気」の象徴だし、相手に威圧感を与える色かもしれないけど、そういう世界の住人で無くなったというやっかみやらいろんな感情を含め。大丈夫かよ。。とも感じる。日本がイケイケの時は、この様子が恐ろしさを与えたかもしれないけれど、もうそういった時代でもないし、諸事情合間って、ANAのジャカルタ便に大集結してしまってるのもなんだか象徴的な感じがする。

 

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飛行機を降りると、自分の名前を書かれたプレートでお出迎えを受けるが、サンフランシスコ発ジャカルタ行きの荷物を途中の羽田でピックアップした事に関することを二、三聞かれて解放された。

 

このフライトで、若干のカウントミスはあるかもしれないけれど、ブログを始めて以来、2000フライト。

 

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ブログを始めてしばらくの間の投稿は、フライトやそうでないテーマのもの含め、誰かに見られることを考えると、穴に入りたくなるような酷いものばかりだし、2020年を迎えようとしている時代のブログの潮流には乗れていないけれど、その間にいろんなことがあって今の自分がいるという、

 

 

ポンコツ野郎の叙事詩

 

 

という意味では、一定の価値があると盲信してますので、今後も絶賛公開(ほんのり後悔)中です。改めてこれからもよろしくお願いします。

 


NH 105 LAX-HND

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NH 105 LAX-HND

 

巡航高度に達したので、トイレに入る。

 

鏡に向かい合いながら、リビアの旅を終えたトリポリの空港で、妹から母の具合が悪いというメールが入り、急いで日本に帰ったことを思い出す。

 

お袋は自分が結婚するまで踏ん張ってくれたが、帰国して担当医に話を聞いてからは一本道だった。ジャカルタで仕事をして日本に戻ったら、祭や子育てでドタバタしながらも、ようやく高山生活に専念だ。なんて思っていたのだが、そうは問屋が卸さない。

 

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「もうなんでもない。」

 

 

くらいになって市民農園のジャガイモを送りつけてくるくらいに、親父は回復して健康を取り戻してくれるだろうか?いや、回復してもらわなくてわ。

 

機内では、SPOTLIGHTやパッドマンを鑑賞。

 

SPOTLIGHTは、重い映画テーマの特産地ボストンが舞台。今回も、ズシンと来た。

 

題材となってる事件は、ほんの少し前の世界、NYテロがあった頃、大きく取り上げられたカトリック教会の性的虐待に関することなのだけれど、ぱっと見は現在の姿とほとんど変わりない15-20年前の世界とは、人間の心の持ちようやら、テクノロジーなどの外面ではわからない部分が大きく変わってしまった現在にこそ観る映画。正義やジャーナリズムがぐらついているからジンジン感じてしまう。

 

パッドマンは地球の裏側、インドが舞台だけれど、最近のインド映画は、これまた突き付けられる映画が多い。昔は「凄いなぁ、」で終わっていた映画の鑑賞後の感覚が、歳をとることによって、自分自身は間違っていない、いやまだまだだな。。なんて思うようになった。

 

到着

 

乗り継ぎ時間が長いので、ANAのカウンターに出向いて、ジャカルタまでのスルーチェックインの荷物をここで引き取る旨伝える。朝から余計な仕事を増やしてしまいごめんなさい。

色々野暮用を済ませると、夜も明け、親に電話をしても大丈夫そうな時間だったので、父親に電話した。

 


UA 5613 SFO-LAX

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UA 5613 SFO-LAX

 

エコノミーは2列*2の、SLC-LAX/SFOなんかで良く登場する小さな飛行機だった。またまた記憶がぷっつり途絶えるような爆睡フライトだったが、到着直後、妹から父の具合が悪いというメールが入っており、ユナイテッドのターミナルから国際線のNHに乗り継ぐため、トムブラッドレーターミナルまで歩きながら、今後のことを考える。ベストを尽くそう。

 

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UA 569 PDX-SFO

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UA 569 PDX-SFO

 

タイトなスケジュールに加え、空港泊したため、体に力が入らず、空港からのトラムの中で、燃料がゼロになった。ポートランドの町歩きは楽しかったが、PDXの荷物預けカウンターの営業と朝のポートランド散歩との相性は、あんまり良くないかもしれない。読書はもちろんだが、食欲もわかない。ラウンジに避難して飛行機を待った。

 

例によって搭乗中の記憶はなし。

 

SFOに到着し、倉庫にブツを取りに行くが、4時間を超える乗り継ぎ時間の間、Unitedのラウンジにものを預けていこうと思ったが、はっきりと拒否される。荷物を担いでレンタカー駅に無人列車で向かう。


AS 1402 SEA-PDX

 


AS 1402 SEA-PDX

 

「シアトルまでのフライトタイムは27分になります!」

 

なんてアナウンスされる。隣の老夫婦がやっぱり早いね。なんていう。スケジュール上でのフライトタイムが55分で一時間ギリだけど、今夜は絶好調らしい。

 

が、そのアナウンスを聞いてすぐにストン。。。と記憶が途切れる。そこからの目覚めのリアクションが酷かったのか、さっきの老夫婦に

 

「まだシアトルだよ。わはは」

 

 

なんて笑われる。もう一度記憶がなくなって、ポーンという音がしてポートランド。荷物は預けなかったし、ホテルもとっていないので、制限区域内で寝床を探す。先客のおじさんのイビキで眠れなかったけれど、ゆっくり横になれたのでOK。

 

ポートランドだ。早く朝にならないかな。


AS 1371 SFO-SEA

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AS 1371 SFO-SEA

 

太平洋ごえの後の国内線、例によって睡魔に襲われ、満席の真ん中席でも気にならず。気にならずというか記憶がぶっつり途切れているだけだと思うが。

 

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物心ついて初めてシアトル空港に着いた時、今にも増してスターバックスだらけだったような気がしたが、そうでもなかった。空港から街中までは初めてトラムを利用する。なんと3ドル。

 

PDXの2.5ドルには及ばないけれど、街のど真ん中まで連れて行ってくれる公共交通機関がこの値段なのは、物価高にあえぐ貧乏運び屋にはありがたい。


NH 8 NRT-SFO

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NH 8 NRT-SFO

 

「グリーンブック」粗野だけど暖かい運転手と、繊細だけどどこか冷たいピアニストが、「深く深く」南に自分自身にドライブしてゆく映画。

 

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最終的にぶつかり合うことを良しとしないような空気感があるから、直接的な差別や暴力のシーンはないかもしれないけれど、ある意味、今の日本だからこそ、こんな映画ができるんじゃないかと思った。

 

長い機内で、そりゃ誰だって泣くだろう。っていう韓国映画で涙と鼻水でグズグズになったりし、ヘトヘトになってSFOに到着。


NH 812 HKG-NRT

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NH 812 HKG-NRT

 

日系レガシーに乗るいちばんの楽しみは、日本では封切り間もない映画が見られたり、韓国映画の邦訳がきっちり楽しめることだけれど、この区間では、この映画では「ファースト・マン」。

 

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ライアン・ゴズリングの淡々とした、何かを決めた男を演技を楽しむ。いや、淡々というか心があるのかよっていうくらいの、月に到達する前に神の領域に達しているような奴だった。


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