シント・ユースタティウス島 / Sint Eustatius
シント・ユースタティウス島 / Sint Eustatius
噂通りの田舎な島。ダイビングもしなければ島に係累もない自分にとって、心を引かれるモノは。。。あ、オラニエ要塞(砦)ってのがあるか。
オラニエ砦(Fort Orange)とオレンジ
カリブでは干し鱈もどして煮る?料理なんかがあるけど、それ。Made in シント・ユースタティウスが一切無い教会脇で売られていたランチボックス。
いずれにせよ、このシント・ユースタティウス島 / Sint Eustatiusが殷賑を極めた時代があったモノの、18世紀の大地震で沿岸部の町が壊滅し、その後復興しないまま今に至るといったところ。人口が少ない上に観光開発がさほど進んでいないため、手つかずの自然やダイビングポイントが残っているとも言えるけれど、半日歩いてみて感じたのは、この島を発展させることは厳しいなという印象。
アリランスーパー
中華料理屋。
大きな港や豊かな入り江、白砂のビーチ広がるリゾートをもつ島がすぐ隣にあると思うとなんだか居たたまれないくらい。ま、島の人はオランダ人なのだから、いろいろ深くは考えていないだろうし、ラスタ率も高かったなぁ。
サバのような特殊な例もあるけど、今まで見てきた人口の少ない島というのは、お金、モノ、人の流れがズーンと停滞している感じになり、どうにもならないなぁという印象しか受けないんだよな。線引きはどの辺だろ、島の人口が1万人を割り込むあたりからかな?
空港近くのバーベキュー屋台。
人口が少ない島ってのは、ロジスティクスや交通交流の埒外になってしまい、コストがグッと高くなってしまうんだよな。自給しようにもカリブの島々は、水不足や土地が痩せている云々以前に、プランテーション農業だったので、自給するための農業ってのが根付いていない。
昔はこんなに栄えてたのに
現在の海岸線は建物疎ら、基礎や壁の一部だけが残ってます。
さて、要塞を見物し、近くの教会で売られていたランチを頬張り、飛行場に向かって出発便を早めようと思ったら満席で時間を持てあまし、しばらく空港で過ごした後に、もう一度島を散策し、埠頭近くのスナックバーでボンヤリしただけでシント・ユースタティウス島滞在は終了。
牛や山羊がモサモサと草をはみ、島の人に手を上げて挨拶すると100%手を挙げて返してくれるところが印象に残りましたとさ。
あ、あと、帰りの便を待っていると、飛行場のスナックバーにマリファ○でテロンテロンになり、真っ赤な顔したオッサンが現れ、激しくバーのオバサンにいなされていたのも良かったなぁ。この辺のおおらかさはオランダならでは?
- 2011.04.02 Saturday
- ┣ シント・ユースタティウス島 / Sint Eustatius
- 15:01
- comments(4)
- trackbacks(0)
- -
- by 運び屋