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チュニス / Tunis

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チュニス / Tunis

歩いているうちに、朧げになっていたチュニスの地理感覚が蘇る。港近くのバスターミナルから、ここがデモ隊が警官に追いかけられてた通り、でそのデモ隊がぶん殴られて連れ去られたカフェ、お、ここを曲がると赤線なんだよねー。なんて思い返しながら歩く。旧市街のスークを抜けてユースホステルへ。

お客はいるものの、前回来た時と違ってユースはなんとなく閑散としている。旧市街/メディナの中にあり、内庭を囲うようなメディナの建築スタイル。青のタイルがかわいく趣があり、内庭がゆったりしているからか、地元の人たちのパーティーに使われたりで、活気があったんだけどな。夏バテ気味かな?

そういった表情を一度見せてしまうと、シャワーに鍵がかからなかったり、トイレに便座が無くなっていたり、夜番のオヤジが呼び鈴に無反応だったり、オッサンのいびきがきつかったり。そいういった諸々のことが気にかかり、衰退が始まってしまった宿といった印象を強抱いてしまう。宿の端々に傷口が見え、それが広がってゆくのを眺めてる気分だ。

ま、その辺りを加味しても十分安いので、文句も言わずに泊まるけど。

ご存知の通り、チュニジアは、アラブの中では頭一つ飛び出した世俗的イスラーム主義をとっている。一言で言うと開放的。道を渡ろうとすると、まず車が停車し、「どうぞ」というゼスチュアが車内から送られる。エジプトだと、何も言わずにひかれる。そして、渡った道の先のカフェはフランス語表記のパラソルが開き、女性達がパニーニやジェラート、クレープといった南欧の食べ物を囲んでいる。二言で言うと開放的で華やかかな?そういえば、女性の警官も見かける。

革命直後に訪れたチュニスより、その華やぎが更に色鮮やかになったような印象を受け、「チュニジアの女性って、こんなに髪出して、こんな服装だったけなぁ?」なんて思いながら歩く。エジプトから直接飛んできたから、そういった女性に目がいってしまい印象が強まるのだろうか?

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宿でメールをチェックしても、未だにリビア入国の件が代理店から入らないのに業を煮やし、午後の散策に出る前、行間に「あんま舐めんなよ」という気持ちを滲ませたメールを一発いれたのだけれど、ようやく深夜に回答。

Dear Hakobiya

Thank you for your email.

We have received confirmation that your visa has been approved today.

We will receive the copy tomorrow, and we will send it to you tomorrow (that is today).

Please accept our apology for the delay, needlessly to say due to the recent events in Libya.

Regarding the passport translation, as we have confirmed in the website it has been abolished since 2010 (by Gaddafi's government), and it is not required.

The embassy staff probably are not aware of this. If it makes you feel safer or if the airliner insist on it, then you can contact the Chamber of Commerce (if any in Cairo) or any other translation office and get the bio page translated. There is no need to visit the embassy at all.

Once again apology for the delay and will be in touch later on the day.

Kind regards

ふう、やっとだ。やっとトリポれる。

遅くとも明日の午後にはアプルーバルをプリントアウトして準備、明後日のフライトで。。なんて思い航空会社のサイトをチェックする。

数分後。。。。。。。。。。。ら?

これは、航空会社のシステムダウンかなんかだよね。。。と言い聞かせ、サイトで見た事に気がつかなかった振りをし、ベッドに直行。ふて寝。

翌日、

朝市でチュニスの旅行代理店に顔を出し、トリポリ行きの空席状況を尋ね、セクスィーなお姉さんに端末をたたいてもらう。お姉さんの顔がみるみるうちに曇り。

「コンプリート」

だか、それに近い発音のフランス語で、「満席!9月は空席が一席もない!」との回答。

うーん。カイロ発が怪しくなり、トリポリ行きの航空券が取れそうなのでチュニスに飛んできたのに、ここ数日。いやこの12時間くらいで、チュニス発の状況も一変し、カイロと同じになってしまった。

リビアの国内情勢がご存知の通りあまり芳しくなく、入国時のチェックや、ビザの規定が厳格化されたりして、陸路での入国が厳しくなったと、現在の状況を推察する。仕方ない、「空港にいってみたほうが良さそうね」という、旅行代理店のお姉さんのサジェスチョンに従って、まずは空港。そこで様子見して次の手を打つことにしよう。

ぬう、リビアが手に届く距離にある事も手伝って、もどかしさが募る。トリポリは203高地かよ。。

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けれど、もどかしさに声を荒げれば荒げる程、リビアの入国は一筋縄にいかないぜ!とアピールしているような感じになるなぁ。。でも、きっちり準備してもリビア入りは難しいのか?そうでないのか?と問われれば、入国のプロセスは、難しくないと思うのが正直なところなんだよなぁ。

現在の自分は、食べ終わって自分が捨てたバナナの皮で滑っているような状況。リビアまでの道が過酷というより、おざなりな準備と場当たり的進行の積み重ねが、阿呆系マッチポンプ状態を招いてるかと思います。なんだかネタにしているようで恥ずかしい。リビアに入るのが大変だ大変だPRをするつもりはないのに。。。

年末にリビアに行きたい!と思った人、心に決めた人が、10月に現地の旅行代理店とコンタクトを始めるなら何の問題もなく、ニューイヤーをトリポリで祝えることができるはず。

時間的余裕(2ヶ月くらい)、旅行代理店とのコミュニケーションをきっちりとっていれば、こういった事態を招く事はないかと思う。無事に旅が終わったら、ビザ取得、入国までのプロセスや流れを改めてアップデートします。

さて、もう一度ネットのチェックでも。。。


チュニス最終日 / Tunis

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チュニス最終日 / Tunis

本日は、午前中は雨。出かけるタイミングを逃した!という言い訳電波が、脳みそを刺激し、そこから怠惰汁がブジュブジュ出てきてしまった。

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天気が悪いので観光をさぼって本日は、ガーンジー島のお城や砲台のアップデートなんかを地味に更新してます。

あっきーやまさん、せっかく、観光地をご紹介いただいたのに。。ほとんど観光しておりません!ごめんなさい!

さて、モロッコに戻ります!

スース / Sousse

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スース / Sousse

本日は鉄道で2時間ちょっとのSousseに出かけてみた。旧市街は世界遺産らしいけれど、城馬鹿の視点からの見物のため、旧市街を取り囲む囲郭を見物して観光はほぼ終了。

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全体的にドンヨリとした空で、せっかくの町並みや旧市街の人々の喧噪に鮮やかさが欠け、なんとなくスカッとしない一日になってしまった。

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うーん、今一歩!否、今二歩!

鉄道の運行は、モロッコ同様きっちりとしているのだけど、車窓からの景色もパリっとせず、頼みの綱のチュニジア料理、サバのクスクスも今一歩だった。予習ゼロで「地球の歩き方」が無かったりすると、こういったグダグダな旅行になってしまうことが多い。

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やばい。いつもの不完全燃焼パターンだ!

明日は、書き込みでご紹介いただいたシティブサイドにいってみたいのだけど、予報は雨!がびんちょ!

チュニス / Tunis

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チュニス / Tunis

さてさて、チュニス。カスバの入り口で迷っていると、ささっと現地の若者が宿まで案内してくれ、じゃ!なんて言っていなくなってしまった。宿はユースの6人部屋を2.5人分の料金を払ってシングルユース。なんだかカッコ良さそうだけれど、実は2000円もしない。到着日は風呂も入らずに寝てしまう。

宿の主人が、「日本人はインターネットやってばっかりだね!」とグサリと刺さることを言うので、ネットやパソコンは隠れてやる事にする。この点ではシングルユースで正解だったかな?

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さて、ぱりっとシャワーを浴びて朝からチュニスへ。地図はデータで持っているだけなので町のレイアウトをメモリーして出発。歩いていれば分かりやすい大通りやらランドマークに辿り着くかと思ったら、大間違い。宿を出て歩き始めた方角が間違っていたらしい。

日曜日が休みになるのか、旅行代理店のような店は閉まっているけれど、市場周辺は道に露店がでて賑わっている。町中は軽食系のファーストフード店ばかりで、これだ!といった食堂やレストランが見当たらない。

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サバとイワシの中間くらい。店のオヤジに、「日本語でサバ!って言うんだよ!」と説明するが、あんまり理解してくれなかった様子。

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チュニジア人はボラを食べるみたい。

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ぶらりサンのブログにもあるけれど、市場の食材の充実度に比べ、町中の食堂なんかのメニューがどうも今イチ。

まあ、そんな中途半端な町をフラフラ歩きをしているうちに中心部にようやく辿り着く。時計台やら、有刺鉄線そばのカフェやら、反カダフィのリビアを支援する集会やらの前を通ったりする。観光案内所はお休みだった。

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本格的に市内散策やらチュニジア郊外の旅をどうしましょうかと思い、町で地図を手に入れようとするけれど、大きな書店は閉まっており、開いていた小さな本屋の地図はチュニジア全土のポスターのみ、これでは仕方が無いのでもう一度宿に戻る。

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座っている場所からカフェ側を見るとこんな景色。

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大通り側はこんな。

情報を仕入れ直して、トラムと郊外電車を乗り継いでカルタゴ(カルタージュ)の遺跡に。

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旧ベンアリ宮殿。


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塩野七生の世界観を知らない人間なのでローマに滅ぼされた遺跡を見てもグッと来るものは無しだなぁ、好きな方すいません。そいういえば、チュニスのメディナ/カスバも城壁らしい城壁が現在の市街に飲み込まれてしまって今イチだった。

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何か変な空気。

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ただ、チュニジア人の大部分は遠巻きに状況を見守るといった様子。

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またまた市内に戻って、マリーナ駅からメディナに向かって大通りを歩いていると変な空気。不安げな表情の人々が遠巻きに何か見ており、カフェやらレストランが、一斉に店仕舞いしてる。どうも、小さなデモを警察と軍が制圧しようとしている様子だ。デモ隊は一気に散らされてしまったようだけれど、なんだか大通りにいるのは不味いような空気になってきたので、締まりかけのカフェに逃げ込む。

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このカフェから、男性が一人連行されていってしまった。。

警棒や盾を持った見た目100%の警官もいるけれど、私服警官が人ごみの中にもいて、その私服警官は、目出し帽とサングラスをいつの間にか装着し、カフェに逃げ込んだデモ隊?の男性を角材で殴って連行していく。

他の私服警官が、自分を含めたカフェの客の一人一人の人相をチェックして、次のカフェに向かってゆく。目出し帽とサングラスの私服警官、連れて行かれる男性。ヘラヘラとカメラを向ける事なんてとうていできない。

大通りのカフェの給仕や客をはじめとした市民の殆どは、この様子を遠巻きに見ているだけだった。目の前で護送車に何人も人が叩き込まれ、軍の装甲車がデモ隊?を蹴散らす光景ってのは、見ていてキツい。

今日これまでブラブラしていて、警官や軍は要所要所に配されているものの、町を散策してすれ違う軍人や兵隊は気さくで、手を振ると振り返してくれたりして長閑なもんだったんだけど。。。独裁者がいなくなっても状況が変わらないストレスや、隣国の緊張などがあって、まだまだ平穏にはほど遠いのかもしれない。そもそも革命のあとの道筋って、世界にもあんまり認識されてないよな。

大通り周辺は不穏な空気な上に店が閉まってしまったので、少し離れた食堂でサンドイッチを食って仕切り直し。

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宿に戻りつつ都市囲郭の残滓を辿ろうと思い、今までとは違った門からメディナに入ってゆくと、男達が何やら集まっている。さっきのデモ隊の人たちが逃げ込んだのかと思い、気合いを入れて見に行こうとすると、なんとただの赤線通り。

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この向うに赤線が。元気なアラブの男、元気なアラブの女の肉弾戦が展開されております。

ただでさえ濃いアラブの女が、キッツイ化粧に香水のフル装備でクネクネしてる!我が愚息はアラブの女戦士を前にし、こ猛々しい事になっている事と思いきや。。。。

萎縮してしまって。完全シュリンク退却状態。赤壁ならぬ、チュニスの赤線の戦いで痛恨の敗北を喫す。そうそうに退散。

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宿に戻ると、何やら宴席の準備を宿の中庭で初めていて、しばらくすると音楽が流れて来る。いつの間にか宿の中庭が大人数のチュニジア人女性達で埋まり、アラビアンな生演奏に合わせ、チュニジア美人の皆さんが艶かしく踊ってる!ぬぬ!チュニジア美人。。。イイ!

女性がほとんどの宴なので、普通の洋服の女性から、アバヤにスカーフ姿のおばちゃんなんかも興に乗って踊りだしたりして、ノリが良い。素晴らしい。

今踊ってるあの素敵な方、そう肩と背中がザクッと出てるドレスで、腰を揺らしてる貴女!そう貴女が。。がさっきの赤線にいたら。。。とか下衆な事を思う。あ、やっぱりオレ最低だなぁ。

ということで、数曲鑑賞させていたいて、手拍子と拍手を送って退散。今日はなんだか逃げてばっかりだなぁ。

私服警官に睨みつけられ、赤線のギトギトの娼婦に投げキッスで茶化され、チュニジア美人の艶かしさに胸キュン。それらが数時間のうちにたて続きにおこり、チュニスの一日目が終わる。

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