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ブバケ島に向かう船上で。。。

ブバケ島に向かう船上で。。。

 ---ビサウからブバケ島へ / Bissau to Ile ha de Bubaque---

このエントリーでも、

「担ぎ屋のおばちゃんの歌声を子守唄にしながらブバケを目指し」

と書きましたが、その時にiPhoneの録音ソフトで一部収録し、Youtubeにアップしたので、本日の予定投稿はギニアビサウの民謡を!

動画編集、音声コントロール技術ともにゼロのため、いろいろ写真を載せたかったのですが、重くなりすぎてしまい、結局色気のない動画といより音声+画像になりました。すいません。エントリーとブバケ島でのドタバタなどと併せてお楽しみ下さい。

ギニアビサウにほんの少しでも触れて頂ければ!


ガブウ → コナクリ(ピッチ=フラモリ国境経由)前編 / Gabú to Conakly via Pitche=Foulamory Border The first Part

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伊集院の深夜の馬鹿力を聞きながらギニアビサウ=ギニアの国境越え

ガブウ → コナクリ(ピッチ=フラモリ国境経由)前編 / Gabú to Conakly via Pitche=Foulamory Border

まずはロンプラの、ギニアビサウの出入国の項。

Land
GUINEA

Bush taxis usually go to the border daily from Gabú and Koundara (US$5). It can take all day to cover this 100km stretch. A less- travelled route, open only in the dry season, links southeastern Guinea-Bissau and western Guinea via Quebo and Boké.

とある、南のQuebo and Bokéルートは自信がないので、メインのルートを選択する。

ロンプラの地図を見る限りだと、

Gabú - Pitche - Kandika - 国境 - Koundara

というルートになり、Koundaraから先は北西ギニアの主要都市、Labeになんとかたどり着こうぜ!な旅になりそう。だけど、どうも所要時間が分からない。未舗装の道路を含め、500-600キロはありそうだ。一日でLabeまで!とはいかずともできる限りどっかの集落に日没前に!と思い、早い出発の乗り合いタクシーに乗るべく、6時起きでGabúの乗り合いタクシー乗り場に向かう。

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が、ギニア方面の乗り合いタクシーを当たっていると、なんと国境を越えるどころか、コナクリまで直通の乗り合いタクシーが出てるという。おお正に僥倖!これぞ渡りに船!と思い、サクッとチケットを購入。所要時間も24時間くらいで、このGabúを出発した丸一日後にコナクリに着くよ!とのこと。車中泊かどこかの村で適当に寝るのか分からないけれど、24時間はありがたい。これなら明日の日没前にLabeどころか、コナクリにたどり着ける!

と、ガッツポーズをしたモノのそこは西アフリカ、そう甘くない。

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マフェ 60円

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女の子が転んでお米をぶちまけてしまうが、近くの大人が助けて上げる。

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タクシー乗り場には勇んで朝の7時に到着し、すぐに乗り合いタクシーは見つかってチケットも買った(12,000CFA/荷物代1000CFA合計約2,600円)のに。。。出発はなんと午後3時。実に8時間も田舎のバス停で待ちぼうけを喰らわされた。

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見るからに狭そうな。。。

待ってるだけで、ケツが割れるくらい疲れてしまったのに、これから更に24時間の移動か。と思うとクラクラしてくるが、移動時間の長さ以上に厳しいのが、車内の狭さ。

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ディスイズアフリカ

我々をコナクリまで運ぶ乗り合いハイエースは、ロングバンタイプでも何でもないのに、なんと3-5-4-4-4、5列20人乗りという嘘のようなシート配列!運転手とアシスタントの席を除くと18人の乗客を乗せるらしい。本来は4列各3人掛けが基本なのに、シートピッチを狭め、一列に4人を座らせる、人を人とも思わぬ詰め込み式。

いくらハイエースが優秀な車だとしても、大人が20人はキツイ。出発して15分、残り23時間45分の段階で、お尻が痛い。。。。待ってグッタリ、乗ってゲンナリ、コナクリに着いたときまともな骨盤と背骨でいられるかが心配な旅の始まり始まり。

走り始めてさっそく、驚き。。。

ビサウ/Bissauからガブウ/Gabúまで何の問題もなかった路面が、Gabúを出た途端に、対戦車地雷がしかけたあったのか?くらい巨大な穴だらけとなり、その穴を避けての運転となるために、まったく車のスピードが上がらない。ロンプラの地図を見る限り、国境までは約100キロ。平均時速20キロ位で進む寿司詰めハイエースは、明るいうちに国境を越えられるのか?と心配していると、2時間ほどで、ピッチ/Pitcheという街道筋のぱっとしない町で停車。

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Pitche

スピードは出ないし、チェックポイントかよ!と思っていたら、なんとそこが出国審査。どうやら、

Gabú - Pitche - 国境 - ギニアのどこかの入国ポイント

に向かうルートをとるらしい。

ピッチ/Pitcheの出国審査では、他の乗客は1000CFA程度を支払っていたけれど、外国人の自分には請求無し。西アフリカの国境は賄賂やらの請求が厳しいと聞いていたけれど、ギニアビサウ出国まではまったく問題なかった。良かった良かった。

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さて、このピッチ/Pitcheで街道から脇道に入る。道は安定したダートといった感じで、水道管が通っている箇所を除いては順調。簡単なチェックポイントが二つほど有り、しばらくすると国境?の川(Rio Seli/セリ川という名前らしい)。

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ガブウ行きのハイエース。傾斜がきついので乗客も総出で押す!

渡し船があるなぁと、川への急なスロープを上るハイエースなんかを眺めたり、尾びれの赤い小魚が餌をとる様子を眺めていたりすると、我々のハイエースが渡し船に積まれ、ギニアビサウからギニア側に向かう番。

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が、こいつが渡し船でなく、人力で鎖を引っ張り向こう岸に向かうというもの。男性乗客はもれなく鎖を引っ張る事になるようなので、渡し船の端で川から引き上げた鎖をそのまま引っ張って、もう一つの端から川に投げこむとい。楽しい。 後編に続く。。。




ブバケ島脱出 ビサウ経由ガブウ / Escape from Ile ha de Bubaque ! and then to Gabú via Bissau

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ブバケ島脱出 ビサウ経由ガブウ / Escape from Ile ha de Bubaque ! and then to Gabú via Bissau


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朝、波止場に出かけると支柱の張り紙に、「HORA DE EMBARUQUE 10 HORAS」の表記。10時頃からビサウ行きの入船が始まる様子。最後の身支度をして食事をとり、少し早めに船に乗る。二等で十分だったのだけれど、5,000CFAの一等(二等3,500CFA)を勝手に割り振られる。

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5/18日の写真だけど。この子の魚釣りに対する情熱はちょっとキュンと来てしまったので。

船から外を眺めていると、ニート仲間のマイティが波止場まで見送りに来てくれた。昨日も少ししか話を交わす事ができなかったのだけど、憎めない奴というか、モヤモヤが出航まで残っていた自分が情けない。

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「次来たときは、もっと小遣いはずむからしっかりガイドしろよ!メール寄こせよ!」

「NOKIA(海外に行ったときの運び屋のニックネーム)!もちろんだ。」

みたいな会話をして別れる。そして汽笛が鳴って出航。

こういう幕の閉じ方は、失ったと思い込んでいたモノを良い思い出にしてくれる。色々あったが、マイティと仲間やオバサンに感謝だ。

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30年選手の「EXPRESSO DE BIJAGÕS」号は途中、イルカを従えたりしながら、順調にビサウに向けて航行。乗客は、金曜日ビサウ発、日曜日ブバケ発(この日程だけ固定)のこの船で、この島にリフレッシュに来るような乗客が多い様子。一昨日、船が波止場に着いたとき、船から降りてきた人達が沢山いる。

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軽い食事やドリンクを出す売店も開いていたけれど、本を読んでいるうちにビサウに到着。魚市場やブバケ行きの際に利用したボートや、小さな漁船が横付けする波止場と違い、大型コンテナ船も接岸する波止場の西の桟橋に到着。所要時間は4時間弱だった。

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予想より早くビサウに着き、まだまだ2時過ぎ。ビサウに泊まる予定を変更し、そのままギニア国境への起点の町ガブウに向かう事にする。

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ガラーン。ビサウ中心部なんだけど。。

港の近くで空っぽのタクシーを止めてしまったため、言い値は1500CFAと高かったけれど、「ガラージュ ア ガブウ(仏語w)」と告げると、ほいきた!みたいな感じで、10分くらいでバスターミナルに乗り付けてくれる。お、調子イイ!

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バスの中は死ぬほど暑い。

ターミナルでも出発寸前のガブウ行きのバスを無事キャッチ!出発間際だったために、うまく荷物代を請求してくる盆暗共をいなす事ができ、座席も最前列。約200キロの道のりを、ロンプラ記載で4,000CFA/6Hrsの所を、2,000CFA/4Hrsであっさりガブウにたどり着いてしまう。

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ガブウに到着!

まだまだ日没前。

これなら、ジガンショーを朝出発しても十分にガブウまでたどり着けると思う。ロンプラ記載より、状況が良いのは素晴らしいし有り難い事なんだけど、ちょっと拍子抜けするなぁ。

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宿に荷物を放り込んで、街道沿いのガブウの町を歩いてみるが、歩いているうちに日没が迫り、これだ!という食堂やら屋台やらを探してみるが、山羊焼の屋台しか見あたらなかった。

バナナケーキと笑う牛のチーズを買って宿に戻る。ギニアビサウ最後の夜は、それらを水で頂き、最後に経口マラリア予防薬で締め!ななんとも悲しい晩ご飯だった。

ガブウの町の人のあたりは柔らか。笑顔に笑顔を返してくれる人が多く、アラブの血が入った商売人(モーリタニア人?)がこの町かなり幅を利かせているように感じた。

ブバケ島 7日目/ Ile ha de Bubaque Day-7

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ブバケ島 7日目/ Ile ha de Bubaque Day-7

釣れない釣りをしたところで、ストレス発散や憂さ晴らしにもならないので、今日は宿で本を読んだり、iTuneに溜まっているラジオを聞き流したりして過ごす。

宿の向かいの雑貨屋兼食堂で出てきたセネガル料理が絶品で、心と体がほんのり回復する。出汁が効いた炊き込みご飯に、魚と野菜がのっかったぶっかけ系ご飯で、名前はテビジェンというらしい。

夜にサブサハラに入ってから初めての雨。

今日は一日静かに過ごし、それなりに切り替えができてたのだけれど、島でモタモタしているうちに雨期がやってきてしまった。

せっかく旨い飯でテンションが上がったのに、クールダウン。

ニシアフリカの「ニ」の字も旅していないうちにこの調子で大丈夫なのだろうか。。。ま、兎に角。兎に角マリまで頑張って辿り着くぞ!


ブバケ島 6日目/ Ile ha de Bubaque Day-6


クーリエ株式市場、西アフリカ株の値動き。

ブバケ島 6日目/ Ile ha de Bubaque Day-6

結局、コナクリ行きの船は今日も出ない。

言い訳は聞き飽きた。

一昨日の段階で変な空気だったし、昨日一緒に波止場近くのコナクリ行きの船頭やらと話をしている雰囲気も怪しい感じで、覚悟はしていたが、マイティ君のコンダクトの酷さには言葉も無い。

それならそれで最初から説明してくれればいいし、一昨日の段階で、「残念ながら、いつ出港するか分からない。」って言ってくれれば腹の虫も収まって、プランを組み直す事もできたんだけど、一週間引っ張って「予定は未定」はないだろ。ディスイズアフリカ!以下だぞこりゃ。

高くてボロいゲストハウスを紹介されたのも、一度船が出なかったのも、家族に不幸があったからお小遣い頂戴!も、ガンジャをふかすのも大目にみてやったけれど、マイティ君、こりゃ駄目だ。性根は腐ってなさそうなのだけど、君を頼っていてはまったく動けない。チーターもびっくりな

「0歩進んで、0歩下がるぅー♪」

状態だ。今回もお馴染み、脳内キンキンの

「コナクリ。。。。ハイっ消えたぁー、ハイっ、7日間無駄止め!」

な切り口上がリフレインする。

ボートのオーナーや、コナクリ人とゴニョゴニョやっている駄目ニートを放置して宿に向かう。

当初の予定通り、シガンショーの宿で推薦された宿(ま、おんぼろゲストハウスから移動して既に泊まっている宿なのだけど)に2泊程して、再度ビサウに戻り、気合いを入れてコナクリを目指すべきだったなぁ。

郷に入っては郷に従えだし、あんまりバリアを作ってもつまらない。当然今現在起きている出来事だって、「アフリカの島で、スタックしちまってよぅ」なんていう笑い話にいつかはなるのだろうけれど、そこはガラスの心臓をもった中年旅行者。信頼してみたアフリカ人が駄目すぎたショックと、それ以上に駄目な自分に愕然とし、

「一人っきりになりたい症候群/リーヴミーアローンシンドローム」

を発症してしまう。宿に再再々チェックインをし、引き蘢る。

マイティ君は宿に謝りに来たけれど、自分自身が人に何かを言う程出来上がってる人間じゃなく、何か話しているうちに余計な事まで彼に打ちまけてもしまいそうだ。そんな事をしたところで状況はひとつも良くならないし、自己嫌悪しか残らない。少しだけ会話して送り返す。

駄目な大人二人がが駄目な会話をしている横を、小さな妹を背負っておつかいから戻って来る女の子が通り過ぎる。

「お詫びにアワおばちゃんに何か作ってもらうよ。来てくれよ」

なんてマイティ君は言うが、今は部屋の隅で体育座りし、ぼんやりしたい。今すぐすべてを水に流して誘いに乗っかる程自分の菩薩度は高くない。

因みに、コナクリ行きのボートルートが駄目な以上、ビサウに戻らなければならないが、今日はもとより、明日もビサウ行きの船が出るかどうかも怪しい。おそらくこの島を出るのは明後日。。。うーん、更に2日この島にとどまらなければならない。いっぱしの旅行者を気取りでマイナールートにトライしようとしたらこの有様だ。。。トホホ。

シャワーを浴びてすっきりし、新鮮なマンゴーを頬張って午後はまたまた釣れない釣りをして過ごす。ホテルは値段の割に快適だし、失望は大きいけど体調は万全。ここで焦って病気になったら、西アフリカの思うつぼだ。のんびり行くしかない。

嗚呼、こういう思い通りに行かない夜は、日本の食い物や日本の生ビールが殊更恋しくなるなぁ。


ブバケ島 5日目/ Ile ha de Bubaque Day-5

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ブバケ島 5日目/ Ile ha de Bubaque Day-5

宿の近くのオバちゃんに気に入られ、飯を食いにこい!と何度も誘われていたのだけど、コナクリ行きが延び延びになっている為に、お誘いにあずかるチャンスに恵まれて、オバちゃんの家に伺う。

食事に招待されるって言っても、島のニート仲間も一緒なので、材料費程度の僅かばかりのお金や、洗剤やら石鹸やらをお土産として持参する。こういった食事や民泊させていただいた時のお礼は、招待された方のメンツを傷つけない程度に。。ってやつですね。

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本日は、セネガルがオリジンのアワおばさんにセネガンビア名物、マフェを御馳走してくれるとのこと。ランチは1時だよと言われても、まあ、出てくるのは3時半くらいだったりする。

マフェが出てくるまで、ギニアビサウの特産とも言えるカシューフルーツのワインをグビグビやりながら、この辺りの海で見かける小アジ程度のジャファルの唐揚げをつまみ、のんびりと待つ。

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マフェは潰した豆とパームオイルのハーモニーな料理。濃いめの料理を白いご飯で食べたり、スパイシーなカレーに慣れている日本人には若干の物足りなさがあ るようにも思うが、今回ご馳走していただいたマフェは、先ほどもつまんでいた揚げジャファルが中に入っており、物足りなさをそこそこ補ってくれた。お盆丸 ごとマフェをニート仲間と難なく完食する。

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おばちゃんにお礼を言うと、食いっぷりが嬉しかったらしく、晩飯も食いにこいと誘われる。

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晩ご飯の時間まで島をニート仲間と散歩。一度宿に戻って荷物をあらため、波止場の近くの釣りキッズ達にルアーをプレゼントする。多めに持ってきた服も、交換したり上げたりして荷物が軽くなってきた。

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波止場近辺でのマイティと船乗り達の会話の歯切れが悪いのが気にかかるが、知らないふりしておばさんの家に戻る。

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マフェに引き続き、晩ご飯として出されたのは、引き続きぶっかけ飯系のソパカンジャ。ガンビア名物のオクラスープぶっかけご飯です。ニート仲間は、料理が 出てくる前から日本では御法度なものをくゆらせていたからか、料理の名前を聞いた時、スーパーガンジャに聞こえてしまった。

まあそんな駄洒落みたいなアレやこれやは良しとして、どうもこのソパカンジャってのは、ガンビアのバッラでも食べたけれど、スープにコクや旨味がなく、マフェ以上に物足りないんだよなぁ。何というか、旨くも不味くもない分、食べてて楽しくない。

ま、もちろんそんな素振りは一切見せず、今回もまた陣取り合戦系お盆飯を割当以上に平らげる。

ニート的歓談を夜中まで続け、頃合いを見計らってアワおばさんにお礼をし、宿に戻る。宿に戻ったのは11時過ぎだった。

ブバケ島 4日目/ Ile ha de Bubaque Day-4

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ブバケ島 4日目/ Ile ha de Bubaque Day-4

西アフリカの人々は、日本人の感覚からすればかなり気楽に国境を越えて往来している感じがあるけれど、行き来するのがしんどい難所がいくつかあり、ビサウーコナクリ間もその1つ。

ギニアビサウとギニア(コナクリ)は隣同士。首都間の直線距離は300キロに満たず、どちらも大西洋岸に面している。けれど、両国の海岸は沼沢地や熱帯のジャングルであることに加え、大きな川が流れており、残念ながら首都同士を結ぶ真っすぐな道がない。

沼沢地や熱帯のジャングルを迂回するメインルートはロンプラ換算で2泊3日。沼沢地の小集落を辿るルートは、アドベンチャーに満ちて魅力的だけど、やはり2泊は最低かかりそうだし、個人的に体力と根性に自信が無い。

荷物が軽ければトライするけれど、釣り具やらが満載で、重い。乗り換えの度に小銭をせびられたりでイライラするのもアレだ。。。なんだか面倒だなぁ。。。。

と頭を悩ませていた矢先、ブバケ島行きの船で出会ったガンビア人のマイティーに「ブバケからコナクリまで船があるよ」というロンプラにも載っていないルートを紹介された。

そのルートなら、再度ビサウに戻る必要も無いし、所要時間はブバケでゆっくり船を待ってコナクリに向かうのも、一度ビサウに戻ってコナクリを目指すのもだいたい同じくらい。よし、ボートでコナクリを目指すか。一日半という所要時間でどれだけ消耗するかが勝負かなぁ。

ということで、最終的に今回はステップのギニアロードでも、沼沢のギニアロードでもない、海のギニアロードを選択した。

で、ぼんやり出発を待ってようやく今日はその出港日。

昨夜は少々ドキドキしてしまって寝ることができず。夜中に一度起きて、パッキングし直したりした。。。ったく、子供の遠足かよ。。。

当日は、待ち合せしていたポリスオフィスに出向き、イミグレーションの出国許可を受ける。*

が、その手続きをする前に、自分のパスポートを観たポリスが、何故かギニアコナクリのビザがないと勘違いし、パスポートを取り上げられてしまう。らららら?

その上、小さな島の小さなポリスオフィスはちょっとしたいざこざの「お白州」の役割を果たしているようで、ちらっと自分の相手をしたあとは、私が訪れる前に始まっていた家の修理代を払う払わないのいざこざの審議/仲裁にポリスが戻ってしまい、その裁きに区切りがつくまでかなり時間がかかってしまう。

そのお裁きが終わったあと、ようやくパスポートにビザが有る無し問題を説明して、事無きを得、パスポートを返してもらい、ようやくイミグレーションのオフィサーを呼んでもらう。しばらくして現れたオフィサーにようやくスタンプ(ポルトガル語はタンポン)を押してもらって解放。急いで宿に戻る。

荷物をピックアップして、波止場近くの食料品店で、一日半分の食料と水を新たに買い込み、予定ギリギリの時間にコナクリ行きの集合場所に辿り着く。

が、

「今日は、荷揚げ荷降ろしに時間がかかってて、明後日の出港!」

とのこと。

なんだよ、潮待ちとか夜の出港とかなら分かるけど、なんだよ明後日ってよぉ!うおおおおおぁえあ!ここまで船探しやら、ポリスオフィスで苦労したのが水の泡か、ぐおぉ。

高ぶってたテンションは急降下、正直、塩振蛞蝓状態。気分はグズグズ。そもそも明後日の出港というのも至極怪しい。西アフリカに来たなら、西アフリカ脳や、現地のスピードに合わせなくちゃいけないのは理解しているけれど、アフリカで交わされるmaybeやprobablyって言葉やゼスチュアに頼っていたら前に進めないなと、つくづく感じ、肩を落とす。

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まぁ仕方ない。逆立ちしたって船が無ければコナクリには行けない。

切り替えて、宿に戻り再チェックイン。そもそもビサウ行きのボートも出払ってしまって、今日はこの島から動きようが無い。。。せっかくだから荷解きして釣りに出かける。

が、今日はいつにも増して潮流が激しく、波止場の周囲では渦すら巻いており、釣りにならない。嗚呼、ナルトが浮かんだラーメンが食いてぇ。

いたずら小僧さんが山姥に追っかけられる「三枚のお札」の話で、小僧さんが「大きな川出はれぇー!」と二枚目のお札を投げて叫び、山姥の前にドーンと大きな川を出現させたけれど、目の前の川の流れの猛々しさは、まさにそれを連想させる。

山姥はその水をグイグイ飲み干して、小僧を再度追いかけ始めるガッツの持ち主なんだけど、中年旅行者はボートが無ければ、ただただ途方に暮れてシナシナするばかり。ったく。西アフリカ恐るべし。


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宿に戻って潮流が落ち着いた頃合いを見計らって、波止場に出かけると子供。

彼らと一緒にえさ釣りに挑戦するが、子供等も本日は調子が悪い様子。船着き場は、カシューナッツを乾かし場になってしまって、それぞれ思い思いの場所で釣りをしているらしい。小さなファジャリはいつものように波止場近くに群れていて引っ掛け上げられるけれど、そのファジャリをくくりつけた針に大きな魚が反応しない。

ということで、子供等のサポートを受け、えさ釣りにまで手を出した自分はまたもボウズ。港近くの飯屋が美味しかったくらい!

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なんだか今日のアップデートには、小僧さんやら坊主がたくさん出てきたなぁ。

*ここでは出国審査だと思っていたけれど、ビジャゴス諸島への入域許可的「Entrada」な手続きだった。

ブバケ島 3日目/ Ile ha de Bubaque Day-3

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ブバケ島 3日目/ Ile ha de Bubaque Day-3

本日は宿を移動!3泊お世話になったゲストハウスは、ニート仲間のマイティの友達の経営という事でお世話になったものの、スポンジベッドにコンセント無し、微妙なトイレ、バケツシャワー。それで3泊20,000CFAはないだろ、と思う。

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島は内戦の傷跡だらけ。更地になってしまった区画や、焼け落ちたホテルなど。。酷い。

激安旅を志向している訳ではないので、当初から宿泊するつもりだった、CASA DORAという宿に移動。電気のプラグはあるし、午後3時くらいからジェネレーターを回してくれて充電なんかもでき、毎日ベッドメイクしてくれて清潔。ポルトガル系母娘の経営。シングルユース朝食付きで1泊10,000CFA、ブバケにいらしたら是非どうぞ!おすすめ宿です。

今日は朝から波止場に釣りに出かける。



出かける前にマイティに出会う。今日まで滞在したゲストハウスを紹介した彼に、中心部から離れてあの値段はなくねーか?と問いつめると「ぐふふ、高いよねぇ」だって。ったく。調子いいなぁ。

さて、波止場。

今日はビサウからの通船がはいっており、波止場の子供達は思うように仕掛けを投げたり落とし込んだりできず、納得いく釣りができない様子。昨日は、岸壁にバンバンつり上がっていた魚が今日はゼロ。

そこで、こちらは虎の子のジグを船と岸壁の際に落とし込んでシャクリを入れる。着底させて、少し引き揚げてからのシャクリに効果があるらしく、昨日の羽無しトビウオがすぐ掛かる!

が、魚が見え、釣り上げようとする所でバレてしまう。ガッデム!すぐさま同じ場所に放り込むと、スイッチが入ったのか、またヒット、がまた外れる。もう一度ヒョイ、ヒット!が、またまた外れる。。。

オーディエンスの子供や大人は大笑い。

へったくそだなぁ、あのシロンボ*状態。

ロケットみたいに俊敏さで、中層以下からグワッと上昇して小魚の群れに襲いかかる羽無しトビウオ。釣り方や習性は分かったのだけれど、釣り上げ方が分からない。

うーん?口が弱いのか?フックを吐き出すのがうまいのか?

ということでフックをトリプルフックに換え、もう一度放り込む!これで逃げられねーぞ、羽無しトビウオめ!と思ったら。。。

一頭目が地球を釣り上げてしまい、ウンスンやっているうちにバチッとラインが切れ、痛恨のロスト!!!!

ぬぉおおぁえだえあお〜!満潮時の波止場だと、ジグ無しでは釣りにならねーよ!嗚呼!

またまた、子供等に大笑いされる。

大潮なんかで、海底が見えるような事があったら、ジグを探し出して使ってみてね。新宿の上州屋ってところで買ったやつだからね。

あー、悔しい。シングルフックできっちり針がかりさせる技術があれば、俺だけ「釣れ過ぎ君」になって、島の皆にやっぱ日本人はやるな。。と、一目置かれたかもしれなかったのに。

失意の午後は、ポリスオフィスでの出国手続きのプロセスと、コナクリ行きの船の情報を再確認して終了。

夕方になって、引き潮になった波止場の様子を見に行こうと出かけると、途中で、ニート仲間に誘われる。そこでそのまま晩ご飯。

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晩飯くらい振る舞って差し上げたかったのだけど、店のお姉さんがほんの少ししかお金を受け取らない。ニート仲間は、受け取らなかった分のお金でボラのような魚やら、カシューフルーツの発酵飲料なんかを山ほど買って来る。すごいねぇ、1000CFA(200円くらい)で魚6匹に発酵飲料は5Lくらい?

魚はお店のお姉さんの好意で焼いてくれるし、店に出入りするオッサンや兄ちゃんも気のいい奴らばかりで楽しい。ブバケ島のニート仲間は一回り年下くらい、学校は出たけど、なかなか仕事が無いといったアフリカが抱える苦悩そのものなんだけど、それなりに楽しくやっている。

ここでお決まりの日本人が失った何かを。。。なんて偉そうに宣うつもりは無いけれど、こういった時間を過ごすと、金なんてほとんど無かったのに笑い転げたりした学生時代やらを思い出すなぁ。

*ブバケでは子供等に、シノワ!/中国人よりも、ブランコ!/白人と呼ばれる事が多い。



ブバケ島 2日目/ Ile ha de Bubaque Day-2

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ブバケ島 2日目/ Ile ha de Bubaque Day-2

本日はニート仲間のマイティーにバイクをレンタルしてもらい、島の南のビーチに向かう。目的は釣り。遠浅のビーチにリーフがミックスされるパターン。海が荒れたら波乗りもできそうなナイスなシチュエーション。でもカレントがきつすぎるかなぁ。。。

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さて、ごしごし立ちこんで、本格的アフリカフィッシングを開始!数投目にガッツーン!とヒット。が、右に左に走られているうちにバラしてしまう。フックがバーブレスだったのを後悔。。。。。

ああ、アフリカ初ヒットだったのに。。。。

その後はカマスにリーダーごとぶった切られたり、とっておきのラパラをデカイのに一発で持っていかれたり等々。。。。いつもの駄目フィッシャーマンぶりを発揮。

このあたりの浜も潮位差が激しく、いったん引き始めると、あっという間にリーフが顔を出す。そのリーフを伝ってちょこちょこやっていると、25センチ位のハタ。をようやく釣り上げる。せっかくショアに立ち入ってるのだから、小さなカスミアジなんかをつりあげたかったけれど、まあ良しとしよう。

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で、魚を預けマイティーに預けてしばらく釣りを続けていたのだけど、なんだかあっという間に焼いて食ってしまったらしく、釣り上げた魚の写真は、骨と内蔵だけ。潮溜まりに投げ捨てられ、潮溜まりの小さな魚に啄まれてました。

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ご馳走様でした?

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カシューを絞るところ。絞りたては乳酸飲料のようで美味しいが、すぐワインになってしまうらしい。

カシューの果樹園で軽く社会科見学してから宿に戻り、船着き場に出かけてみる。なんと、船着き場で子供達が、苦労して島の反対側まで出かけた馬鹿をあざ笑うかのように、鰊とも羽の無いトビウオのようにも見える魚をバンバン釣り上げている。

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その釣りが何とも原始的。

まずは、トリプルフックを波止場に集まっている魚の群れに投げ入れ、鋭く引き揚げる。すると数回のうちに一度は、不幸な小さな魚が引っかかってしまう。その魚はすぐさま、別の仕掛け、といっても大きめのフックとラインだけ。。。にひっかけられ、海に投げ入れられる。

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小魚は5-10センチくらいとサイズはばらついているものの、日本でも見かけるサッパのようなシェイプ。二回も針をかけられているので、弱り気味。力なく回転するように沈んでゆき。さっきの羽無しトビウオにタイミングが悪く見つかってしまうと、ガツーンと食われてしまい、それをビュビュビュっと子供等が引き揚げる!という仕組み。

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潮通しが良い場所のストラクチャー、そこに集まる小魚、それを追う中型フィッシュイーターといったところかな。海の色が変わるくらい小魚が群れているので、子供等がバンバン釣り上げた所で、小さな魚の群れも大きな魚の群れも波止場を離れない。うーん、面白いなぁ、ビサウの海はゆたかだねぇ。。。と、飽かずにみていると、子供等が歓声。

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なんだなんだと、覗いてみると、大物がかかった様子!あ、デカイ!おおおおおおお!凄い凄い凄い!年長者がサポートに回り、ギャフも使わずに目玉の大きな体高があるアジを引っこ抜く。GTじゃないけど、よくこんなのを針と糸だけで釣り上げるなぁ。凄い凄い!子供達のテンションも最高潮!あ、俺も最高潮。

そんな事をしているうちに、少し波止場からはなれた浅瀬で、今度は猛烈なナブラ!浅瀬に小魚を追い込んでバッシャンバッシャン海が泡立つ。なんだろ?GTとかじゃないの?じゃないとあそこまで泡立たないよな。。釣り竿を持っている最年長者が、間髪を入れずにそのナブラに向かったり、近くの釣り好きなオヤジが家から出てそのナブラに向かったりする。そんな光景が楽しい。

明日は、宿を波止場の近くに移動して、フレキシブルに対応してやる。そして少しは釣ってやる!

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伊集院(旧姓 田中健)は神奈川県の親戚にKENBOと呼ばれていた。

夕方に、週一便と思っていたビサウとを結ぶ船が入ってしまい、波止場周囲の状況は少し変わってしまうかもしれないけれど、明日明日!頑張るぞぃ!

ブバケ島 / Ile ha de Bubaque

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ブバケ島 / Ile ha de Bubaque

魚の気配のしない宿の前の海でルアーを投げてみるが、反応無し。残りの時間は、海岸の木陰でカサカサと音を立てて砂を頬張るシオマネキと話をして過ごす。これまでと、これからの人生について、イスラムとキリスト教、好きなメスのタイプ等々。

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鯔飯

あらら、隣のお兄さん達がくゆらす、あやしい伏流煙を吸いすぎたかな。

ま、そんなんで何もしないうちに日が沈んで一日が終了。ヘビー級のゴキブリが部屋を這い回るのはなんとかして欲しいけれど、夜は海風が入ってくるので過ごしやすい。この季節のブバケは蚊もいないらしい。

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