ブータンに行こう / Let's Go to Bhutan
ブータンに行こう / Let's Go to Bhutan
私のような一般的な旅行者が、思い立ってからブータンにたどり着いたまでをザーッと書き記し、個人手配でかかった費用やらをアップします。
安くはないですが、ブータン旅行は決して高くないですよ。よく分からない(と思われてしまってる)滞在許可/ビザ発給はデータ転送で全て完了するし、一番大変な手配は、東京三菱銀行に出向いて海外送金するくらい。
短いブータン滞在なら、手配もそんなに難しくないと思います。最短で、思い立ってから15日後、オフシーズンなどであれば、約10日でブータンに行けると思う。言い過ぎ?
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思い立ってから出発まで
*旅行会社問い合わせ、航空券手配、ビザ発給、日程確認、料金振込
1,出発1ヶ月前くらい
空路でのブータン入国が一般的。ブータンのパロ空港へアクセスがあるのは、インド(コルカタ、グアハディ)、ネパール(カトマンドゥ)、バングラデシュ(ダッカ)、タイ(バンコク)。
2,出発20日前くらい
航空券を安くしたかったのだけれど、バングラデシュ、インドはビザ取得の時間がとれないので却下。友人とも会う事ができるバンコクを選択。バンコク行きの航空券をある程度確定。
3,出発の18日前くらい
Druk AIrのホームページで、バンコクからのフライトスケジュールを確認し、
「7/31のKB131便でバンコクからパロ入り、8/3KB140便でパロからバンコクへ向かう3泊4日の日程で旅行者は自分一人、手配可能でしょうか?」
とブータンの旅行会社にメール。
4,出発の16日前くらい
旅行会社からメールにて回答。航空券の仮予約を済ませ、ビザ取得に必要な書類の案内が返送されてくる。
//1// パスポートコピー(デジタルデータでOK)
ブータン出国時に有効期限が6ヶ月以上あることが必要です。
//2// 証明写真(デジタルデータでOK)
//3// 旅行お申込書兼ビザ申請必要事項記入用紙
連絡先など、通常のビザ申請、入国書類の内容と同程度
日本の会社に依頼したため日本語入力。必要事項を
メールの空欄に記載して返信するだけ。
すぐに必要事項、データを添付し返信。
4,出発の15日前くらい
メールにて、ビザ申請に必要なデータに問題ない旨と、3泊4日の日程でのモデルプランの提示。請求書、払い込み方法の案内。
3泊4日だと、ゴールデンルートというか、西部の見所を回って丁度くらい。パッケージツアーで来られていた方とも訪問の時間が多少ずれるくらいでほぼ同じ内容でした。
細かいところでは、「英語ガイドにてご案内させていただきます」ってのがあったけれど、僕は英語の勉強のつもりでそのまま。モデルプランもタクツァン僧院とゾンがキッチリ入っているのでOK。それでお願いしますと伝える。
5,出発10日前
料金の誤差訂正があったものの、請求額は航空券を含め1417ドル。1ドル80円位だったので、円換算は113,076円とちょっと。
振り込み人が本人でなくても良いと確認をした上で、中野基地の隊長に託していたお金が、日本の三菱銀行から振り込まれる。三菱銀行で送金すると、手数料合計で7,000円。合計120,076円でした。
中野隊長ありがとう
6,出発6日前
旅行会社から、
ビザクリアランス(ビザ発給整理番号)
Druk AirのE-ticket
がデータで送られてくる。これを必ずコピーしてバンコクのカウンターへ!とのこと。テンション上がるぜ!
7,出発0日前
全く問題なし!
無事にボーディングパスを発券されブータンへ!バビュッと飛びましたとさ。空港ではアライバルビザカウンターなどでなく、簡単な滞在期間などを確認するだけ。事前の情報を裏書きするだけかな?
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以上です。簡単です。
オフシーズンだったことが大きいですが、まずはDruk AIrのホームページで、バンコクなどからのスケジュールを確認しましょう。ここが肝心。以降と本気で思ったなら、そのフライトがとれるかどうかを旅行会社に問い合わせればよし、あとはメールとデータのやり取りでいつの間にか出発日になるかと思います。フライトがとれるなら、ホテルとかは何とかなるんじゃないかな。
また、航空券の値段は、Druk AIrのホームページより、旅行会社を通して購入する方が安くなる事もあり、実際、私が旅行会社に支払った航空券代金は、ネットで表示されるものより2割引きくらいでした。なので、航空券の値段に驚かず、スケジュールが合いそうだったら、旅行会社に電話してみるのもありかと思います。なんか回し者と思われちゃうかな?
私は、クアラルンプールからバンコクに入りましたが、ブータンで3泊4日観光、日本から出発、バンコクは乗り継ぎだけの場合。
1日目 日本各地 → バンコク
2日目 バンコク → ブータン
3日目 ブータン
4日目 ブータン
5日目 ブータン → バンコク
6日目 バンコク → 日本各地
というスケジュールになります。バンコクの乗り継ぎのタイミングがよいものを選択すれば、1日目の夕方日本発、5日目の朝バンコク発、6日早朝日本着も可能です。
Druk Airは、バンコク以遠、バンコクまでのフライトをケアしませんので、乗り継ぎのリスクは自己責任になります。ま、これは当然ですね。
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費用
これはシーズンなどにもよりますが、円高もあり「高いけれど、こんなもんで行けてしまうのか」といった印象でした。
僕も皆さんも気になる、ブータンの、公定料金ですが、
1日あたりでなく、1泊あたりです。
大体の目安がチェックできる、便利なページがありますYO!
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費用が高いか?
一人の旅行
自分に乗っかるガイドさんと運転手さんへの支払いの比重が大きくなるので、宿や料理のレベルが今一歩!になるかもしれません。ただ、激しく融通が利きます。移動はヒュンダイのサンタフェでしたが、移動中は寝てても良いし、途中で止まって下さい!といえばいつでも止まってくれるし。。
二人の旅行
ガイドさんと運転手さんへの支払いの比重はそこそこ、自由度も高く、個人的には一番お薦めな行動単位。山道や悪路な箇所も少なくないブータン旅行では、移動の車がしっかりした四駆ってのは大きいと思います。
新婚旅行、信仰旅行。どちらも可能。宿や料理のレベルも期待して良いし、ガイドさん達には無茶でない範囲で、現地でいろいろアレンジをお願いできると思う。
三〜六人くらいの旅行
宿泊先のホテルや観光地でご一緒する事が多いのが、これくらいのツアー単位。おそらく、パッケージツアーと呼ばれるグループだと思う。ブータンは観光地のレベルが高いので、皆さん楽しそうだったけれど、「民族衣装を買いたい、着たい」「もっと辛い本格的なブータン料理をお願いしやす!」なーんていうことをお願いするのは難しいかも。ハイエースは新型のものが走っているけれど、やっぱり四駆のシートの方がいいでしょう。
七人以上の旅行
団塊世代が日本からの添乗員付きで。。移動はトヨタのコースターとかになります。コースターの窓には、辺境やトレッキングに強い旅行会社の名前が貼られてました。
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早くから出発日を決め、旅のアレンジをキッチリお願いする二人組個人旅行がブータン旅行の勝利者かと僕は思います。
まずは、休みとバンコクまでの航空券を仮押さえし、その上で直接ブータンの旅行代理店にどうぞ。レストランで近くの席になった、民族衣装に身を包んだ新婚カップルさん!ゴとキラがお似合いでしたよ!ヒュー!
最後に、自分が利用した旅行会社さんのご紹介。ホームページにはブータンはネット事情が悪く、連絡がうまくできない事も。。。なんて書いてあるものの、要望などにもすぐに返信をくれ好印象。
ホテルも食事も一人手配の割りには頑張ってくれたかと思います!
ブータンはこれからがシーズンですよ、冷やかしは程々に、行く気がある方は是非お問い合わせを!
うーん、現地ガイドに雇ってくれないかなぁ。
ジデ・ブータン http://www.zhideybhutan.com/
- 2011.08.03 Wednesday
- ┣ ブータン / Bhutan
- 23:53
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- by 運び屋