セーシェル マヘ島 二日目 / Seychelles Mahe Isle. DAY-2
セーシェル マヘ島 二日目 / Seychelles Mahe Isle. DAY-2
セーシェルの主要な産業は観光と漁業。
平らかな場所に乏しく、食料品の多くを輸入に頼る島国セーシェル。ま、そのセーシェルに短いながら滞在し、感じたこと、事前の認識やイメージと違っていたことを書き留めておく。前回のインド洋旅でも、他のインド洋の島とのアクセスが悪かったりで、アフリカ沿岸のインド洋島嶼国となんだか線を引いているような印象を受けたけど、まず、格段に他の島嶼国と比べ人口が少ない。
マダガスカル 1960万人
モーリシャス 129万人
レユニオン 83万人
コモロ諸島 68万人
マヨット 19万人
セーシェル 8万人
参考
モルディヴ 40万人
セーシェルもモーリシャスも同じような国だろうと思っていたけど、大間違い。その差歴然。人口比1:16。インド洋島嶼国や周辺のアフリカの国とのフライトコネクションが悪いのは、距離だけでなく人の往来が実際の所少ないなんてのも原因なのかもしれない。湾岸諸国の航空会社(エミレイツ、カタール、エチハド)が、セーシェルやモーリシャスに、世界各国の観光客やインド方面からの乗客を乗せ、毎日のように飛来してくるのと、島嶼国間での人の移動量ってのは別問題なんだな。と感じる。
南太平洋の島国の航空会社が破綻したのは、こんなところにあるんじゃないのかな?
モーリシャスとセーシェルを一緒に回る新婚旅行を計画していた友人も、セーシェル航空の限られたモーリシャスとのフライトがキャンセルしたりし、泡を食っていたけど、そういうことなのかもなぁ。
セーシェルの国章を参考に、またカジキの絵葉書。。
どっさり送りました。もう、マイナー国巡りも佳境。フォークランド諸島やセントヘレナからもお葉書送るので、欲しいと思ったらメール下さいw
でも、モーリシャスとセーシェルに飛んでくる飛行機の便数は、人口比と同じ、1:16でなく、1:3位?。人口8万人の島なのに、日によってエミレイツのA340が2回も飛んできたりする。セーシェルには僅かながら英国が残した紅茶のプランテーションなんかもあるけど、やっぱり観光業の比重が大きい国だなあ。
食料品の関税消費税(GST/VAT)は175−235%)
何故か台湾啤酒。約180円。麦酒の関税は200%だそうな。
諸物価は高めの関税を反映し、この商品でこの値段?と首を捻るものが少なくない。総じて物価は高い。入国審査も件の通り厳しい。とにかく、外から入ってくる人や物をキッチリ管理している。ただ、少なからずその管理が、国民の生活水準の向上に回されており、セーシェルでは教育と医療は無料だそうだ。
国自体が小さいことが大きいだろうけれど、それが原動力になり、いろんな水準を上げているからか、気の抜けないダウンタウン、ゴミだらけの道の脇といった、貧しいアフリカの苦しさを見ることはほとんど無かった。
クリスマスシーズンという事をさっ引いても、ノンビリして余裕のある人々と触れ合えたし、宿で、イビサから来たスペイン人のコスモポリタンオバサンと語ったり、コバルトブルーの海、照りつける太陽!は無かったけど、最低限な旅はできたかな?
今度来ることがあれば、雨の少ない季節に、釣り道具と、長めの日程。そして、パートナーがいれば最高だなぁ。。なんて思ったりする。さて、次はケニヤ経由で南スーダンだ!
- 2011.12.24 Saturday
- ┣ セーシェル / Seychelles
- 20:54
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- by 運び屋