屏東縣恆春鎮 - 南湾 - 墾丁- 鵝鑾鼻
屏東縣恆春鎮 - 南湾 - 墾丁- 鵝鑾鼻
ホテルのチェックアウトは12時。歩き旅のゴールの余韻に浸ってからもう一度恆春に戻り、シャワーを浴びたりすることを考えると9時に鵝鑾鼻に到着したい。そうなると、ここから20キロ弱なので、5時前に出発だな。そうなると4時起きか。。。なんて逆算し、早めに床につく。
そんな最後の歩き旅の朝の目覚ましが鳴り出す数分前に、ホテルがユワンユワンと揺れた。地震には当然慣れっこだけれど、ぱっちり目覚めてしまうくらいな長い横揺れ。いやでも震災やその後の余震を思い出す。個人的な体感は震度4くらい。もう一段階揺れがきついと、布団をかぶって外に出るか。。と考えてしまうくらいだったけれど、そうなる前に揺れはおさまった。
台湾のヤフーなんかで地震情報を調べるが、直後は気象局のホームページが繋がらず、震源もわからなかった。。。。今日は海岸線を歩くので、震源が海だったら、歩きは中止だなぁなんて考える。出発の準備を進めながら自分と妻のFBを眺めていると、揺れから30分も経たないうちに、台南にいる友人経由で、ビルが倒壊している画像が上がってくる。画像は台南/高雄で、気象局のホームページも見えるようになった。確かに揺れたけれど、ここからそう離れていない台南でビルが倒れるかねぇ。なんて思ってしまう。そして出発する。震源は内陸で警察や消防が海岸線に出てゆく様子もない。
暗い街を歩きながらスマホを覗くと、刻一刻、情報がアップデートされる。台南のIngress仲間も問題なさそうだ。が、やっぱり何棟かビルが倒壊している様子で気分が上がらない。同時に、高速鉄道も止まっているとの情報が入り、今夜臺北に戻れるのか。。なんて考えあぐんでしまい、気持ちが乗らない。。。日の出前に南湾を通過し、墾丁に着いた頃にようやく朝が明け切ったという感じだった。
せっかくの海は海岸線の緑と左側通行がたたって、結局楽しむことができず、台湾最後の50キロは、風光明媚なルートだから。。。付き合ってもらった妻には散々だったかもしれない。。。が、8時過ぎにちらりと灯台が見え、9時少し前に最後の集落にたどり着く。公園経由で最南端の碑にたどり着いたのは9時半。
最後の最後で少し遠回りをしてしまったけれど、妻も足が痛むだろうに、阿呆な旅の最後に付き合ってくれた。ありがたい。
20年前、自転車でこの岬から基隆まで自転車で走ったのだけれど、その時の記憶は全くと言って良いほど蘇らなかった。
- 2016.02.08 Monday
- ┣ 台湾徒歩旅行 / Walking tour in Taiwan
- 23:54
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- by 運び屋