クラサオ CURACAO
クラサオ CURACAO
大熊猫さんに、何もないぞ。。。と釘を刺されていたけれど、
要塞があるので、一応市内に出かける。乗り合いタクシーで
乗客をピックアップしながら中心部に向かうが、雨が少ない
土地柄な上に、住宅地はゴミだらけ、カリブのリゾートでは、
よく見る光景とはいえ、さっそく萎える。
空港→市内は2.5ギルダー、市内→空港は2.8ギルダー
乗り合いタクシーやバスが集まる中心部の外れに降りたつと、
カラフルな建物が見えてくる。まったくこの島には期待して
いなかったけれど、その心構えで丁度良いくらい。
中心部は、内陸側に大きな湾を抱えた出口に位置しており、
両岸に町が位置していることもあり、そこは浮き橋で結ばれ
ている。で、対岸に渡る際、警笛が鳴って浮き橋が動き出す。
黄色い家がエンジンルーム。
だんだん橋が離れてしまい。。
一人分のスペースに。橋の下には船。青い箱がエンジン。
このあと、動画を撮影し、その後の橋。遙か彼方。。
クラサオはオランダの海外領土ということもあって、跳ね橋
なんかも見かけたけれど、橋自体が船になり、時計の針の
ように自走し、船を航行させるとは。。。うーん、これは
面白かった。
こちらは跳ね橋
が、それだけ。クラサオ中心部のウイリアムスタッドは、
コロニアルな町並みが残っているらしいが、パットしない
土産物屋や衣料品店、貴金属店に、アメリカンブランドの
他愛もない店がつらつらと並ぶ程度で退屈きわまりない。
そんな退屈な商店が、カラフルな色彩で彩られているのは、
中身のない人間が更に着飾っているようで、不自然で
なんだか悲しさすら覚える。。。空港の往復を、乗り合い
タクシーでして頂ければ分かると思うけれど、このクラサオ、
郊外が、荒れ果てたゴミだらけな上に、中心部はアホカラフル。
正直、これでは深みや味わいは感じられない。
うーん、もし、この島に来られるのなら、空港からリゾートに
直行し、青い海の常夏を存分に味わうべきだと思う。
もしくは、敢えて島の高所に登り、
上の組写真?の水道の奥は湾になっており、石油備蓄施設や
コンビナートがずらり。。。
リゾートと言うより、蘭英シェルの石油コンビナートやら
がひしめく、石油基地としての島!というの側面を眺めて
この国がどう糊口を凌いでいるのか、感じてみるのも一興では
ないでしょうか?
- 2010.04.09 Friday
- ┣ アンティル諸島(蘭) / Netherlands Antilles
- 10:57
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- by 運び屋