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イエメンのビザやパーミッション

イエメンビザ情報と、サナア近郊の情報の補足


/////イエメンビザ/////




必要なモノ


金額   発給料60ドル(頼むと領収書もくれる)

書類   特になし

写真   必要なし

時間   並ばなければ所要時間3分。


日本ですと4,000円程度で取得できるようなので、時間がある方は

そちらも考えてみては如何でしょう。いずれにせよ、ドバイから

航空会社でチェックインする際も、「サナア空港でとる」でOKでした。


空港で60ドル。ドバイからサナアのフライトでビザカウンターに

並んだのは、自分を含め7or6人。一番はじめに手続きできたので、

所要3分でビザを取得できましたが、その頃には入国カウンター前に、

イエメン人やビザ不要の国からサナアを訪れた人の列ができています。


その列がはけるまでだいたい20分くらいかかっていたので、

フライトが集中しない時間帯ならば、慌てずに到着気分を味わいましょう。



/////パーミッション/////



サナアの周囲の国道沿いにはチェックポイントが配されており、公共交通機関で

そこを通過するには、パーミッション(仰々しく言うと、入域許可証)が

必要になります。私が訪れたThula(or Thila)やShibam & Kawkabanは

二時間ほどの距離ながら、一カ所か二カ所のチェックポイントを通過する

ため、やはりパーミッションを提出する必要があります。


まず、パーミッションの取得ですが、こちらはサナア旧市街の西の端にある、

ツーリストポリスで即時(30分程度)発行してくれます。

また、このツーリストポリスで、旅程や日程を確認してもらったり、

情報を入手するのも良いと思います。



青い小さな看板がある建物にツーリストポリスがはいっています。


チェックポイントでは、パーミッションのコピーに乗り合いバスやタクシーの

車両番号やドライバーの名前を付記し、保管するようなので、

パーミッションを取得したら、出発前にそれを町中でコピーしておきましょう。


この、「コピー/フォトコピー」という意味のアラビア語が、「スーラ」と

発音するので、始めはパーミッションに記載した「Thula」に興味を

示しているのか混乱しましたが。。。


文房具やかカメラ屋に時々コピー機がありますので、そこで


「スーラ!」


と一言どうぞ。


「何枚?」もしくは「ハイ」


という意味のアラビア語を返されるはずです。

いずれにせよ一枚3円から5円なので、多めにコピーしておきましょう。


地球の歩き方には、


「パーミッションがあるのにThulaやShibamにいけなかった」


という記載がありますが、おそらくコピーを準備していなかった

ことが原因かと思われます。(1日目はこれでかなり苦労した)


////その他////


地球の歩き方アラビア半島編補足

各国を網羅している、アラビアをまとめた本なのにも関わらず、

イエメン、サナアを歩くことに関してはまあ十分な内容でした。

電気プラグなどの表記にちょっと間違いはあるようでしたが、

この本と、日本人宿の情報ノート、ツーリストポリスとの相談で、

日程を組むことに問題はないでしょう。


一度くらい日本人宿にお邪魔し、もう少し濃い情報を

集められれば良かった。。。日本に戻って少し後悔。。。




SANAA Day3



SANAA

 

 

三日目にして、復活!!!!!

 

サナアの皆さんありがとう、みなさんの優しさに触れ復調っす!

 

なんだか頭が凄い痛いんですけど、そんなの気にならない。

イエメン最高!幸福のアラビアにもう降伏!

 

うーん、この国の人の良さと明るさはシリアと互角だなぁ。

 

さて、本日は。。。

 

三日目になって、ようやくホテルの朝ご飯の時間に起き上がることができ、

ホテルのカフェで朝食を頂く。オムレツとナン、チーズにジャムだけな

簡単な朝食なのですが、カフェの隅のドラム缶状の竈でささっと

ナンを焼いてくれる。焼きたてのナンやパンに外れがあるわけがない。

 

これで一気に元気があふれ、外に繰り出す。

 

近郊の観光地に向かうための、ツーリストポリス(旧市街の西の端)にパーミッションを

もらいにでかけます。パーミッションの取得に時間がかかると思っていたので、

観光する日程を明日以降にしてしまいましたが、15分もあれば作成してくれるので、

早めに起きれば、パーミッションをとってそのまま近郊の観光地に

出かけることも可能だなぁと感じる。まあいいや、今回はゆっくり旅だからね。

 

でも流石に三日目。サナアは素敵な場所だけど、これだ!というめぼしい場所も無いので、

すぐに手持ちぶさたになってしまい、ネット屋で休憩。

 

日本のニュースをチェックしていると停電。そのうち復旧するだろうと、

PCの前でガイドブックを読んでいると、お兄さんが目の前にニューッと現れ、

ビニール袋に入った葉っぱをひとつかみ分けてくれる。

 



お、イエメン名物カートじゃないか。シュクラン!

 

さっそく口の中に放り込んでみるけど、うーん?見た目は

ベトナムのフォーと一緒に食べるような葉っぱだけど、

噛んでみた味わいは、食用の葉っぱというより柔らかい茶葉。

 

噛んでいると、灰汁のような粉っぽい葉っぱ味のエキスが口の中に満ちてきます。

 

目の前の地球の歩き方によると、このエキスのような物にいろいろ

含まれているみたいなので、本に書かれているとおり、かみ砕いて頬にため、

エキスを絞り出す。うーん?でもなんともないなぁ。町のあちこちで見かける

オヤジの頬張り方と比べると量が少なかったのかなあ。最終日に全力で挑戦してみるか?

 

ま、覚醒作用云々より、言葉の通じない兄ちゃんが、ひょいっと

ひとつかみどうよ?的にくれたのが嬉しい。この辺りからイエメン最高!状態。

あら?カートが効いてるのかな???

 



一旦、何度も通り抜けた市場を通り過ぎ、ホテルに戻り少し休憩。

 

午後遅くから夜にかけ、引き続きお散歩と茶。の繰り返し。

 





東南アジアや他のアラブ諸国に比べ、商店の数に比して食堂の数が少ない(韓国比5分の1)

ような気がしますが、時折現れるいい匂いを放つ食堂の軒先には、

大抵、うまそうなチキンが機械の歯車式にぐるぐる焼かれていて、いい香りがします。

 


そのままローストチキンが半羽で、サフランライスに乗っかって給仕されたり、

油で揚げ、分解されケンタッキー形式になってナンと出てきたりし、

どちらも器用にイエメンの男達の胃袋に収まってゆきます。食べ終わった

おじさん三人が、店先に立てかけたシャベルをひっつかみ、オッシャ!と現場に戻る

風景や、厨房のおじさんがオーダーを確認する大声や、給仕の少年のテキパキした

ムーヴが最高!!!飽きないなぁ。

 



晩ご飯は、鳥にしようと思ってホテル近くの人で賑わう食堂に入りましたが、

軒先のチキン焼き機がうごいておらず、チキンの代わりに、お客さん達はナンと鉄鍋を

前にしています。じゃあそれを。。と、目の前のイエメンのおじさんが食べているものを

ちょいと失礼します的に指さしてオーダーすると、小さな鉄鍋に豆やタマネギが煮込まれた、


シチューとペーストの中間のような料理がナン(パン)と一緒にでてくる。

見た目は日本のカレー。

 



熱々で旨い上に、同じものを食べているお客も、給仕のお兄さんも、

厨房のおじさんもみんなニコニコしてくれて、料理が余計に美味くなる。

ナンが旨すぎて、豆カレーのほのかなスパイシーさを感じられないほど。

見た目はどでかかったが、あっという間に完食。

 

500YR(250円位)じゃ足りないかな???と思いつつ500YR札を出すと、

おつりが300YR。ということは200YRか。。。。

 

お茶とナンとカレー?で約100円。安いなぁ。もっと払いたいくらいなのに。。

 

サナアの食堂は厨房や給仕がどこも元気で、テーブルに座っているだけで

気分が最高になります。サナアに来られたら、一日5食か6食は食べ、元気になりましょう。

 

よし、明日は近場の観光地に出かけるぞ。


SANAA Day2


SANAA

 

せっかく、昔から行ってみたかった町。それも旧市街のど真ん中、イエメン建築

そのもののホテルの部屋にいるのに、なんだかテンションが上がらない。

 

阿呆のように飛んでいたからか、一日に一回くらいセキュリティチェックを

受けたりしないと生きている感じがしない?なんだか時差惚けのような、

夜眠れなくて、朝ベッドから起きることができない病にかかっています。



平たいパン生地を竃に入れると、ほどなくぷくーっと膨れ上がる。
1
5円位。あつあつのパンはどこの国のもおいしい


こちらもサナアでよくみかけるパン。ざらついた表面や空洞のおおいいところが

マクドナルドのマフィンによく似ている。YR100渡したら袋にたっぷり詰めてくれた。

 

バンコクやイスタンブールの安宿からこの書き込みをしているなら、

いわゆる「沈没」系に足を突っ込んでいるような物なのですが、おそらく

先月までの過激往復のぶり返しもあるでしょう。。。

 


葉煙草かな?




先月は、次から次へと飛行機に乗れ、貨物を梱包しろ、インボイスを用意!!

的にアタフタと追われていたのですが、目の前に抜き差しならないミッション

がないとどうも落ち着かず、余計なことを考えてしまう。なんだか会社員時代と

変わらないな。。。

 

そうだな、簡単に言うとワーカホリック。もしくはフライホリックに

かかってしまったようだ。なんだかな、サナアは海抜2,300メートルの

高地なんだから、釜山や東京よりは飛んでいる状態なはずなんだけど。。。

 

岩山のうえに何か建物が。。。気になる。。。気になる。。

砦かな?お城かな?



午後にようやく動き出し、市内散策をしているとネット屋を見かける。

ほんじゃあ、先日作成しておいた5月以降の日程を発券しようと思い!

そのネット屋に戻り、ICN発券のお値段チェック。毒は毒で制す。

フライホリックは韓国発券で制すだ。

 

。。。。。

 

 

あらら、

 

ドバイの書き込みで妙な宣言をしたもんだから、NWの韓国発券の航空券が

5割近く値上がりしてしまっている。今までの値段が値段だったけど、

これにてハッピーアワー終了、韓国発券からうまみ成分が抜けてしまった。

 



4/1にいきなり値段が上がり、焦ったのですがその値段が下がったので

安心していたのですが。。。。なんだかテンションが更に下がる。

 

二日目は少し散策した以外は、ほとんどホテルの部屋で本を読んでいました。

 

なにしてんだろ俺。。。

 

 

 


SANAA Day1

古めかしいターミナルの角で、

 

60ドル!のイエメンビザを購入(パスポートだけでOK! 必要書類なし/写真必要なし)。

 

搭乗時に見かけた欧米人の他に、アラブの民族衣装を着た日本の女性とその旦那さんが

いたので、このフライトでビザが必要なのは、欧米人4人と日本人2人の6人。丁度、

普通の乗客の入国審査の列が途切れる頃、ビザの作成プロセスが終わるので、

イランの時のようにストレスを感じることはありませんでした。

 

さて、イエメン入国。到着ゲートには両替カウンターは見つからなかったのですが、

代わりにATMが何台もあります。ただ、私のCITIBANKのカードとはどうも相性が悪く、

現地通貨が手に入らない。。。うーん。。。

 

売店で両替するか。。。と思っていると、先ほどの欧米人客に

ATMのカードが使えるか使えないという話になり話の流れで

「私たちのタクシーに一緒に乗って旧市街までいく?」と助け船を出してくれる。

 

声をかけてくれたのは、昔のイングランド代表のガスコインみたいな、

いかつい銀髪のオヤジで、見たところその4人のリーダー格?のような印象。

なんだか近づき難かったのだけど、そのガスコイン氏がにっこり笑ってくれる。

恐縮しながらも、有り難く申し出を受ける。俺もこんなオヤジになりたいなぁ。

 

本来なら3人が限度の20年前のカローラの後ろの、4人目として乗り込み、

再び恐縮してしまうが、「もっとスクイーズできるわよん、大丈夫」なんて、

ガスコイン氏の奥さんが声をかけてくれる。ありがとうKIWIの方々。

 

20分ほどで旧市街のホテルに到着。

 

ホテルの前で親切なKIWI4人組の皆さんと一旦分かれましたが、

いくつか予定していたホテルのうちの一つだったこともあり、

そのままチェックイン。



茹でポテト。塩コショウにサルサソースのようなものをかけて頂く。
大 YR100 / 50円 小 YR50/25円


サナアの旧市街は、評判通り。折り重なった歴史の中で人々の生活が

息づいている。。。よっしゃ。今日から旅モードだ。

 


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