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ジブラルタル



ジブラルタル

ジブラルタルは、The Rockと呼ばれる、恐ろしく巨大な岩と
その回りの僅かな平らかな場所でできています。

アフリカに足を向け、腰に手を当てながら横たわり、
アルヘシラスの方角を見遣る超巨大裸女(型ロボでもよい)。

とジブラルタルのThe Rockを仮定すると。。。

右肩口からフラフラと登り、胸の谷間あたりの城塞跡を見物。
そこからずーっと真っすぐにおへそあたりまで進み、ふくよかな
腰のあたりに築かれた城壁を直登し、腰にあてがわれた
手の辺りの展望台?で一休み。起伏のあるくびれーな、尾根沿いを
太もも?のあたりまでたどってそこからはお尻側に回りつつ、
ぐーーっと東側の絶壁を下り、途中でぐるりと回り込んで表に。。。



と、歩いてみました。そのうち、ジブラルタルの町を歩いたのは、
ほんの数十分。

かるく山登りして、帰りはロープウエーで下山。〆は
フィッシュ&チップス!のつもりが、引くに引けなくなり、
結局。。。

4時間近くジブラルタルの山の中を、
汗だくになって歩き回ってしまいました。

ま、そのトレッキング兼ジブラルタル要塞巡りは「お城」の
エントリーに譲り、時計の針を戻して、入国の少し前からスタート!



まず、ジブラルタルの起点となるアルヘシラス/Algecirasに向かいます。
Seville/セヴィージャからは、1〜2時間間隔でバスが出ており、
二つあるバスターミナルのプラド・デ・サン・セバスティアンから。
所要時間は約2時間ちょっとで往復27.60EUR、アルヘシラスが
近くなってようやく山の起伏が豊かになり、緑が増えますが、
道中のほとんどはアンダルシアの畑と丘の風景なため退屈。ここは
寝てても良いのではないでしょうか?



アルヘシラスのバスターミナルからは、近郊バスで2.05EUR。
ジブラルタルと国境を接している、La Linea de la Concepcion
ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンに到着。10時半にセヴィージャを
出て、1時過ぎの到着。バス停から2,3分で国境です。



スペイン側ではパスポートを見せるだけ、ジブラルタル側では
お願いして入国スタンプを押していただく。が、オヤジの
スタンピングテクニークが今一歩。きっちりパスポートにスタンプ
されない。。。うまく重ねてなんとかしようとするものの、更に
歪んでしまい、入国の日付が、3311 OOCCTT 200099。
なんだか何処か違う星の歴みたいになってしまう。

それにしても、前方に立ちはだかる巨石がすごい。そそり立つ。
という言葉は、この巨石「The Rock」にこそ相応しい。その上、
ジブラルタルに向かう道はいつの間にか、ジブラルタル空港の
滑走路に入ってしまう。

変なスタンプ、変な空港を通過しながら、巨石に近づいてゆくと、
城壁や城塞も見えてくる。おお!!国境馬鹿、飛行機馬鹿、城馬鹿の
運び屋にとってこれ以上無い光景。良い場所だな。。。



スペインからの道は町の中心部まで続いており、城壁と稜堡に
見下ろされる堀底跡をたどる箇所もあって面白い。ジブラルタルの
立ち位置というか、たどってきた歴史がしんみりと味わえます。

広場に辿り着いて商店街を少し冷やかした後は、旅行案内所で
The Rockの中腹の城跡への道を伺い、広場の裏手から登り始める。。。

---- ピンポーン(中略)ジブラルタル要塞トレッキングツアー ---



陽が傾き、ヘトヘトになりながら町に向かう道を歩いていると、
クラクションを鳴らされ、「乗ってくかい?」と車の中から
声をかけられる。

汗でグチョグチョなので少々恐縮するが、お言葉に甘える。。
イギリス人というと、デヴィッド・モースみたいな銀髪が似合う
タイプ(デヴィッド・モースはアメリカン人だけど)と、
小柄な貴族系紳士タイプ、何というかフロックコートが似合いそうな
おじさんなんかのタイプがあるけど、このおじさんはフロック系。



出身はジブラルタルとの事ですが、30年間はロンドンの政府機関で
働いていたというのもなんだか納得。バッキバキのクイーンズ
イングリッシュでブリトン!ブリトン!と発音してます。その上、
水を向けた訳でもないのに、ジブラルタルと英国とスペインとの
関係の話を始めてくれ、スペインは250年程度しかこの地を治めて
いなかった上、その前はアラブが長い事支配していた。
ブリトン(英国)は350年もこの地で正しき政治を行っている。

という、そのままウィキペディアに載せてもOK!くらいの、
ジブラルタルNOW!な気持ちを話をしてくれる。

ひたすら良いおじさんなので、ジブラルタルはさておいて、
他の英国が支配した土地にばら撒かれた民族、宗教、国境問題と、
彼ら得意の「離間の計」についての個人的な意見は差し控える事にする。



スーパーの駐車場でも、さらっとお別れの挨拶を交わし英国紳士は、
何事も無かったように消えてしまう。そういえば、旧英国の植民地
では、アンギラでも、ヴァージン諸島でも気さくな人物にさらっと
親切されてるなぁ。。。

喉がからからなので、水とジュースをスーパで買ってその場で飲み干し、
二階がオープンになったダブルデッカーで国境へ。



一度スペインに入り、スタンプを押し直してもらうためもう一度
再度ジブラルタルに入国。

女性の係官がにっこり笑ってスタンプを押してくれ、今度のスタンプは
そこそこの写り。そのスタンプでなんだかジブラルタル訪問も
最後まで良いカタチで終わったような気がし、満足してまたスペイン。



バス停に向かう途中の小径で、怪しいオヤジの集団が何かを
バイクシートのヘルメットを収納するスペースに何かを。。。

押し込んでいる。。。

なんだろ?と思っていると、タバコのカートン。

おそらくジブラルタルで購入した免税タバコなのだろうけど、
いい年のオヤジ達がコソコソしたシノギ。。。

大して違いのない商売で糊口をしのいでる自分もしっかりせねばな、
と思いながら、アルヘシラス行きのバスに飛び乗りました。。


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