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レイキャビク / Reykjavík

R0112392.JPG

レイキャビク / Reykjavík

久しぶりのレイキャビク。借金を完済していないはずなのに、相変わらずすんばらしいクオリティーライフを見せつけてくれる。

R0112391.JPG

今回はGreenland行きのベースキャンプとして滞在させて頂くが、バカ旅行人生に一旦区切りを付けたら、南のファロー諸島と併せ、じっくり旅がしてみたいモノだなぁ。。

夜は10時過ぎまで明るく、朝は4時には日が昇る。さて、準備してNuukに飛びます。


レイキャビク空港まで歩いてみる。



レイキャビクの国内専用空港は、中心部からすぐの場所。
せっかくだから歩いて行く事にする。



レイキャビク港と彼方の山を眺め、



中心部を突き抜けながら、車座になった牛だか豚の
コスプレの少年少女に手を振って写真を撮り。。。

レイキャビクが横たわる緩やかな丘をのんびり歩いて越える。

ここまで約10分。



ゆったりとした区画の博物館や大学があるエリアを通り過ぎ、
しばらくすると滑走路のはずれ。



ちょうど軽飛行機が降りてきたところだった。



静かな入り江の奥の平かな土地に、プロペラ機の音がブロブロ。。

その音さえ響いていなければ、海のそばの牧場ですか?といった空気。

誘導灯のそばで、雁がのそのそと歩いてる。。雁を海外で見ると
「ニルスの不思議な旅」を思い出すんだよなぁ。。




滑走路沿いの道を歩いてターミナルに到着。時計を確かめると
レイキャビク港から町の中心部をスルーし、ここまでかかった時間は
歩いて30分。レイキャビク。。首都として羨ましいサイズです。



レイキャビクとその近郊



レイキャビクとその近郊

ゴールデンサークルの帰途、レイキャビクに向かう途中に
立ちはだかる丘を登ろうとすると右手に小さな集落。

クヴェラゲルジ(Hveragerði)という名のその集落自体は
何も感じる所はないのだけど、闇の固まりのように立ちはだかる
丘への道の脇に、ボワッと光るガラスハウス。なんだかきれいだね。
海底基地みたいだね。

ゴールデンサークルで時間配分を誤ったため、地熱発電所や
クリーンエネルギー系のアイスランドを見学する事が
できなかったので、こういうのが見れて良かった良かった。。
と写真に収める。




トマトやキュウリ、サラダ菜に小さなニンジンくらいは、アイスランドで
作ってるみたいです。


レイキャビクに戻り(市内なら午後の6時から路駐無料。)少し
ホテルで休んだ後、オーロラ見物!と思うがあいにくの雨。

暇や金があるからといってみえる訳でもないし、日頃の
行いが届く事もあれば、届かない事もあるオーロラ鑑賞。

寒くはないけど、年がら年中天気の悪いアイスランドで、
オーロラを見ようとするなんていうのは。。。

釣れる確率なんてほんの少しの釣りに出かけたり、フワフワ
した悪女に入れ込むというか。。。まあ可能性は薄そう。
人生長いので、次回の楽しみにしておきます。



さて、翌日。

昼までのレンタルなので、車を走らせてみるが、残念ながら雨。



今回も北に車を走らせ、小さな集落ながらきっちり外貨が両替できたり、
図書館や保育園がギュッとつまった複合施設を見て回ったりする。




500ml缶

ただ、金融危機の影響もあってか、安売りスーパーと
その賑わいなんかが少し気になる。



写真を撮るのを忘れてしまったけれど、高速沿いのスタンドで
水素燃料と思われるスタンドも見かけた。やるな。

車を返し、少しホテルで休んだりだらだらしていると午後も
遅くなり、慌てて国立博物館に向かう。アイスランドが生まれてから
まだまだ1000年と少しということや、最果てで、決して
豊とは言えない土地だという事が伝わってきます。。。




チェーンメイル。12Kg..重い


近現代のアイスランドの人の生活雑貨。ターンテーブル式でクルクル


お!アッターリじゃんか。


一昔前のアイスランド国旗。白いラインに赤が加わって、現在の
国旗になったそうです。ちなみに赤は独立戦争で流された血の赤。。。
とかでなく、溶岩の赤!


レイキャビク近郊の山や丘は雪景色。


博物館からの帰り道。なんであんなに貧しかった国にコレだけ
素晴らしい人の営みと生活の質があるんだよ。。と歩きながら
考える。。。。やたらと見かける本屋さんの一つに入り、
アイスランドについて!の英語の本コーナー!を眺めてみると。。
「アイスランドと金融危機」的な本がずらりと並んでいる。



本屋をでてホテルまで中心部をスルーしながら歩くと、
この国らしい、静かなる賑やかさがパブやレストランから、
通りにこぼれだしている。





漁業と観光だけでどうやって膨大な借金を返すんだ?
などと妙な心配をしているのは自分だけなのかなぁ。。。
などと思いながらホテルに辿り着く。

ったく俺の性格がネクラで悲観的なのかなぁ。。。

本屋で生々しい本を眺めているうちに、なんだか心配になり、
来月のクレジットカードの支払い額や銀行の残高を
ネットやスカイプを使ってチェック。

........

運び屋共和国の格付けは、トリプルCの将来性無し!

かもしれないけど、国家経済が破綻するのは、
もうしばらく先のよう。。ひとまず安心。ふぅ

アイスランド ゴールデンサークル




市内の観光案内所で、レンタカーの価格や、借りて回るなら
どんなところが良いのかなぁ?と尋ねると、地図とパンフの
写真で間欠泉と滝を見せてくれ、そこがおすすめで、今から
車を借りても夕方には帰って来れる。多分日没までに観光も
できるでしょう。。

とのことだったので、レンタカーをお願いする。
レンタカー1日の料金は、10万キロ走ったヴィッツ。
こちらの名前でヤリスが9,800クローナ。案内所で支払いが
完了してしまうのが面白い。中級ホテルが片手間に提供している
レンタカーの為、そのホテルのロビーでいろいろサインやら
したけど、そこではいっさいお金のやり取りがなかった。。

さて出発。シングヴェトリル国立公園を経由して、ゲイシールと、
グトルフォスに向かい、帰りは南側の大きな道で帰ってくれば
暗くなっても大丈夫ということだったので、レイキャビクを
北に走り、小さな集落で道を右(東)に折れる。



道を折れ、少し走ると行き交う車もほとんどなくなり、人家も
小さな農場がポツンとあるだけ、そしてそれもいつの間にか
なくなってしまう。人のいない景色はコレでもモンタナや
アイダホ、モンゴル、中国やパキスタンの国境地帯。そして
千葉の田舎とかで普通の人よりは慣れている方だけど、



首都から30分も走らないうちに、人っ子一人いないむき出しの
地球が迫ってくるのは、やはりアイスランドならではだなぁ。

風もない上に天気がよく、車を降りると無音の世界。


レイキャビクから30分も走れば、地名はあるけど人が全くいない。。。
という土地になってしまいます。

こういう何にもない草原やら荒れ地にいると、自分の存在が
小さなバッタ程度になったような気持ちになれ、いいなぁ。
と思う。



引き続き走ると、シングヴェトリル国立公園。気にかけなければ、
湖とその回りといった国立公園なのですが、湖の北にギャウという
大きな地の裂け目がありそれが見所。
その上、地が裂けるどころか、地の果てのようなこの辺りで、
世界最古の議会「アルシンギ」が開かれたそうで、それに因み
アイスランド共和国の誕生はここで祝われた。。。。

。。。ということですが、それらを知ったのはドライブが
終わってヤホオで検索してからでした。。



確かに一気に溶岩の丘が落ち込む、面白い地形だなぁ、と思った
ものの。。。あれが地球のプレートの割れ目だったとは。。。。



気分的には溶岩むき出しってのは、群馬の鬼押出しで何度も体感済み。
確かにすごいけど。。なんでこんな場所が。。などと思う。

でも、その割れ目の縁に立つ展望台に立っていると、そこからの湖と
そのパノラマが素晴らしく、陳腐な表現だけど、違う星に降り立ったような
気持ちになる。。

矛先は誤ったにも関わらず、大感動できたいい場所です。
またいつか来たいなぁ。。


こんなことをしてみる。九十九里浜でやってもよいのだけど。。

さて、少し走ると未舗装道路。ヴィッツに頑張ってもらいながら、
時々車を降りて写真を撮り、東へ。。

また、湖だなぁと思っていたら小さな集落があり、
そこから道が舗装に。今度は北東に走ります。

このあたりはまばらながらも人家が点在し、放牧も盛んな様子。
ますますモンタナみたいだなぁと思っていると、
遠くに煙?がたなびく何かが見えてきます。

近づくとそこが、ゲイシール。



沸騰してる。





沸騰してた水が外気でパッキパキに凍ってしまう。

ストロックル間欠泉(Strokkur) ↓

ゴボゴボ


ゴボゴボ、ゴゴっ



グゴーッ



ドッ



カーーーーーン!





そのゲイシール間欠泉群の中でも活発な、ストロックル
間欠泉(Strokkur)を見物。

5分おきくらいにドッカンと沸き上がって面白い。寒くなくて、
日没まで時間があれば、もっと見ていたかったなぁ。

う、想像してたよりすごいな。なかなか感動だ。。

ジャングルや果てしなく広がる砂漠、地震や津波のような
天変地異も地球の自然の一部ですが、間欠泉っていうのは、
地球の呼吸を間近で感じさせてくれます。。

そしてドライブのクライマックスは、ゲイシールから
更に車で10分程北東へ進んだゲトルフォス。



冬場で滝壺近くまで近寄れませんでしたが、ズガンと
割けた地球の割れ目を、ドウドウと流れ落ちる水の凄まじさは
圧巻です。水しぶきが凍り付き、滝の周辺が氷でパキンパキンに
なっている光景も素晴らしい。。やるなアイスランド。。



で、本来はここから来た道を引き返すのですが、アイスランド北部へ
の道がまだ閉鎖されていないようなので、運び屋が踏んだ北限記録を
少し伸ばしておこうと思い、ドライブ。



標高も上がり、植物にはかなりキツい
環境になっていくのだなぁと感じ、西の氷河の頭が
見えた所あたりで停車。車を降りすこし回りを歩いたり、
深呼吸をしたりして記録更新。


ケリズ火口湖。日没寸前のためおどろおどろしい感じ。
何か出てきたら怖いのですぐに退散。

半日ドライブ程度では、アイスランドの「ア」の字も
感じる事はできないのかもしれませんが、いい国です。
一人旅も良いでしょうし、大事な方と来てはなおさら
良いのではないでしょうか。

宿に戻って、色々調べ直すと今回のドライブルーとは、それなりに
アイスランドの「ゴールデンサークル」と呼ばれる名所を
網羅していたようです。

島を一周すれば、まだまだすごい所もあるのですが、時間がない人にも
お勧めしたいルートです。軽く予習!してシーズンが良ければ楽しい
一日になると思います。是非どうぞ!


レイキャビク/Reykjavík



レイキャビク/Reykjavík

アイスランド。

人間なんかを簡単に寄せ付けないように映る最果ての島ですが、
ご存知の通り、地熱を始めとした自然エネルギーを利用し、
クリーンな国作りを進めています。金融危機で破綻したやら、マクドナルド
が撤退したのだ。。ででもちょっと名前が出てきましたが。。。

ビッグマックが食えない?そんなのは小さなことさ。人間が
地球に生かされているのだなぁ。。。。とほんのり感じさせる
何かがある町と国です。ちなみにそれほど寒くありません。



さて、街歩き。

天気にもよるでしょうが、朝の10時過ぎに明るくなり始めます。
まだまだ暗い通りの町のブティックが、店開きの支度をしていたり、
それら店の暖かな光がほんのり続いていたり。。。北欧の人々は
冬の夜が長い事もあって、光を操るのが上手だよな。



まだ暗い町中でもオフィスや官公庁はきちっと動き出し、カフェでは
静かに本を読む人々。。。と、ホントに君等の国は破産したのかよ!
と肩を揺すりたくなります。。。色々大変な事もあるのだろうけど、
町中を歩いている限り、そんな事は微塵も感じられない。。


国有化された銀行


このBONUSっていう安売りスーパーがレイキャビク市内の至る所に。
が、それでもドイツやスペインの安売りスーパーの倍の値段。



例によって、教会やら何やらにはまったく興味がないので、フラフラ
歩いて終了。






フリーペーパー。皮肉っているのだろうけど、
どうも「ツボ」が分からん。。


レンタカーが予算内なので、昼からレンタカーで
島を回ってみる事にしました。。。


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