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深圳空港 その2

20070424_290916.JPG

10年前のターミナル。

 

深圳空港 その2

 

朝だ。

 

体制を整え、UAのアメリカに連絡する。

 

せっかく繋がった回線が、ネットの不調で途切れたり、スターアライアンスのパートナーになったばかりの吉祥航空(HO)の発券システムのリンケージがまだまだパーフェクトでない。。など、いろんな問題が出て、営業時間となった日本のUAデスクのお世話になったけれど、最終的に、融通を利かせてくださり、深圳-貴陽-麗江にフライトを切り替えてくれ、

 

「発券にタイムラグが出るので、貴陽から先のフライトの確認などを、深圳で済まされた方が良いと思います。」

 

などと、先読みしていろいろアドバイスをくださった。

 

元々、中国側にチケット変更の決定権が無いのが原因かもしれないけれど、

 

航空網が発達し、選択肢も増えたけれど、トラブった時の対応はまだまだ杓子定規で、横断的でなく、カウンター以外でも、カウンターで「ボン」と渡された電話機の向こうでも、「国内線担当」「国際線担当」「マイル担当」と次々にたらいローリングされ、スタート地点に戻る!ってのはしんどい。

 

端末とにらめっこする彼らの表情に嘘はないと思うが、問題解決がその場で解決できないのは利用者としてはなかなか辛いのである。まあ、なんとか予定日中に麗江に着くから良い。いい経験だった。

 

今回は、中国が云々という以前に、

 

世の中の便利さを自身がかなり享受し、頼りきっているが、その便利さのかなりの比率が、私の場合「Google先生」なのだと強く認識する機会となったことも大きい。

 

ブラウザの初期設定がGoogleで、そこで検索したものがWeb、写真、動画、地図に整理されて提示されるだけでなく、フライトや、宿泊予定地のホテルがGoogleに表示されたりすることに慣れきっていた。

 

一旦、こういった当たり前を遮断されると、まあ大変だ。

 

Google先生の活躍は、それ以前に自分がどうやって生きていたかを忘れさせてしまうような、不可逆的な効能を提供しているんだなぁ、となんだかビビってしまった。

 

野球のグランドが何面か入りそうな深圳の巨大ターミナルで、妻とただ二人、二進も三進もいかなくなり状況なのに、他の大陸人たちは、彼らなりのアプリケーションや通信状況で、ズイズイとことを進め、脇を通り過ぎている光景は、なんだか滑稽で、世界で起こっていることの「今」を強く認知させることになったのでした。

 

さぁ、ブログの下書きをしたら本でも読もう!

 

 

 

10年近く前の深圳空港の思い出のページはこちら


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