みなし 水無神社 すいむ みこしまくり
みなし 水無神社 すいむ みこしまくり
木曽のみこしまくりの季節がやってきました。
木曽から飛騨へ、杣(そま)・匠(たくみ)仕事へ行っていた信仰心厚い惣助(そうすけ)・幸助(こうすけ)の兄弟が、飛騨の地で戦乱が起こり、飛騨の一ノ宮、水無(みずな)神社の御神体を守ろうとして神様をのせた神輿を、二人で一路木曽へと運び出そうとし、なんとか飛騨と信濃の国境の長峰峠あたりまで来たものの、追っ手に追いつかれ、御神体の取り合いとなってもみ合った時、その御神体が転がって信濃側に転がっていき、木曽福島にたどり着いた。。。。
という言い伝えを今に伝える、豪快なお神輿を転がす(まくる)お祭りが木曽水無(すいむ)神社の大祭。今年は、お誘いいただいたので22の担ぎ役を文字通り担うことになりました。ありがたい。
1年前のお祭りの日に家を買って、その日から倉庫解体なんかをやり始めたのがすごく懐かしい。
暦をひっくり返して冬になったら、あらゆるモノが凍りつく氷点下15度になる家の前を、汗みどろになった法被姿の男たちが神輿を担ぎ、その一人になるなんて信じられないや。
そんなこともあって、今日は早起きして高山の作業を終わらせ、飛騨水無神社にお参り。神社の方によると、飛騨から木曽に毎年出向く方や、マイクロバスで見物が出たりするそうで、なんだか嬉しい。旧朝日村の酒屋で飛騨の酒を買って、木曽に向かいました。疲れもあって、運転は妻任せ。気が付いたら開田高原を軽快に車は走っており、どうやらねむりまくりだったようです。
さて、明日は紙垂をしめ縄につける作業が朝の6時から!あるのでそろそろ寝るか!
23日のみこしまくりは怪我しないように頑張ります。
- 2017.07.21 Friday
- 木曽 / Kiso
- 22:55
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- by 運び屋