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UA 875 SFO-HND

 

UA 875 SFO-HND

 

チェックインの自動化で捌き、バゲージドロップの方にお客さんを誘導する傾向が強くなった。

 

私なんかより遥かに稼いで、遥かに賢いFやCに乗る乗客が、明らかに細かい対応なんかをチェックイン時に求めたいのよ。。という雰囲気を纏っているにも関わらず、「自動チェックインを使いなよ。。」と声をかけて回っている。

 

それに応じる乗客がほとんどおらず、バゲージドロップのカウンターには、手持ち無沙汰のUA職員。一般のファーストやビジネスクラス向けのカウンターは乗客多数でさばききれていないという状態だった。ま、自分の前の家族がペットの取り扱いで悶着していたのと、自分自身の荷物が大きく、チェックインに時間がかかったのも大きいけれど。

 

人件費カットは企業にとっての永遠のテーマなのはわかっているけれど、ここ3年くらいで急速にFace to Faceの場所がアメリカで失われているように思う。

 

 

ガイジンの私からからすると気軽に挨拶したり冗談かますことができるのが、アメリカの「肝」のようなものだと感じていたし、そのやりとりが好きだからこそ、そんな場所を作りたいとカフェをオープンさせたりしたのだけど、まあ、時代の流れはテクノロジーに委ねられることは極力委ねようということなのだろう。

 

こんなことがあったものだから、ユタとアイダホの州境に近い深夜のガソリンスタンドで、「どこから来た?」「何しにこんな田舎まで来た?」「何?コーヒー?コーヒくらいタダでやるよ。」なんて、余計な事までベラベラ喋ってくれたおばちゃんなんかが懐かしい。テクノロジーの対極に立っているような田舎のロック好きな(好きそうな)兄ちゃんが、クレジットカードの扱いやら、品出しやコーヒーのセットなどをこなし、峠の天候の見立てをピタリと当てたのに感動したネバダの田舎のガソリンスタンドは、10年経ったらどうなるのだろう。

 

なんて言ったものの、まあ飛行機乗ったら隣の人に声かけたりはしない。

 

羽田に到着。

 

東太平洋上空では、疲れが酷くて眠るに眠れない厳しい状態、西太平洋上空では、さすがに心身ともにすり減って、ウトウトし、疲れで飛行機がスポットに入ってもすぐに動かない状態だった。

 

「そうそう、こういう時って、ろくにペットボトルのキャップも開けれあれないんだよね。。」

 

なんて思い出し、ペットボトルを開けようとすると、本当に開かなかった(笑)

 

疲れてるし、一番後ろの乗客が降機するまで寝てよう。。。なんてぼんやりしていると、3席シートを分け合った、ブラディマリーを何杯か飲んでいたアメリカ人乗客が、何も言わずに手荷物を降ろしてくれた。

少し体力が回復した。


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