SKOPJE-BEOGRAD
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旧ユーゴ時代も、一応共和国として連邦の一翼を担っていたのですが、
ユーゴスラビア時代の鉄道事情的には、ギリシャのテッサロキニと
ザグレブを結ぶ幹線上の一都市に過ぎなかったはずのスコピエ。
現在も、首都の中央駅にしては非常に寂しい感じの駅舎。
高架されているプラットフォームは8番線まであるようですが、
まったく元気がない。。。高架された一部はバスターミナルに
利用されているようですが、そちらの方が数倍利用客が多そう。
ま、仕方ない。これだけの丘陵と、まばらな人口では鉄道を敷く
メリットは低いでしょう。。。
そんなことを考えている内に、20時40分発のベオグラード行きが入線。
降りる乗客も乗る乗客も、バス一台分くらいでちょっと悲しいなぁ。
自由コンパートメントは、昔の東欧バージョンですね。線路に
この客車が乗ってからもう30年くらいはたっているだろうか?
夜行の国際列車って言うのは、どうも一番寝入っているときに
国境を越えることが多く、今回の出入国審査も、夢の中のような
出来事でした。。。
セルビアに入ってからは、30分に一度くらい列車が止まるようなペース。
3時頃コンパートメントの独占は中断し、オヤジ二人が入ってきて
彼らと朝を迎える。
ほとんど寝ていたのであまり記憶はありませんが、寒さにも虫にも、
盗難にも遭わず、無事にベオグラード本駅に到着。
パスポートを確認すると、味も素っ気もないマケドニアの出国スタンプと、
ちいさなセルビアのスタンプがパスポートに追加されていました。
- 2009.02.06 Friday
- 列車の旅 / Travel by Train
- 19:04
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- by 運び屋