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松江城



松江城


築城者 堀尾吉晴

築城年 1611(慶長16年)


場所


日本に現存する12天守のうちの一つ、松江城に潜入です。

標高29メートル程度の小山に築かれた平山城のうえ、堂々たる

巨木が城内に文字通り林立しているため、松江市内を歩いていて天守が

どこからも眺められる。。。という訳ではありません。




南の県庁側から近づいて行くと。。。おぉおぉ、緑の堀の向こうに、スパッと

切り立つ凛々しい石垣。その上に無骨な櫓が乗っかっているではないですか、

この松江城もさることながら、松江の町というのは、水と緑が調和している上、

実に折り目正しく、海外からの友人が来たら、東京なんかスルーして、

連れてきたくなる素晴らしい町、小泉八雲が愛したのも頷けます。




さて、登城。


三の丸は県庁になっており、その脇からお城の主要部に千鳥橋が架かっています。

石垣や櫓を撮影するには初夏の緑が覆い被さり、厳しいのですが、




呼吸する度に体が奇麗になるような空気が漂っており良い気持ち





大手門に比べると、勝手口のような入り口の南口門。

そこへの登城ルートは折れを伴い、左右の櫓から見下ろされ、

なかなかしっかりしています。ただ、緊張時にはこの南口門は、

広い松江城の防御を散らさないため、埋めてしまったほうがよいかなぁ?

と感じる。






この南口門と三の丸周辺に睨みを利かす南櫓。

櫓の中にあるテレビで修復の過程などのビデオが鑑賞できます。





中櫓に太鼓櫓




櫓は、城内から観ると「頭隠して尻隠さず」的な丸出し感があり、

なんだか可哀想なので、本丸を目指します。




復元された櫓が連なる二の丸上の段は、本丸まであと一息の場所に位置しており、

城の東側の曲輪や回廊がぎゅっと狭まり、クランク状に連結する本丸南東部、

一ノ門、二ノ門、三ノ門が連続する二ノ門付近に連結しています。








で、少し登ると本丸への入り口、一ノ門。


ここまでは、見上げようにも石垣や木立に遮られ、天守の全容が捕らえ

きれないのですが、この一ノ門をくぐると、




ズシーンと松江城の天守閣が現れます。

非常にドラマティックな展開です。


梃子でも動かない、根が張っているような重量感。破風の反りがビチッと決まり、

文句の付けようがありません。そして、近づいてみると、あら?この天守?

見かけ以上に大きいぞ。。。






附櫓の脇に張り付いたら、いきなり石落としの洗礼をくらいそうです。


天守の中は、全国の天守で見かけるおきまりのパターンですが、

せっかくなので、是非どうぞ。やはり現存天守は味がありますよ!




本丸は高石垣で区画され、櫓がで折れ、横矢が架かっています。城の西側は、

自然地形の切り立ちと野面積みの石垣で戦国期の空気が漂っています。








本丸の北は北ノ門、この辺りは櫓が修復されていないので、

石垣だけですが、その石垣はキッチリ組み直されており、

北の門からギリギリ門まで折れが続き、上方の石垣上から見下ろされる

縄張りになっています。














南口門から続くガッチリとした石垣の縄張りは、この辺りで途切れ、

ここから北は内濠で囲まれているものの、中世城郭の雰囲気を漂わす区画になります。






護国神社のある北の丸跡や、城山稲荷方面には向かわず、鎮守の森散策コースという

堀端の緑の小径を歩いて、城の北東に出ます。








北東に出ると小泉八雲記念館や旧宅の塩見縄手、この塩見縄手、歩いているだけで

松江に住みたくなる素晴らしい「道」です。オススメ。




ぐるりと内壕沿いに松江城主要部に戻り、脇虎口ノ門跡から二ノ丸下の段へ、




南口門から天守に向かうと、松江城の巨大さは天守で。「おお」と

感じるくらいですが、二ノ丸下の段を通り抜けていると、この松江城が

日本有数の巨郭であることを感じて頂けます。




大手門跡の分厚さもさることながら、櫓に見下ろされた大手木戸門とで

区画された超大型枡形、これがまた凄い。。。


少々変則的なルートながら、松江城探訪はこれにて終了。



高木権八、勝部元右衛門栄忠、勝部元右衛門景浜



大手木戸門跡の案内板に松江城天守の保存に尽力した方の案内があったので、

最後にこのお三方の写真とお名前を記載しておきます。


松江にみずみずしく凛々しい空気が行き渡っているのは、この方々のおかげ。

よそ者ながら、感謝の気持ちです。こんな町が故郷だったら良いなぁ、

こんなお城がある町に住んでみたいなぁと思った城見物でした。




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