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クンジュラブ峠越え 一本目



ドンヨリとしたタシュクルガン/塔什尔干の空の下、

先日と同じバスに、漢族のオヤジ連中とともに交通賓館にて乗車。




バスで三分程のイミグレーションビルにて10分ほど待ち、

通関手続きと出国手続きを行う。峠越えの国境のため、

このタシュクルガン/塔什尔干で出国手続きやら、車両単位での

パッセンジャーマニフェスト、所謂、乗客名簿を作ったりで、

相変わらず時間がかかる。




大荷物のパキスタン人のオヤジは、中国から子供服をお買い上げの模様。

どうなんだろ?股は割れてるのかな?昨日は気がつかなかったのだけど、

漢族は道路工事のおっさん以外にも、イスラマバードの展示会にでかける

男女3人や、目つきの鋭い、旅行者だか商人だか分からない同世代くらいの男も

いたりした。



よく見ると、飛行機がアエロメヒコだったりする。





さて、出発。



あの谷間がミンゴラ峠ルートだと思う。


去年も走ったので感動は薄いのですが、ゆったりした谷間のノンビリとした

高原的風景の中を走り、谷間が渓谷になろうか。。というところで右折し、

ぐいぐいと登りが始まり最後のチェックポイント。







パスポートチェック後、何故かパキスタン人だけが呼び出しをくらい、

別室送り。二時間半くらいで3,100から、4,600メートルまで

駆け上がってきたこともあり、待っている間に頭がボーッとしてくる。。。




ようやく解放されたパキスタン人に話を聞くと、武装警察の

プロモーションビデオを撮影していたとのこと。。。ったく。。。

それなら麓の検査やら何やらを、今日ぐらいはササッとこなせよ。。




で、お楽しみのクンジュラブ峠の撮影。。と思ったら、なにやら

最高地点の中国側に妙なモノを建築中。。。


おそらく友誼門的なモノだと思うけど、相変わらずやることが野暮だな。






と思ってたら、バスの運転手は表情も変えずに最高点をスルー、

一気にパキスタン側のチェックポストまでバスを進めてしまう。。


あ?色々やりたいことがあったんですけど。。。




峠に思い入れがある乗客は、運び屋以外に一切居らず、


「グズグズしないで、はやく高度下げようぜ」


的な空気が車内から漂い、バスはためらいも無しに、

舗装が悪くなったパキスタンの道を下り始める。


渓谷度が高いパキスタン側の道は、走っているとそこかしこで工事中。




車内の大半を占めるオヤジ連中が働く場所と言うこともあって、

現場や、道路沿いのテントやらを指さして、ああだこうだ騒ぎ始める。




現場でたまたまバスがスピードを緩めたりする時は、窓の向こうから、

埃にまみれた道路工事のオヤジ達に「お、新入りだぜ」的な視線を向けられ、

作業員のテントを過ぎるとき、そこから漢族の婆さんがひょっこり顔を

出したときは、「あっはー、婆さんだぁー、うわぁー」とか言って大騒ぎ。


こんな地の果ての現場に単純労働しに来るなんて、

よっぽどのことがあるのだろう。。。。と想像してしまうんだけど、


肝心のオヤジ達は、今度の現場はたまたまカラコラムっていう所。。

くらいの様子。手鼻をかんで、痰を吐いたり、大くしゃみしたりしながら、

流されるままに漂っているオヤジ達。




そんなオヤジをウオッチングしているウチに、バスはSOST/ソストに到着。




入国審査を終え、野天の税関検査場で通関検査をしながら、

他の乗客の荷物を見ていると、目つきの鋭い兄さんの荷物は、

大量の注射器とブドウ糖注射液の段ボール。






検査を終えると、どこに控えておいたのか分からないけど、

すでにソストにいた漢族の仲間と連れ立って三菱の四駆で再登場し、

その段ボールをぶち込んで、クンジュラブへの道をサーッと戻っていく。。



キャベツコロコロ




そんな光景の横で、オヤジ達は手配師のオヤジに指図されながら、

自分達の荷物をダンプに乗せ、最後は自分たちもダンプに乗りこみ、

いつのまにかいなくなってしまう。。。


ブドウ糖注射液の段ボールやら、ダンプの積み荷と化したオヤジのことを

ぼんやり見たり考えているうちに、自分を運んでくれるはずのハイエースが

満車になってしまい、途方に暮れる。




ということで、本日はソストに泊まることにしましたよ。

あのオヤジ達はどんな初夜を迎えたんだろ。。




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