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ポルトープリンスからサントドミンゴまで



ポルトープリンスからサントドミンゴまで


さて、バス会社。

CARIBE TOUR社という白い大型バスを運行している会社のオフィスに
ぼったくりタクシーに案内される。で、カウンターのお姉さんに話かけると、

カリ姉「ユーハブチケ?」

運び屋「ノー、アイドライクトゥバイチケッ」

カリ姉「バス、フル、アナザカンパニ!」


のあぁああ、満席かよ。。。。


ガラーン。

仕方なしに案内されたもう1つのバス会社、
TERRA BUS社に(1ブロック程度)向かうと、トローンとした表情の
お客さんらしき方数名と、ショットガンを持った警備員のオヤジが、
待合室らしき場所に座っている。。あらら?

運び屋「アロ、サントドミンゴ?」

警備員「あsdlkfじゃおい;ほなえklかえあ;k」

運び屋「サントド。。。。。」

警備員「あsdlkfじゃおい;ほなえklかえあ;k!!!!」

あれー、バス出ないって言ってるみたいだなぁ。。

まずい。非常にMAZUI!!

精神的体力的に、もう一度山(ペンチョンビルという山の手地区らしい)を
下りて、ポルトープリンスに戻る気分にはどうにもならない。。。

頭を抱える運び屋に助け舟を出してくれ、状況を教えてくれたフランス人
男性も、日曜は飛行機が無く私もスタンバイ。。。今日の飛行機に
乗れない事は覚悟してるよ。。とのこと。。。

ぬぬぬ、あのポルトープリンス市街に戻り空港に向かうだけでなく、乗れるか
乗れないか分からない飛行機を待つのか。。ウガ!それはキツいぃ。。

こうなったら、さっきのバス会社の屋根にでも。。と思って
もう一度TERRA BUS社に戻りアタックするも。。撃沈。。一瞬、
バスの車内に忍び込んだのだけど、3秒でつまみ出されてしまった。。。


無情にも出発するバス。

まあ、多分BOS-JFKで調子に乗った「満席の神」の天罰が下ったのか、
進む先に、ハイチ名物ゾンビ謹製、ゾンビパウダーを撒かれてしまった
ようだ。。



TERRA BUS社のバスの出発を恨めしく見送り、さてどうするか、いや
空港に行くしか無いだろう。。とタクシーを探していると、ボロボロの
左ハンドルのセレナが搭乗。空港まで10ドルで!ということになる。

ただ、このドライバーのお兄さんが少しだけ英語を話してくれる上、
今日は飛行機が少ないし、サントドミンゴにいきたいなら、まずは
ハイチ/ドミニカの国境までいったほうがいい!そこからは問題なく
サントドミンゴまで行けるぞ。。と営業して来る。。ただし言い値は
100ドル。ほこりを被ったダッシュボードに、50!ノノノ、80!なんて
いう数字を書きながら交渉し。。。

まだまだボラレているかもしれないけれど、70ドルまで下がる。これなら
国境からサントドミンゴまで、普通のバスに乗れたら、100ドルくらいに
収まりそう。あらためて航空券を買うより安いし、ポルトープリンスに
戻らなくても良いな。。。と思い。国境までチャーターでお願いする
事にする。どっかの島で2時間130ドルとか普通に払ったんだし、ここは
サクサクっとサントドミンゴを目指そう。。

そんなこんなで、ようやくドミニカに向けて出発。

で、車中はというと。。。タクシー代は高かったけど、
車からの景色が最高!元が取れた気分だ!



と書きたい所ですが、風景はイマイチぱっとしない。ハイチが山国で
ある事を実感できたのと、途中に大きな湖があり、その脇で石灰を人力で
ガッシガシと採掘しているハイチ人の姿を見ることができたくらいかな?


人力で山を崩し、人力でトラックに積む。

ただ、何度も繰り返すけど、道の途中のバンプで車がスピードを
落とす時など、こちらにじーっと熱視線を送るハイチ人がいるのだけど、
その人たちに手を挙げて笑いかけると、大人も子供も手を挙げ、
笑みを返してくれる。。いいねぇ。。


ハイチ側チェックポイント

二時間半程で、湖の東のはずれのチェックポイントに到着。
ハイチ側で出国税10ドルを払い、無事に出国スタンプ。スタンプには
「Posto de Malpasse」という地名が彫られている。

ドライバーの兄ちゃんはドミニカ側まで車で入ってくれ、ドミニカ側で
国境地帯でふらつくいわゆる「国境ゴロ」が35ドルの入国税なるものを
要求してくるものの、一喝し退け、それを払わないが為にグズグズ入国審査
するドミニカの腐った入国審査官をしばらく睨みつけ、ようやく入国。



審査場脇に停まっていたボロいカローラに5ドル(言い値は10ドル)もとられ、
10分程走ってJimani(Google Map)という町のバス停に到着。バス停にたむろする
両替おばさんに20ドル程ドミニカのお金を都合してもらい、バスに飛び乗る。
(340ペソ/すこしぼられてるかも)





乗客は95%がハイチ人でその80%は元気なおばさん。

ただ、このTOYOTAコースターっていうのは、もともと田舎の駅から、
温泉宿までお客さんを送り迎えしたり、幼稚園児のみんなが送り迎えされる
為にデザインされた車。。。いろんな国でさんざん乗ってきたけど、
補助席全てに恰幅の良いハイチ人がノッサリ腰掛け、ぎゅうぎゅうの車内で、
荷物を抱えて車輪の上の席に6時間。。。というのはキツい。。。

サントドミンゴまであと1時間。。。という中途半端な場所で食事休憩が
入った以外は、のんべんだらりな乾燥系カリブな景色の中をバスはひたすら
西へ向かい、糞警察や、糞兵隊の10回以上のパスポートチェックなどを
受けながらようやく暗くなり始めたサントドミンゴに到着。



うーん、ひとりぼっちで夜中に到着するのは嫌なエリアだな。。。



タクシーを捕まえ、ドライバーに「パルケコロン」とこの町で唯一
覚えている地名を伝える。ふぅ。なんとかサントドミンゴに着いたぞ。


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