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モロ要塞 San Juan El Morro (Castillo de San Felipe del Morro)



モロ要塞 San Juan El Morro (Castillo de San Felipe del Morro)

場所 Google Map

*2009年のクリスマスに訪問

1589年に築かれ、イギリスやオランダの襲来に対応して歴史を
追いながら改変、拡張が進められた要塞。

サンファン西に向かう程高さが増し、サンファン湾への湾口部に
望む場所で、ストンと崖になっている。なだらかな丘を壕によって
断絶して区画したモロ要塞は、湾口部に向かい、サンファンの町を
背にして立ちはだかり、なかなか勇ましい。

サンファンの町をぐるりと取り囲む都市囲壁と、セットと考えて
差し支えないと思うけれど、今回は敢えて別々にアップデート。

画像中心のアップデートをお許しを!




1,GoogleMapでも確認できますが、橋の向こう、北東の稜堡から
  ガッチリと大砲の狭間が壕内を睨んでいます。


2,要塞の西は、切り立った崖、サンファン市街に伸びる湾に
  面しています。



3,要塞の西。


4,要塞と丘を隔てる壕。北側


5,要塞と丘を隔てる壕。南側



6,要塞主要部内への門。


7,内部の区画を抜けると、岬を丸ごと要塞化した区画に。
  バッとあたりがひらけ、ドラマティックです。



8,一段海岸沿いにくだった区画の西側。砲門がズラリ。



8,一段海岸沿いにくだった区画の西側。砲門がズラリ。その2


9,一段海岸沿いにくだった区画の北側。こちらも砲門がズラリ。


10,要塞の下部の区画南東から、直登気味に階段を登ると
   北東の稜堡に出る。


11,一部土産物などになっている、要塞上部中心の窓から外を
   眺めた様子。

コメント
なるほど、有料だったので中身はパスしましたが、やはり中身は詳しい人に任せるのがよろしいなと。
 自分では南米やカリブ海付近の稜堡式城郭については見つけてマークするだけで調べもせず放置しているんですが、運び屋さんが画像をUPする度に見直すと改めていろいろ考える事が出てきます。

 この要塞も改めて見ると不思議な形をしてますね。あの中央掩体化構造物の塁線のぐんにゃりぶりは何々だろう・・・。すこしアジアっぽい気すらします(グスクとか)。まあ、写真で見ると大砲狭間がポコポコ開けてあるのでそんな事はないんでしょうけど。というか、7・8番の写真がなければこれが掩体化構造・建築物だってことも知りませんでした。

 稜堡もよく見ればまとも(?)な形のものが一つもないんですね。岬突端付近は完全に地形に影響されたジグザグ形状で、個人的に最近ずっとにらめっこしている北欧の要塞に近い感じがします。掩体化された構造物が中心にどっかり居座っている点などは新しい感じもしますね。18世紀以降に改造された部分なのかな? それと、塁壁がなんとなく薄汚れて見えるのは使用石材の関係なのかな。まさか酸性雨とか・・・。

 あと、すごく不思議に思ったことが二点。9の写真に写ってる同心円状に配置されたレールのようなものって、大砲の旋回用なんでしょうか? でも狭間の構造からして旋回しても限度があるような。レール自体も交差してるし、隣同士でかち合わないのかな? あ、交差している部分の構造もどうなっているんだろう・・・?

 もう一つ、あんまり稜堡とは関係が無いんですが、写真2番の部分。西側の崖下から小道を登って小さなバービカン(日本の城郭用語で言うと、この場合、枡形かな? バービカンは日本の城郭用語より指す対象の適用範囲が広くて、馬出とか門の脇の出枡形とか、みんなバービカンらしいです)を通って、スロープのぼって、堀の中に入って・・・その先はどうなっていたんだろう。堀から外に出られるのかな?

 バービカンがあるってことは、単純に堀を通過して反対側の崖に出るってだけじゃないんじゃないかと思うんですが・・・。敵をわざわざ堀の中に入れることもないだろうし。ちなみにこういった場合によく見かけるのは、サイドの斜面から堀内部に敵が侵入するのを防ぐため障壁を作っている例なんですが、これ、逆なんですよね。門を作って通路を通してる。

 これはちょっと写真見ただけでは分からなかったので、2番の写真の位置までどうやって降りられたか教えていただけるとうれしいです。
  • うさぎ
  • 2010/04/07 8:49 PM
大熊猫さん

この要塞は、地形に合わせて築かれた度合いが強く、渡しのような素人ではあまり見所が分かりませんでした。。。

次回のカリブの旅でタイミングが合えば、ディフェンスの仕組みをご教示いたします。。
  • 運び屋@クラサオ
  • 2010/04/10 3:44 AM
僭越ながらお答えいたします(笑)

ガイドブックを日本におきっぱなしなので、確かなことは判然としないのですが、
湾口部に中世の匂いがプンプンする砦を築き、要塞を強化していったようで、岬の先端という特性とあわせ、独特なシルエットになっていったようです。。おっしゃるとおり、勝連城(グスク)のような独特なカーブですね。城壁は、珊瑚石と煉瓦で組み、上から塗り固めたように感じましたが、細かいところは忘れてしまいました。。。

大砲の旋回用のレール跡だと思うのですが、かなり口径の大きな時代のモノのようで、車輪を二機つけて旋回させたモノと思われます。私も始めて見かけたときはなんだこりゃ?と思いました。。

そして、ご説明頂いた枡形!

あああああ、これは崖下に監視所のようなモノがあるなぁ程度で、スルーしてしまいました。。。GoogleMapの画像を書き込み頂いて確認し、びっくり。。枡形ですね。。。でも、この遺構の使用方法如何によって、壕や、都市囲壁との連携など、見方が変わってきますねぇ。。。

で、この2番の写真なのですが、降りられなかったです。。。城内に入って南東の区画に出ても、この枡形バービカンとの間には、城壁がズドンと立ちはだかり、連携は感じられませんでした。。。うーん、やはり壕と連携する場所、万が一の際に小舟を出し入れする、日本で言う舟入遺構のようなものだったのでしょうか???あああ、分かりません。。。もし、またサンファン入りする機会があれば、空港から直接、この枡形バービカンに直行します!

なんだか、いい回答にならず申し訳ございません。。勉強しながら要塞巡りしてゆきますので温かく見守ってやってください。。
  • 運び屋@クラサオ
  • 2010/04/10 3:59 AM
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