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ジンバブエ激走(ハラレ 〜 ニャマパンダ国境)

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ジンバブエ激走(ハラレ 〜 ニャマパンダ国境)

マラウィ行きのバスは週3便。水、金、日曜の朝8時にハラレの長距離国際線バスターミナルを出発する。ザンビアのルサカ行きの便(約6時間/15USD前後)等も見かけたけど、モザンビーク行きなどバスは余り目立たず、南アフリカのヨハネスブルク行きの便以外は、掘っ立て小屋のような建物にバス会社のカウンターが集められている状態だった。

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バスターミナルの脇には近郊への乗り合いタクシー乗り場があるのだけれど、そのはずれにナミビアの国旗が描かれ、荷台を牽引しているヨーロッパ車のマイクロバスがある。何処へ行くのか、運転手らしきお兄さんに確認すると、ナミビアのウィントフック行き。

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mukuwasha tours  tel +264 812 409 580 / +263 912 985 706

ジンバブエ→ナミビア 3,11,18,25日
ナミビア→ジンバブエ 6,14,22,29日の運行 24時間75USD/90ZAR


ハラレから約24時間、週1往復の運行とのこと。なかなか渋いルートを走るもんだ。体の状態が良ければもう少しバスの便などを調べたかったのだけれど、まあまたいつかくるときにじっくりと調べてみよう。

いずれにせよ、どこ行きのバスも満席かそれに近い状態で出発するようなので、できれば前日までにチケットの手配を終えてしまうことをオススメします。

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ぼろい紙幣は捨てちゃう。

さて、出発前にバスターミナルの前で人を待つ。バスターミナルの周囲には、南アフリカへ出稼ぎに出かける人、戻ってきた人の南アフリカランドとUSドル/現ジンバブエ通貨とを両替をするお兄ちゃんおばちゃんがたむろしている。その両替商の人達に、冗談半分で「ジンバブエドルに換えたいのだけど」と声をかけまくると「明日までに探しておいてあげるよ。」といってくれた両替商のお兄さんが現れ、彼が指定した場所と時間に一応出かけてみたのだ。

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総額4兆ジンバブエドルほどを手に入れ、ご満悦の運び屋と持ってきてくれたお兄さん

こういった約束事は、御破算になることが常なのだけれど、約束の時間には遅れたものの500億ジンバブエドルを40枚ほど、総額約2兆ジンバブエドルの札を持ってお兄さんが現れる。正直、500億ジンバブエドル紙幣は、最高額の100兆ドル紙幣に比べればゼロ/0の数でかなり見劣りがするし、状態もボロボロのモノが多かったのだけど、約束を反故にしなかった気持ちが嬉しくてチップをはずむ。少しは彼のお小遣い稼ぎになったかな?

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緑色の頭巾系帽子がOさん。

さて、バスカウンターに戻るとどこかで見かけた人。。。あらら、カメルーン戦とオランダ戦、そしてパラグアイ戦を一緒に応援した水道局Oさん!

話しをすると、モザンビークのマプートから列車でジンバブエ国境にたどり着き、掘っ立て小屋一つの入国管理事務所でジンバブエ入りし、トラックやらをヒッチハイクしてたどり着いたとのこと。定年されてもガッツがあれば渋い旅が続けられるのだなぁ。。とOさんのような方と一緒に旅をさせていただくとつくづく感じる。

あと25年もこんな生活がしたいか?と問われたら。。どうだろう。。うーん、10年くらいは気持ちの良い場所で定住もしてみたいなぁ。

さて出発。

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2時間ほど走り、悲しくなるくらい貧相な商品が並ぶだけの雑貨屋やパン屋が寂しげに立ち並んだ埃っぽい集落で休憩。その中でも比較的元気な店で水を買い求めがてら、「ジンバブエドルある?」と聞いたら、店主がハラレではなかなか見かけなかったジンバブエドルを札束でカウンターにドサリ。手持ちのドルが乏しいので、買い占めは叶わなかったけど、1ジンバブエドルから50兆ジンバブエドルまでの色とりどりの紙幣を手に入れる。ヌッシッシ。

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再出発したバスはなだらかなシェイプの岩山が続くジンバブエ的景色を疾走し、昼過ぎに国境。ハラレから約4時間。さぁ、モザンビークだ!と大声を張り上げたいところだけど、国境まであと少しのトコロでバスが子牛をひき殺してしまい、がくんとテンションが下がる。。合掌。。

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出国審査はスタンプポン!でおしまい。結局ジンバブエビザは発給されないまま5日間も滞在できてしまった。


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