UA 881 ORD-NRT
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コンコースCのゲートかと思いきや、出発の案内板を見上げると、成田行きはB16。新しいラウンジが近くにあるようなので、コンコースCからトボトボとトンネルを潜って移動し、新しいラウンジで一休み。レセプションでアップグレード状況を尋ねると。貴殿の席は22Hでござるとのこと。あらら、状況は芳しくないと聴いていたけれどここまでとは。。。
搭乗時刻が迫ったのでゲートに向かうが、自分のビジネスクラスへのアップグレードリストは30人中で5番くらい。案内板の表示ではファーストクラスもフルになったようで、これは厳しそう。ぬぅ。
そもそもフライト自体がオーバーブッキングのようで、スタンドバイリストの表示を見る限り、残りの9座席を15人くらいが争う状況。フライトを他の便に振り替えるヴォランティアも大募集中だった。
エコノミーのシートをアップグレードし、なんとかビジネスに潜り込もうとする私のような輩にとって、こういったフライトは最悪のパターンなのだけれど、航空会社は飛行機を満席にしてなんぼなのだから、ユナイテッドは商売としてはきっちりやっているということだ。文句は言えない。
上級ステイタスの乱発はアップグレードチケットであるSWUの乱発でもあり、ビジネスクラスへのアップグレード待ちが30人なんてのは、バランス悪い気がする。
搭乗が始まっても、淡い期待を抱きながらチケットを手に搭乗口付近でフラフラするものの動きはなく、諦めてエコノミーの列に並んで搭乗しようとすると、「ミスターハコビヤ」のアナウンス。やった。小さくガッツポーズ。
おそらく、満席御礼の為に、お金やマイル発券でビジネスクラスの席を持っていた人がファーストクラスにアップグレード、その由緒正しきお客さんがいなくなった間隙に、貧乏1Kのような私が滑り込めたんだと思う。
自分自身の1K(っていうユナイテッド航空マイレージプログラムの上級会員資格であります)のステイタスはあと3週間もすれば失効するのだし、失効することが明白な顧客は、こういったアップグレードの座席が少ない状況での優位性、簡単に言えば1Kの威光は弱まるのかなぁとも思ったけれど、一応ピカリンコと光った様子。アップグレードされなかった人には申し訳ないが、有り難い。これでゆっくり寝ながら日本だ。
食事は牛を選択する。そういえば、最近のお食事リニューアルに伴って、ワインリストからソーベニヨンブランが無くなってしまった。
機内映画で「Inception」を観て、本を読んでいるうちに眠くなり、気がつくと到着前の食事時間。若干の疲れはあるけれど、やはりフルフラットは寝心地が違うぜ。
シカゴのFOBはやはり西海岸に比べると高いなぁなどと思いながら、通関手続きをして日本。せっかくここまでいい旅できたのだからと成田基地までタクシー。同じ市内なのに3700円!
- 2011.01.10 Monday
- フライト / Flights
- 16:31
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- by 運び屋
ほろほろしている感じのビーフと添えられたポテト。
あんのかかったチキンと青梗菜の間から顔を覗かせる細麺。
当方の場合、この種のビーフには、途中から黒胡椒をたっぷりかけたり、手持ちの醤油を垂らしたりしていただきます。
なにはともあれ、直前にアップグレーとされ、良かったですね。
この区間、CとYとでは、差が大きいですものね。
読み進んでいて、ホッとしました。