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ガブウ → コナクリ(ピッチ=フラモリ国境経由)前編 / Gabú to Conakly via Pitche=Foulamory Border The first Part

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伊集院の深夜の馬鹿力を聞きながらギニアビサウ=ギニアの国境越え

ガブウ → コナクリ(ピッチ=フラモリ国境経由)前編 / Gabú to Conakly via Pitche=Foulamory Border

まずはロンプラの、ギニアビサウの出入国の項。

Land
GUINEA

Bush taxis usually go to the border daily from Gabú and Koundara (US$5). It can take all day to cover this 100km stretch. A less- travelled route, open only in the dry season, links southeastern Guinea-Bissau and western Guinea via Quebo and Boké.

とある、南のQuebo and Bokéルートは自信がないので、メインのルートを選択する。

ロンプラの地図を見る限りだと、

Gabú - Pitche - Kandika - 国境 - Koundara

というルートになり、Koundaraから先は北西ギニアの主要都市、Labeになんとかたどり着こうぜ!な旅になりそう。だけど、どうも所要時間が分からない。未舗装の道路を含め、500-600キロはありそうだ。一日でLabeまで!とはいかずともできる限りどっかの集落に日没前に!と思い、早い出発の乗り合いタクシーに乗るべく、6時起きでGabúの乗り合いタクシー乗り場に向かう。

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が、ギニア方面の乗り合いタクシーを当たっていると、なんと国境を越えるどころか、コナクリまで直通の乗り合いタクシーが出てるという。おお正に僥倖!これぞ渡りに船!と思い、サクッとチケットを購入。所要時間も24時間くらいで、このGabúを出発した丸一日後にコナクリに着くよ!とのこと。車中泊かどこかの村で適当に寝るのか分からないけれど、24時間はありがたい。これなら明日の日没前にLabeどころか、コナクリにたどり着ける!

と、ガッツポーズをしたモノのそこは西アフリカ、そう甘くない。

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マフェ 60円

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女の子が転んでお米をぶちまけてしまうが、近くの大人が助けて上げる。

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タクシー乗り場には勇んで朝の7時に到着し、すぐに乗り合いタクシーは見つかってチケットも買った(12,000CFA/荷物代1000CFA合計約2,600円)のに。。。出発はなんと午後3時。実に8時間も田舎のバス停で待ちぼうけを喰らわされた。

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見るからに狭そうな。。。

待ってるだけで、ケツが割れるくらい疲れてしまったのに、これから更に24時間の移動か。と思うとクラクラしてくるが、移動時間の長さ以上に厳しいのが、車内の狭さ。

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ディスイズアフリカ

我々をコナクリまで運ぶ乗り合いハイエースは、ロングバンタイプでも何でもないのに、なんと3-5-4-4-4、5列20人乗りという嘘のようなシート配列!運転手とアシスタントの席を除くと18人の乗客を乗せるらしい。本来は4列各3人掛けが基本なのに、シートピッチを狭め、一列に4人を座らせる、人を人とも思わぬ詰め込み式。

いくらハイエースが優秀な車だとしても、大人が20人はキツイ。出発して15分、残り23時間45分の段階で、お尻が痛い。。。。待ってグッタリ、乗ってゲンナリ、コナクリに着いたときまともな骨盤と背骨でいられるかが心配な旅の始まり始まり。

走り始めてさっそく、驚き。。。

ビサウ/Bissauからガブウ/Gabúまで何の問題もなかった路面が、Gabúを出た途端に、対戦車地雷がしかけたあったのか?くらい巨大な穴だらけとなり、その穴を避けての運転となるために、まったく車のスピードが上がらない。ロンプラの地図を見る限り、国境までは約100キロ。平均時速20キロ位で進む寿司詰めハイエースは、明るいうちに国境を越えられるのか?と心配していると、2時間ほどで、ピッチ/Pitcheという街道筋のぱっとしない町で停車。

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Pitche

スピードは出ないし、チェックポイントかよ!と思っていたら、なんとそこが出国審査。どうやら、

Gabú - Pitche - 国境 - ギニアのどこかの入国ポイント

に向かうルートをとるらしい。

ピッチ/Pitcheの出国審査では、他の乗客は1000CFA程度を支払っていたけれど、外国人の自分には請求無し。西アフリカの国境は賄賂やらの請求が厳しいと聞いていたけれど、ギニアビサウ出国まではまったく問題なかった。良かった良かった。

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さて、このピッチ/Pitcheで街道から脇道に入る。道は安定したダートといった感じで、水道管が通っている箇所を除いては順調。簡単なチェックポイントが二つほど有り、しばらくすると国境?の川(Rio Seli/セリ川という名前らしい)。

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ガブウ行きのハイエース。傾斜がきついので乗客も総出で押す!

渡し船があるなぁと、川への急なスロープを上るハイエースなんかを眺めたり、尾びれの赤い小魚が餌をとる様子を眺めていたりすると、我々のハイエースが渡し船に積まれ、ギニアビサウからギニア側に向かう番。

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が、こいつが渡し船でなく、人力で鎖を引っ張り向こう岸に向かうというもの。男性乗客はもれなく鎖を引っ張る事になるようなので、渡し船の端で川から引き上げた鎖をそのまま引っ張って、もう一つの端から川に投げこむとい。楽しい。 後編に続く。。。




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