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ロングイェールビーンの廃坑 / Abandoned Mine, Longyearbyen

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ロングイェールビーンの廃坑 / Abandoned Mine, Longyearbyen

極地や僻地好きには堪らないスヴァールバル諸島だけれど、一年のほとんどは雪で閉ざされ、冬になったら明かりすらなくなり零下30度は当たり前の世界。それでもこんな島に人が住み続け、空港が建設されているのは、この島で石炭が産出されるから。北海の石油で激しく潤っているノルウェーが、こんな所まで船を出して、ガリガリ掘るということは、質もさることながら、採掘するのが比較的容易なのかなぁと思う。

現在のスヴァールバル諸島での石炭採掘は、ロングイェールビーンから離れたSveagruvaで大規模に行われており、現在は、ロングイェールビーンの電力をまかなうための小規模な炭鉱があるのみで、町を歩いていて目に付くのは廃坑や廃坑から港に石炭を積み出すための、リフト跡など。町の中心から、背後の山の中腹にそれらの炭鉱跡がいくつか見え、宿のすぐ近くの斜面にも廃坑があるようなので、伊集院のラジオを聴きがてら探検に出かける事にした。

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登っている途中に落ち手袋

山登りが大の苦手な運び屋なのに、何故かキツイ直登ルートを選んでしまい、途中で帰ろうかとも思ったけれど、なんとか廃坑の建物にたどり着く。廃坑はそれ以上のものでもそれ以下のものでもないけれど、左に氷河、右手に世界最北?の町を見下ろす景色はなかなかだった。

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左手に氷河

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右手に廃坑と町

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残雪が

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捨てられた哀しさと、歴史を閉じ込めたような独特な雰囲気が。。

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日本にも、石灰岩鉱山の廃鉱や、九州や北海道にはたくさんの廃山があるけれど、朽ちて白くなった建物や割れたガラス、古びた字体で刻まれたプレート。。こういう場所が好きな人達がいるのが少し分かる気がする。

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軽く散策し、ガレ場を下っていると、石炭の欠片やら、まだ石炭化していない木の化石、その途中のものなんかが転がっていたりと楽しい。断崖の地層が剥き出しになった箇所なんかで探せば確率は上がるかもしれないのだけれど、無心になって見つかるあてなどほとんど無い化石探しをする。石ころを見ながら斜面をあっちにフラフラ、こっちフラフラ。

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気がつくと、辺りがすっかり暗くなり。。。ということがない島なので、疲れて宿に戻る事にしたけれど、それでも廃坑に向かって宿を出て、戻ってくるまでに、伊集院のラジオを1.5回分くらい聴いていたことになる。

久しぶりに子ども心にかえれた気分。ほとんど魚の気配のしない池や川に魚釣りに出かけてた子供の頃なんかを思い出したんだとさ。。。

さて、とういうことで、石ころ探しなあれやらこれやらは画像とコメント中心でアップデート!学術的な知識がないので、嘘っぱちかもしれませんがその辺りはお許し&詳しい方が入らしたらご教示を!

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廃坑からパクッた大きな釘を楔のようにして、その辺の石を叩く!

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掘り出された石炭が廃坑の周りにはゴロゴロ。これは、半分石炭化した?石。

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木の化石。

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一部が石炭化してて、叩くとキラキラした石炭の部分が出てくる。

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こんなんや

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こんなの

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これはほぼ石炭だなぁ

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草の化石かな?分かりやすい葉っぱの化石とか、貝のの化石でも出てくればいいのに。

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粘土質がギュット圧を受けたり?で石化。もともとの石ころを封じ込めてる。

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コレは溶岩かな?叩いてもカキーンと音を立てて、釘を受け付けなかった。

コメント
さっさと金鉱脈を発見してくれ。
他のどこよりも気になっていたのが、この廃坑の島。ここからチャコールの匂いをさせたエアメール(7/3付ただし消印は7/5)が、本日12日に千葉に到着。ありがとうございます!

それにしても、炭坑はかならず近代化の光と影を写している気がする。日本でもそうだし、北海でもそうなのかな。無機質な風景が、逆にそこに展開された人間のドラマの舞台になっている、ような気がして。

あなたの体験を記録に残しておくことの重要性をますます実感しています。
  • w_yoshi
  • 2011/07/12 1:58 AM
w_yoshiさん

炭坑は近代化の光と影を映しますね。博物館でみた写真の、煤まみれの炭坑夫の真っ黒な顔とカメラをにらみつける目が印象に残っています。

往時、炭坑はアメリカ資本だったのですが、典型的なカ国労働のため、スウェーデン人をはじめとする炭坑夫の争議などもあったようです。

西アフリカほどのきつさはないですが、これからの旅はあまり日本人が訪れない場所になってきます。きっちり見て感じてきますよ!
  • 運び屋@大崎基地
  • 2011/07/12 11:59 PM
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