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パロゾン / Paro Dzong

009.JPG

パロゾン / Paro Dzong

場所

ブータンに空路で到着すると、乗客のうち半分くらいはパロの町へ車で移動する事になるようですが、空港から町に向かう道の右手、川を挟んだ東の山裾にズドンと鎮座している白壁の建物がこのパロゾン。よく見ると、城内へ至るルート上に小さな櫓や門が配されており、城に向かって架けられた橋の両端には櫓のような構造物。ゾンとは?城なのか、寺院なのか政庁舎なのかあやふやなイメージでブータンにたどり着きましたが、このあたりで払拭。ブータンをいつか旅行する事になったらこの「ゾン」なるものをどう区分するべきか(行く前からあー、どうしよ、どうしよ。。w)考えていたのですが杞憂でした。間違いなく「城」に区分されるべき建築物っす。

手前の橋は車が通れないため、車道が備わっている橋を渡って背後の山からパロゾンに近づきますオーYeah!堂々たる威容を誇ってます。

パロゾンが築かれたのは、ブータン各地のゾンと同様に17世紀のブータンの国家形勢とチベットの侵略の時期のようです。この時期の世界ではヨーロッパで火縄銃が進化し、大砲もただの虚仮威しでなくかなりの破壊力を持ち始めた時代なのですが、ヒマラヤとその山裾にはそういった新兵器が持ち込まれるにはもう少し時を経なければならなかったようで、切れ込みのような矢狭間が白壁の所々に穿たれています。そんな城の背後の高所にはあんまり気を遣っていないのが不思議な感じがします。

同時にヒマラヤを越える攻城塔などの兵器が用いられなかったのか、地続きとなる山裾城の周囲にも、ギャップや空堀のようなものが感じられず、まずは川を要害にして、兎に角城壁を高くせよ!といった築城方法のようです。背後の山への配慮と併せなんだか甘いなぁ。。。と思ったら。。。

パロからバンコクへ向かう飛行機の中で、「ゾン(城)」「パロ谷の地図」の記載を併せておさらいしていると。。。なんと背後に聳える山の中腹の博物館が、パロゾンと連携した望楼で、監視及び、侵入者を主郭と併せ邀撃する施設との事。。。あらら、最終日に呑気に絵葉書なんか書いている場合じゃなかった。。。っていうか、ガイドさんもう少し丁寧に説明してよ。。。

そんな自分の駄目な一面がブータン旅行/ゾン巡りの初っぱなから路程してますが、涙を拭いてアップデート。ブータンの歴史や建築の知識が浅いため、いい加減で主観的な内容になることを覚悟でアップデートですがお許しを!詳しい方はご指摘を!写真頼りのアップデート!



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1.城の内部までは覗きこめないが、全体を見渡すような場所にお城への駐車場があり、なんだかディフェンス弱くないか?な印象。

現代のゾンは政庁機関と宗教施設の二つの機能を併せ持っており、ブータン人は正装で入る事を求められます。白い襷のようなものが「カムニ」と呼ばれ、これを羽織ってようやく正装。ゾンに向かう男性がサワワっとカムニを羽織る姿をブータン旅行をしていたら毎日見かけることでしょう。


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2.正門 戦乱の時代が過ぎ、穏やかな時代となって、正門のあたりは多少改変されたモノと個人的には考えます。同時期に築かれたパロ谷の奥の古城、ドゥゲ・ゾンなどの城門や縄張りなどと併せて考えると、尾根伝いにそのまま正門を攻撃されるにしては、少々甘すぎるんだよなぁ。。城内に入ると、いきなり回廊が左に折れ、簡単な直進を許さない構造になっています。

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3.西側の山に向かった城壁。小さな穴は矢狭間。

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4.なめてかかっていましたが、城内に入ってみるとなかなかのもの。漢字で言うと「回」のような縄張りをしていれ、中央のタワーと居住区などを兼ねた分厚い城壁とが連結していません。城門を割られても、このスペースで、侵入者に射かけることができそうです。

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5.カメラに入れるのが精一杯。塔の高所からは、城壁を越え、城外にも攻撃が出来そうです。

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6.塔の壁には矢狭間。中に侵入されても、まだまだ降参しないよ。

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7.ゾンを東の方向に進むと急な階段。外見は平らかですが、斜面に築かれ拡張されていった事が感じられます。

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8.西の端からのながめ

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9.城の周囲には腰郭とも回廊ともとれる段差があります。

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11. 城の東南端には簡単な櫓と門が一緒になったような設備が。

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12.橋の両端は石造り、橋自体は木で作られています。いざというときに燃やして落としてしまう仕組みだったのかな?

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13.小さな櫓のような建物の中には矢狭間。やはり侵入者を想定しています。

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14.で、これが間抜けな写真。最終日の飛行場に向かう道での写真。城の背後の小さく見える建物が、タ・ゾン。。。


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