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ワンデュ・ポダン ゾン / Wangdue Phodrang Dzong

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ワンデュ・ポダン ゾン / Wangdue Phodrang Dzong

場所

情けない話なのだけれど、バンコクの空港泊と寝られないフライト、ブータン到着の興奮やらで体が変調を来し、ティンプーからプナカへ抜ける峠を越える辺りで完全停止不能グロッキー状態。たかが3,150m越えとはいえ、ハイテンションの無駄遣いのツケがきてしまい。。フラッフラ。そんな状態でたどり着いたのがこのワンデュ・ポダン ゾン。

ブータンのゾンも世界中の城郭同様に天然の要害に建設するのがセオリーのようで、このワンデュ・ポダン ゾンはその典型。

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二つのな谷の合流地に付き出した断崖の先端にゾンは築かれ、切りたつ断崖と二筋の急流を要害とし、周囲を睥睨しております。ガイドさんによると、ゾンが築かれた断崖の尾根は、離れたところから見ると像が横たわるような形をしているそうで。日本語訳すると「象山」のように故障されるらしい。動物の形になぞらえた山と山城というセットは、日本だけでなく世界でもポピュラーなのがなんだか嬉しい。虎臥山、臥牛山etc….

ワンデュ・ポダンは、東西ブータンを結ぶ街道が南のチランからの街道と交わる交通の要衝で、それら街道と崖下の橋に睨みを利かせ、ゾンを中心とした関所町の役割を果たしていたそうで、今回の訪ブ中に訪れた現役のゾンの中でも一番厳つい印象を受けました。

尾根筋と城塞部を区画する大きな空堀やその残滓は、このゾンでも確認する事は出来ず、要塞内部へは寺院の参道にも似た直登式。他のゾン同様、この肝心要の守りの拠点がのっぺりとしているのが気にかかる。現在の参道のような階段は後世の改変で、往時の途上道は木橋か何かが架けられて、籠城の時はバチーン!と落とすか燃やすかしてたのかなぁ。。

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尾根筋に築かれたゾンの為、小振りな細長い区画をつなげたような縄張りで、ウツェ(中央塔/本丸に近い役割)を独立させるにはスペースが狭すぎるのか、城壁とガッチリ連結しています。大型のゾンの区画/縄張りが漢字の「回」のようになるのに対し、このワンデュ・ポダン ゾンのそれは中の棒を太くした「日」もしくわ「目」のような形になると言えば分かりやすいでしょうか?

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城塞見物としては、要害に築かれた白い城壁を「ほおぉ」と感じる程度でしたが、宗教を司る区画の静謐を通して伝わってくる鐘の響きや、この地方の名物でもある”吹きすさぶ風”がダルシンをはためかせる音なんかが、ブータンの旅を終えてからも体の中に残っており、見物を終えたあとに女の子がわーっと集まってきて、その辺で摘んだ花をヒョイヒョイと渡されたのが地味に嬉しかったなぁ。

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休日のゾンは、ウツェに登れなかったり、拝観できない区画があったりで、仏像を拝めなかったりするのですが、文化や歴史を閉じ込めた静かなゾンは雰囲気十分。静かな回廊を歩きながら、自分が暮らした場所や旅した場所の人が今何をしてるか?友人が何を考えているかなんて思うと、地球が分厚くて奥行きがあることが実感できます。いいぞ!ブータン!

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ブータンの歴史や建築の知識が浅いため、このゾンのアップデートもいい加減で主観的な内容になることを覚悟でアップデートしております!お許しを!詳しい方はご指摘を!写真頼りのアップデート!

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