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ピトケアン 漁師風編 / Pitcairnese Fishing

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ピトケアン 漁師風編 / Pitcairnese Fishing

滞在1日目から、釣り好きホストのスティーブさんに釣りに連れて行ってもらう予定だったのだけど、1日目の海は若干時化気味。念のため、島のビューポイントに四輪バギーで出かけ、彼方まで広がる海の様子を確かめるたけれど、うねり、風、島に遮られた風裏の様子から「やっぱり、また明日にしよう」ということになり、2日目に出陣!ということになった。

天候は今一歩なものの、うねりは程々で風も止み、椰子の葉がわずかに揺れる程度。島の無線の交信の様子だと、島に着いた船と船着き場を結ぶ艀の役割をしている、通称「ロングボート」も漁にでかけるとのこと。「ロングボート」の出港で小さな船着き場、「Landing」が混雑する前に「飯を食ったら出かけようか!」ということになった。スティーブさんの船をジャッキで上げ海に降ろし、出港。

さすが絶海の孤島、海の透明度と青さが尋常でない。吸い込まれるというより、引きずり込まれるような青。子供の頃、予防接種をした時の、注射器、その親指で押す方がこんな色をしていた気がする。

本日は鳥山を追いかけながら、トローリングでキハダマグロを狙うらしい。見た目は穏やかだけれど、波高は背丈を遥かに超える。波を越える時、バタンバタンと舟底が海に叩き付けられるが、船自体は至極安定している。気を緩めなければ投げ出されるような事はなさそうだ。

いつの間にか、スティーブさんが仕掛けを海に流し始める。20センチ位のバケを40メートルくらいの間隔を置いて流すいわゆるトローリングだ。


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鳥山という程ではないが、海鳥がぐるぐる旋回するような場所に船を進める。しばらくして「ワフーの匂いがする。」とスティーブさんが嬉しそうな顔をせずに つぶやく。うーん、生臭い匂いがするようなしないような。大海原で、うねりを乗り越えている時に匂いも無いもしないだろうに、つーか、ワフーより和風の匂 いが恋しいなぁなんて、思う。そんな風にしてぼんやりラインを握り、船の進む方向を眺めていると、

掴んでいたラインが、ギュワワン!と重くなる。

え?と頭の中上に?マークが立つやいなや、

ヌォーーーーン!と糸が引っ張られ、体勢を崩し腕から先に、座った姿勢のままバタッと倒れてしまい、引き込まれる。ずっこけた態勢を元にもどし、ラインを ホールドして、突っ走る魚を引寄せる勝負開始。ったく、どうやって引っぱり上げんだよこんな推進力の付きの重たいものを。

スティーブさんが船足を緩やかにし、もう一つの仕掛けを引きあげる。引っ張れ引っ張れと言われても、なかなか船に引寄せられない。ようやく魚を船に寄せると、でけぇ!細長げぇ!な魚影。こんな魚を引寄せた事なんて生まれて初めて。最高記録だ。

つーか、どうやって釣り上げるのよ?と思っていると、船に寄せた魚に、スティーブさんが小さな銛を打ち込む。ガッチリ銛が刺さったようなので、せーので二人で船に放り入れる。

バババと暴れるものの、スティーブさんは魚に近づいきさっさと、背骨と脳髄の間の急所にナイフを入れる。1メートルは越えてるなぁ。

成る程。青魚の匂いがきつめ。これがワフーでその匂いか。細長い。宿で調べてカマスサワラと判明するのだけれど、顔の鋭さなんかの中途半端さはまさにカマスとサワラの中間くらい。サワラよりは遥かにでかいけれど。

ただ、残念ながら今回仕留めたのはコレが最後になってしまった。それからも数回、ギュワンと引っ張られたりしたのだけど、勝負を開始して少しすると、フッ とバケを外されてしまうことが続いた。冗談抜きに小さな船ごと引っ張る級な奴もいたので残念。スティーブさんはワフーのでかいのを釣り上げても一つも面白 くない様子なので、残念!次はイエローフィン!を狙いましょう!なーんて言ってさっぱりしたものだけど。

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Wahoo / カマスサワラが釣れる。何回かフッキングしたのだけど、この魚以外はバラしてしまう。1.3メートルくらい。引きが半端無い。

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沈没船!

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沈没船!


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船着き場に戻り、船を引き揚げて家に戻って解体。

一仕事終えると、船着き場に戻って騒がしくなってるので出かけてみると、海の上ですれ違ったロングボート組が戻ってきた様子。ワフーが10匹程釣れたよう で、既に三枚にされているけれど、もう何匹というより、何頭か獣を解体したような有様。島にいる山羊なんかより遥かにでかいなぁ。

船着き場脇で、小魚(といっても30センチ近いのもあるけど)を大量に釣り上げた様子で、島の釣り好きな人が総出で下処理をしてる。入国スタンプを押してくれた人、郵便局で切手を売ってくれた人などなど。みんな魚釣りと魚が大好きな様子だ。

最後は、下処理ででたワタや頭を海にぶん投げたり、鳥に与えたりして終了。島の人はみんな釣り好きなので、また出かけるかもしれないけれど、ひとまずアップデートはコレにて!


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大きなものは2メートルを越えるそうだ。ただ、ピトケアンではキハダマグロが一番で、カマスサワラは二番手三番手のお魚のようです。。

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胃袋は、「ガッツ」と言うらしい。因みにカマスサワラの「ガッツ」は小さめ

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猫。カマスサワラは白身の魚です。

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もう一隻が帰ってきたようなので、波止場に出かけてみた。

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大型ボート組が、10匹程釣り上げ、港に戻ってきてました。カマスサワラは三枚におろされ、切り身になってゴロリ、デカイ魚だというのが一目瞭然。

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ワタや頭は、波止場の脇で養殖されているロブスターのえさに。

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波止場の脇で、小魚をガンガン釣り上げてます。イサキのような魚が中心で、みんなでさばいてる。

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魚釣り大好き。

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アラの一部は肥料になるそうです。干し鰯、否、干し鰆?金肥?銀肥?

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それでも残ってしまった魚は、海にもどすか、鳥に食べさせるか。

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