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ココスココス諸島店 オープン! / Coco's Coco's Island's Branch Opening!

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店長

ココスココス諸島店 オープン! / Coco's Coco's Island's Branch Opening!



ココスで投宿した元公営ホテルの部屋は、1泊100ドルもふんだくるくせに、キッチンが付いていない。

「共有キッチンは?」

とレセプションで尋ねると、

「ない、魚を焼くならバーベキューがあるわよ」

とのこと。

公営独特のホスピタリティー欠如に加え、100ドルでも島で最安という価格競争力に乗っかって、酷い客あしらいだ。

ったく、日本むかしばなしなら、こういった強突く張りは、滅亡/衰退フラグが立って、俺みたいな素寒貧が連れてきた「貧乏神」とこのホテルについていた「福の神」が入れ替わり、早々に潰れるんだけどな、ま、日本じゃないしなぁ。

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厨房

ということで、キッチンはおろか調理器具もなし。ニュージーランドやクリスマス島で買い込んできた食材が山ほどあるのに、部屋にあるのは湯沸かし器だけ。持ち込んだフィッシングナイフはあるものの、他にはコーヒーカップにカップソーサー、ティースプーンだけ。ラーメンを砕いてコーヒーカップに入れて食うくらいしか、自炊の方法がない。

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島のスーパーはそこそこの品揃えはあるものの、フライパンやらは売っていない。あ、でもアルミのトレーがあるなぁ、よく見ると紙蓋付きだ。テイクアウェーなんかでお世話になった事があるけど、こいつをフライパンや鍋代わりにして、バーベキュー台で頑張ってみよう。

ということで、誠に勝手ながら、日本ファミレス界の雄、ココスの新店をここココス諸島にオープンし、勝手に店長に就任することにした。

インフラ過多気味な立場に甘んじ、離島だからと食材がない、あっても高い云々とご託を並べ、べらぼうな値段で食事を出すココス島の外食産業に、風穴を開けてやる。ココス島の食習慣をドミネイトしてやる。

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もう、ぱっと見でうまくおろせていない。。

BBQ料理一日目。

まずは、釣り上げたカスミアジをおろし、フィッシュカレーとアラ汁。ご飯を炊いてみる事にした。

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アルミのトレーはなかなかの耐久性があり、ご飯もホクホクに炊けたのだけど、残念ながらフィッシュカレーとアラ汁のお味は今一歩だった。カスミアジを美味しく調理するのは難しい。

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ちなみに、ココスは茨城のスーパー、カスミと関わりが深い。

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BBQ料理二日目。

今日は新メニュー、ココス餃子!作りに挑戦。

ココス島では白菜は手に入らないが、キャベツは島で手に入る。まともなミンチがウェスト島のスーパーでは手に入らないのでソーセージ用のミンチで代用。

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マレー系住民が多い島だからか、ミンチには「HALAL」のシールが貼られているけれど、何の肉かの表示はなし。解凍が始まった肉をつついてみると、既につなぎが入ってるのかかなりの粘り気がある。解凍された部分を少しカレーに突っ込み、残りで餃子の餡を作る事にした。

ま、餡作りは後回しにして、晩飯の用意を始める。調理調理。

今日もカレーとご飯。

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カレー、お皿はカップソーサーだ。切ない。

ご飯は楽に作れそうなので、ミックスベジタブルの炊き込みご飯もついでに作る。薪の量が少なくて火力が出て折らず、危うく芯だらけのボソボソ飯になるところだった。が、異変に気づきうまく挽回。米に関しては、温度調整の微妙な電気コンロなんかより、バーベキュー形式の方が、よっぽど炊きやすい。というより、水加減さえ失敗しなければ、火力や熱源がどんなんでも食べられるレベルにはなるね。

ソーセージ用ミンチをぶち込んだカレーは、昨日のカスミアジカレーよりは食えるけれど、恐ろしくチープな味に仕上がる。ミンチは軟骨がコロコロするような、つくねにすればぴったりな食感で、串刺しして火あぶりした方が遙かに美味しいかもしれない。カレーには向かないかな?まあ、材料が貧相なんだから仕方ないか。ココス餃子に望みを託そう。

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さて、餃子の餡を作ろうか。

刻んで、塩を振っておいたキャベツを絞り、ミンチを混ぜる。うーん、しぼって水気をとったキャベツってこんなに小さくなるのか。これなら半玉全部刻むべきだった。ミンチと混ぜ合わせると、キャベツの量を見誤った分、あからさまにミンチが優勢。

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水気を切る

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やばい、小さくなっちゃった。

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混ぜると明らかにミンチ色。。。

さて、次は餃子の皮。

台湾製の餃子の皮やらに向いた中力粉が、オークランドで手に入ったので、薄力粉と強力粉を混ぜ合わせるやらの手間はなし。加えた水の量は間違いなかった思うけど、塩が足りなかったかな?練っても練っても、やたらとべとべとし、ダレた生地になってしまう。うが。

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30分だか1時間寝かすらしいので、こねた生地をラップに来るんで放置。

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生地を寝かせている間に、食事とは関係ないのだけど、折れてしまった竿のリペア。貧乏旅行者は、リゾートアイランドでも火をおこしたり、食事の支度に、釣り竿修理と忙しい。

さて、寝かした生地をたたき起こす。

「起きろ!いつまで寝てるんだよ!おい!起きろ!」

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ネバーっ。。。。

が、どうもべとべとしたままで、ラップから剥がすのに難渋する。ぬー。べとべとして粘りのあるままだなぁ。生地を適当なサイズに切り分け丸め、醤油の瓶を麺棒代わりにし、ころころと伸ばしてゆく。打ち粉の片栗粉がダレダレの生地をなんとか餃子の皮らしいモノにしてくれる。

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生地の切り分けが正確でなかったので、餃子の皮のサイズはまちまち。積み重ねると馬鹿が作った馬鹿に喰わせるホットケーキのミニチュア版みたい。

さて、曲がりなりにもようやく餃子の皮と餡ができあがった。

ここまでくれば問題なし!

と言いたいところだが、いざ餃子を作り始めると皮がダレダレ過ぎて力が無く、上手く包み込む事が出来ず苦戦する。皮と餡をキッチリ使い切ったものの、不揃い。

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少しだけ皮が余ったので、昨日カスミアジを捌いたとき、沢山とれてしまった中落ちにわさびをたっぷり加えて、カスミアジ餃子も作る。

ふぅ、一応は見た目は餃子だな。明日明日。


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BBQ料理三日目。

餃子を焼いてみることにする。

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フライパンで一気に焼きたいところだけど、餃子を引っぺがすフライ返しみたいなものもなければ、蓋もなし。ティースプーンとプラスチック製のナイフとフォークじゃどうにもならん。ということで、これまで通り、アルミトレーをフライパン代わりにして焼いてみる。

熱した鉄板にアルミトレーをのせ、キャノーラ油を温めて、餃子セット。焦げ目が付くくらい焼いてからお湯を入れ、蒸し焼き、最後にごま油をチョチョイのチョイ。ま、通常通りの方法。

仕上がり!

まあまあ。。。

餃子としての出来上がりは、作ってる最中のダレダレ度合いにも関わらず、皮や焼き上がりは、まごう事なき餃子になってくれた。減点ポイントは、やはり餡の肉率が高く、肉餃子になってしまった事。

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餃子のうまさは、白菜(もしくはキャベツ)や韮なんかの野菜なんだねぇと痛感する。ソーセージになる予定だったミンチ君の進路を、餃子に変えてしまったことは決して悪くなかったと思うけれど、肉餃子って数食えない。5個も食えば飽きちゃうなぁ。

ココス諸島では、大規模な農園なんかは見かけなかったけど、南の島やアフリカではお馴染みの、タロや、キャッサバの葉っぱを白菜やキャベツの代わりに使えないだろうか?とふと思う。キャッサバとキャベツ。名前は似てるんだけどなぁ。

BBQ料理四日目。

今日は、餃子とカレー。最後の夜なのに、ぱっとしない料理だ。残ったミンチでハンバーグでも追加するか。

ご飯は完璧に炊けるのだから、ココスココス店の未来は明るいと思うけどやっぱり準備が足りなかったなぁ。と思いながら、さすがに喰い飽きているカレーと餃子を放り込む。

半分冗談で作ったワサビカスミアジ餃子が、まあまあ喰えたのは小さな発見だった。立派なカスミアジをミンチにして餃子にしてしまったのは可哀想な気もするけど、今後の島旅の自炊作戦に少し光が差したような気がする。

BBQ五日目。

喰いきれなかった餃子とカレーをバーベキュー台で温め、朝ご飯。初日と二日目は、インスタントラーメンやらパンで過ごしたものの、ココスでの6泊7日は、完全に自炊で過ごしたなぁ。

手間暇かけたからと言って、旨いモノが作れるわけじゃないってのを証明してしまったし、島で触れるべき食文化に触れる事も出来なかったけど、まあいい。

誰に喰わせても恥ずかしくない旨いモノが出来たなら、

「世の中便利になりましたね?でも、それで幸せですか?ホントに満足ですか?」

という問いを、世に投げかける事が出来たかもしれないけれど、今一歩だったなぁ。餃子の生地やらからの作り方だって、NZでネットに繋いで予習していたから何とかなったんだし。説得力ないか。。

でも、まあ個人的には少し成長した。ご飯はもう目をつぶっても炊けるレベルになったので、次回餃子を作るときは、野菜をたっぷり用意して、皮を作るときは塩をもう少し多めに加える事を忘れないようにしよう。

ということで、人知れずココス諸島にオープンしたCOCO'Sは、これまた人知れず閉店。


コメント
よし、今度日本帰ったら、高知のココス行って、あら汁つき餃子定食食おうっと。
  • 然父
  • 2011/10/29 5:04 AM
そうそう、それと今度は拉麺とかを、全部最初から作ってみましょうよ!
  • 運び屋@KUL
  • 2011/10/29 2:40 PM
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