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キンシャサ / Kinshasa

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キンシャサ / Kinshasa

ああだこうだ言う前に、あらかじめ書いておくと、この町で人生初の強盗に遭い、安ホテルが見つからず、所持金が帰りの船賃ギリギリくらいになり、財布を充足させようにもATMでCitiBankが跳ね返され、せめて食い物くらいはと、スーパーやレストランに向かっても、中心部ではマスターカード(手持ちがVISAのみ)しか使えないという悲惨なキンシャサだった。

結局どうにもならず、ザイール川を渡り、ヘトヘトになってブラザビルに戻るまで、ビスケットひと欠片食えなかった。

2つのコンゴのビザがどちらもマルチエントリーなのをいいことに、軽装日帰り気分でキンシャサに出かけたのが運の尽き。

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スーパー。ここは印度系。アフリカではお決まりのレバノン系も頑張ってます。

荷物がほとんど無いからこそ、コンゴ民主側の官憲に色々せびられずに済み入国できたのだけど、ザイール川渡河作戦のエントリーで記載したとおり、日帰りができなくなってブラザビルのホテルに払ったお金は無駄になるし、腹は減るし、散歩もまともにできないし。。。トホホで、アレレなキンシャサオプショナルツアーだった。

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残金。。これでブラザビルに帰れるのかなぁ

まず、ザイール川渡河を終え、ボッタクリータクシーでホテルに向かう道がやばい。インフラ断絶不能状態なようで、大通りを外れると道は未舗装の穴ぼこだらけ、雨期ということもあって水たまりだらけ。

大通りはBlvd du 30 Juin。6月30日通りとでも言うのかな?

この通りから外れると、物乞いは走って近づいて来るし、繰り返しになるけど穴ぼこ水たまりだらけでまともに歩けないし、獲物を睨み付けるようなキツイ視線を送ることを隠そうともしないのがいたりする。工事中やら建設が途中で放棄されたような建物、廃墟や廃墟に無理矢理人が住んでるような家等々、北斗の拳やAKIRAほどではないけれど、兎に角、空気の張り詰め方が半端無い。

オマケに天気はどんよりとして「ヨキモノ」が降り注いでる感じが全くしない。

「駄目だこりゃ、ここから先に行っても何もネーし、そろそろ暗くなる」

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と思って、6月30日通りを戻ろうとすると、大通りの交差点の向こうからフレンドリーさゼロな若者がコチラに向かってくる。

「らら?こいつらが大通りを練り歩く感じ。。。報道写真とかで観る、アフリカの暴動とかで大騒ぎする若者そのまんまじゃ。。」

と思ったら、そいつら5人くらいがワーッと取り囲まれ、自分の右腕をとり、左腕を後ろに回し、残りの連中がポケットに手を突っ込んでくる。ぐほっ!強盗の連係プレーだ!

「のわっ!」

まずは体育会&代表応援仕込みの大声を放って緊急事態を周囲に知らせる、体重をかけ地面に伏せる。糞ガキ共のストンピングが恐ろしかったけれど、立ってると首締められる!!と、思い、パッと体を伏せるというか力を抜くような感じで倒れこむ。

図体だけはそこそこ大きいので、ヒョロヒョロの糞ガキ共の体勢も崩れた。でくの坊なりの防御本能が働いたのかな?

財布を持ってるの丸出しな見栄えや、身のこなしをしていたことは反省だったのだけど、財布自体はストラップでキッチリとズボンに固定されているので、サクッと財布を奪われず、地面に倒れ伏せる勢いで、糞ガキ共の手が離れ、目当ての財布が奪えなかったことで隙が出たのか、大声に反応してくれた近くの車のクラクションで、糞ガキ共が、散る。

モノの数秒の出来事だった。あぶねぇ!

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背の高いビルの近くの交差点でやられた。

クラクションを鳴らしてくれた車がいろいろ声をかけてくれ、2ブロックも離れていない警察署の方角を指して、何か言う。「訴えろ!」みたいなことを言ってくれているのだろうけど、彼の車には乗りたくないし、何も取られていないので、さっさとホテルに逃げ込みたいという気持ちが強く、「ペルドンメルシ」を繰り返して、大通りをまずは戻る。

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ホテルの裏。大通りから1ブロック外れただけなのにこの調子。。帰ろう帰ろう。。

結果的に彼がしばらくの間、伴走してくれた状態になり、波状攻撃やらは免れ、ホテルまでの道の半分くらいを安全に動けた。残りの道は所々にポリスが詰めているので一安心。

いやぁ、焦った。

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うちひしがれ、本を読んで誤魔化す旅人。。。

南アフリカとかでよく聞く手口だ。

間一髪だった。。。。ホテルに戻り、カメラや現金はまだしも、パスポートやら諸々を奪われてたら。。。と思ったら時間差でゾワーッとしてしまった。

ということで、無傷無損害で切り抜けられたモノの、己の旅レベルや旅センサーの駄目さなんかを再認識した完全脱力絶句不能状態なキンシャサでした。



皆さんもキンシャサにお越しの折は、お気を付けて。。

追記:キンシャサの安全情報の一部を抜粋。糞ガキ共は「ジェゲ」「クルナ」と呼ばれる集団だったかも。

☆ 最近の犯罪発生状況

当国(特に首都キンシャサ)においては,「シェゲ」と呼ばれるストリート・チルドレンによる引ったくりやスリ,「クルナ」と呼ばれる不良暴力集団による殺人,強盗,恐喝事件等が多く発生しています。特に夜間には,銃器を所持した武装グループによる民家や車両を狙った凶悪事件や発砲事件も多く発生しています。


コメント
いつも楽しみに拝読いたしております。

よくぞ、ご無事で…。
自分だったら身ぐるみ剥がされて、、と思うとゾッとします。

世界制覇まであと少し。
教訓を糧に前に突き進んでください!
 
ふぁいと〜!
  • へのへのもへじ
  • 2011/12/10 8:37 AM
やられちまいましたか。
やはり渋谷と部原は怖いところですな。
スリングショット常備で最後の追込みがんばって下され。
どんまい!そんな時もあります!
生きていたから儲けものっす!
気をつけて旅を楽しんでください。
  • K
  • 2011/12/10 11:14 AM
いやー…大変でしたね。
私も何度か強盗、強盗未遂に遭ったことがありますが、何かを取られなくても、軽く心に傷が残るというか、そういう問題がありました。
ゆっくりと気を取り直して頂いて、リビア、サウジアラビアへGOですね!
  • 東星
  • 2011/12/10 2:28 PM
皆さん

ご心配おかけしました。が、株価換算にして、キンシャサの頃の状況が、大底。そのあとは大きく値を戻していますw

> へのへのもへじさん

元気に復活してますよ!サントメで楽しい旅に戻っていますので、時間差アップデートを今しばらくお待ち下さい!

> 大熊猫さん

おうよ

> Kさん

復活したぞい!

> 東星さん

刃物やらを見なかったからか、恐ろしさより、驚きの方が大きく、僕の場合は精神的ダメージも少なかったです。

ここで反省や見直しも必要かもしれませんが、まあ程々に注意して。。。
  • 運び屋@サントメタウン
  • 2011/12/10 3:18 PM
見ました!やっぱりヤられましたね…。

最近キンシャサに行った人で何も無かった人はゼロです。別の旅人は何千ドルもやられたようです。僕も当然檻に入れられて警察に強盗くらいました…

サウジアラビア、情報参考にさせてもらい入国しました。リビアも昨日ちょうど戻ったところです。今ナイロビで取る方法があるので詳細、聞いてください。

かなりコツがあるし、すぐ行かないと無理な可能性もあります。しかしかなり楽に僕の場合は取れたので聞いてもらえればお教えしますよ。
MASAKIさん

ガッツあるねぇ、サウジアラビア同様、キツイ国を目指す(笑)僕たちは、時には視点を変えたり、従来の方法とは違うルートを再点検したりすることが必要かもしれないですね。それにしても、リビアに行きましたか!

メール差し上げますね! 

運び屋@名古屋(のご出身ですよね?)
  • 運び屋@名古屋
  • 2012/05/14 2:35 PM
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