calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

categories

archives

メールとTwitterアカウント

courier_jpn☆hotmail.co.jp

☆を@に変えて!



Twitterアカウントはcourier_JPN

ウユニ / Uyuni

DSC00333.JPG

ウユニ / Uyuni

心配していた頭痛もさほど悪化せず、頭はボンヤリとしているものの、思考は停止していない。目覚めがやけに早かったのは、思い返すと高山病の軽い症状だったのかもしれないけれど、窓の外は抜けるような青空。

さあ、ツアーを予約しにでかけるか。

ウユニ塩湖は、乾季と雨季、湖水の水位などによって訪問できるポイントが変わってくるのだけど、一年を通し、日帰り、1泊、2泊でアタカマに抜ける観光しながらコースなんかが用意されている。

DSC00232.JPG

何も考えずに、まずはウユニ日帰りを予約したけれど、思い直し、観光しながらチリ入りできる2泊3日の観光に変更する。出発は11時。

旅の道連れは、女1人男4人のブラジル人学生グループ。キャラまでゴレンジャーみたいで面白い。

ウユニとは関係ないけれど、この時期の南米は夏休みにあたり、ブラジルとアルゼンチンの学生が大挙旅に出ている。そこかしこで、陽気な彼らの姿を見かける。


DSC00300.JPG

南 米は資源価格と穀物価格の高騰に支えられ、非常に景気がよい。日本や欧米のニュース番組で見かける情報の9割方は、これからの地球はどうなっちまうんだ? みたいなモノで占められ、先進国のほとんどが躓き、グローバリゼーションが影を落としている一方、南米には光が差している。

2年前の南米訪問時は、ブラジルの景気の良さが突出していたけれど、2年間のうちに、勢いが南米全体に行き渡った様子。ローカルと旅行者という敷居がなくなり、一緒に旅するってのは悪くない。

そういえば中国でも、ある時期を境に安宿やユースホステルが、中国の学生だらけになり、観光地が団体旅行客で急激に混雑しだしたタイミングがあった。今回の南米旅はまだ始まって数日だけれど、数年前の中国で起きた、あのがらっと変わった感じに似ている。

「旅 は道連れ世は情け」なんて言葉があるけれど、自分はアルゼンチンやブラジルがずっこけている時、情けをかけたか?そもそも関心があったかなぁなんて考え る。大きく動いている時代に、有象無象の変容する前、した後を冷静に見つめることはなかなか難しいけど、脳味噌が破裂しないうちにやっぱり色んなモノを見 ておきたいなぁと思う。

いきなりテンション高めの彼らと話しながら、そんな思いに更ける。ランドクルーザーはまず、汽車の墓場に向かう。

DSC00244.JPG

DSC00246.JPG

南 米の広大さ雄大さは、時として一本調子で退屈で飽いてしまうことも少なくないけれど、ウユニとその周辺の景色というのはやはり突出している。二度目で、頭 もぼーっとしているけれど、まだまだ飽きない。世界で最も平らかな湖のほとりに広がる、乾いた山、濃い青の空。影を引きながら舐めるように山を越えて行く 雲。そんなパノラマの中にいると、否が応でも「やってきましたよぉ!」という気分になる。

DSC00259.JPG

でも、汽車の墓場は、写真を撮るための遊園地というか、ウユニに行く前にテンションを上げる添え物に感じられてしまう。やっぱり2度目だからかな?しばらく見物して塩湖へ。

DSC00305.JPG

DSC00287.JPG

一 番の楽しみだった、水が乾ききる寸前のウユニ塩湖をランクルでぶっ飛ばし好きな音楽を聴くっていう願いは叶わなかった。叫び出したくなるような血湧き肉躍 るあの疾走感を味わえないのは痛恨の極みなのだけど、まあ仕方ない。というか、そもそもブラジル軍団が車のオーディオに直結した音楽が爆音過ぎて、自分の iPodの曲なんてあっさりかき消されてしまう。

DSC00318.JPG

DSC00328.JPG

世 界には一方的に思いを募らせても、願いが叶わなかったり、近しくなったつもりが、あっさり袖にされるような場所がある。そして、そういう場所ってのは、面 倒なことになかなかたどり着けない場所だったりする。そんな場所にようやくたどり着き、人生を振り返ろうにも、今度は薄い空気が思いや気持ちをぼやかす。

なんだかグダグダ描いてしまったけれど、それでもウユニは絶対的な場所だなぁと思う。多少無理してでも生きているうちに訪れておきたい場所だと自信を持ってオススメできる。

DSC00347.JPG

前回、ツアーでは写真を撮るだけのために立ち寄った、塩のホテル周辺でウユニを満喫する。ブラジル軍団は、集合写真がキッチリ撮れればOK。あんまりトリック写真にこだわらないようなので、一人きりで白い地平に向かって歩いたり、少し写真を撮ったりして過ごした。

ここまでは順調だった。

DSC00290.JPG

が、紫外線を浴びすぎた上、延々と続く爆音ミュージックと未舗装道のガタガタが脳をシェイクシェイクしたらしく、ウトウトした後、ふと気がつくと猛烈な頭痛。心臓から送り出された血の波が頭の血管を通過するドクンドクンが激烈に響く。

DSC00308.JPG

うわぁ、失敗した。レッチリや、コールドプレイなんかを一緒に歌っているうちに、自分自身が酸素不足に陥った上、元気はつらつのブラジル軍団を調子づかせてしまった。

いたいいたいいたいいたいいたいいたい

宿に到着するなり、ベッドに直行。

ベッ ドから動く気力はもちろんのこと、鞄に手を伸ばす事すらできなかった。同じ宿になった他のグループとブラジル軍団は、夜中までギターに併せ、ニルバーナや ビートルズ、U2なんかを歌って楽しそう。けれど動けない。学生の頃、よく聴いた曲を地球の裏側の若者もなぁ。。なんて思いを巡らせるのがやっとだった。

アスピリンや高山病を抑える薬の副作用で、今日見た景色も断片的になったり、薄くなったりしちゃうのかなぁなんて思う。 

そんなウユニの朝から晩まで。

コメント
うわあああ行きたいー
ここで音ぶっぱなしたら爽快だろうな!!!

東京のオフィスにて
妄想。

ぁぁぁもっと広く生きたいわ。
ほんと。
ああぁぁぁっっっ!!
とつい声をあげました。美しいですね。ってそれでも言葉が足らないように感じます。
ついつい、会社でみて、同僚まで呼んでしまい、アクセス方法を調べてしまいました(笑)ほんとにいつか行ってみたいです。
  • Marie
  • 2012/01/20 3:05 PM
mibkstokyoさん

Marieさん

思い立ったが吉日!

せっかく生まれてきたんだから、こういう場所に出かけてみましょうよ。人生観は変わらずとも、人生が満更でなく思えますYO!

  • 運び屋@カラマ
  • 2012/01/20 8:28 PM
ご無沙汰です。

いいないいなウユニ。
来月の旅を西部・中部
アフリカに決めたんですが、
この光景はすごいの一言。
どっかで南米もねじ込めないか
悩んでしまいますね。

以上極夜のスヴァールバルから
コメントしました。一路平安!
  • OYAJIMAFIA
  • 2012/01/20 8:34 PM
OYAJIMAFIAさん

ウユニを混ぜるときは、急がず慌てずですよ。

それでは!
  • 運び屋@カラマ
  • 2012/01/21 6:30 AM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック