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アンデスを越えろ その1 / Cross the Andes Vol.1

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アンデスを越えろ その1 / Cross the Andes Vol.1

目が覚めて、寝床の中で体を動かす。

頭が重い。いや、重いどころか痛い。

あたまがいてぇえええええ、割れそうだ。。  の完全停止鉄雄状態

昨日は宿に着くなり横になって、意識が途切れる途切れないを別にして、一晩同じ状態で絶対安静にし、13時間以上寝ていたのに。ほとんど状況が改善されないってどういうコトだよ。頭痛は全く引かず、頭の内側にへばりついているような感覚だ。今日はチリを目指しながらの丸一日の移動日。今以上に標高が高い所を走り、当然移動距離も長い。この頭痛のまま未舗装路を一日と思うとクラクラしてくる。

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けれど、途中棄権したところで、現在位置はアンデスの大高原地帯のど真ん中。ツアーから離脱したところで、標高3,000メートルを切る安全圏まではどう考えても丸一日か、それ以上の距離がある。

これまさにin the middle of nowhere也。

不幸中の幸いは、着の身着のままで寝てしまってザックもそのままな為、着替えと荷造りをする手間が省けることくらい。なんだそりゃ。

宿が同じのもう一つのグループは出発時間が早いらしく、ブラジル軍団がグースカ夢見ている間に食事とパッキングを終え、バックパックをランクルに載せ始める。

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そういえば、宿の食堂が賑やかになっていた昨晩、枕元に現れ、「少し食べた方が、高山病にはいいから、スープだけでも食べに来ないか?」なんて声をかけてくれたのは、このグループの中の一人だった。結局、誰か分からなかったけれど、御陰様で元気になったよ的な笑顔を送る。一切状況は好転していないけど。。ザックをガシッと担ぎ、出立する旅人ってのはイイ顔してるなぁ。

食堂にはパンに塗りたくるジャムやらチョコレートに、コーヒー紅茶の準備がされている。カフェオレを作りゆっくり飲む。出立していったグループが残していった分厚いパンケーキを、小さく切って口に入れる。

いつの間にやらブラジル軍団が現れ、大丈夫かい?なんて声をかけてくれる。作り笑いを返そうとするとあら不思議。少し楽になっている。登山の小説や漫画では、甘い紅茶を飲むビスケットを囓るっていうシーンが殊更出てくるような印象があるけれど、やっぱり食わなきゃ始まらないのかもしれない。

いつもと変わらぬ朝の如く食事をとるブラジル軍団と会話をしながら、パンやらを放り込み、何杯目かのカフェオレを飲み終え、食器を纏める頃には、頭痛が消えている。ろろ?

最近はストレス低めな生活をしているので、頭痛に悩まされることは少なくなったけれど、頭痛&ルサンチマン持ちな時代も長かった自分にとって、頭痛をやり過ごす唯一の方法は、頭痛薬を飲んでじっとするか、寝てやり過ごすっていう方法のみだった。食事をしている10数分の間に、キツイ頭痛が消え去ってしまったことの驚きが、喜びより先に来る。

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寝起きだとか、夜中に高山病を抑える薬を一応飲んだとか言う条件もあるけど、自身の経験、夜中に声をかけてくれた旅行者の言葉、山登りの小説や漫画やらを総合すると、こういう状態になってしまったら暖かいモノを飲んで、何か食べる!ってのが良いのかも(予防としてはとにかく水)しれない。ウユニを急ぎ足で目指す方、効くかどうか分かりませんが、あらら?と感じたらどうぞ!

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あ、ツアーでは沢山の旅行者とすれ違いましたが、アンデスの高山病にやられてしまった噸間は自分以外にほとんど見かけなかったということを書き添えておきます。心配してばかりも駄目ッスよ!

ということで、「食事を済ませ、8時頃に出発」の一行で済む、出発までの時間を長々と書いてしまった。

宿を出て目指す方角には頂上付近に雪を頂いた山々。活動中のものを含め、火山性の山が多いからか、ゴリゴリとそそり上がり、立ちはだかる山脈と言うより、砂で盛り上げたような緩やかな傾斜の山が多い。4,000メートル前後の高原地帯を走っているため、5,000メートルを超えているであろう雪を頂いた山に迫力はあれど、覆い被さってくるような威圧感はない。

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そんな気色の中に伸びる未舗装の道は、傾斜のきつくないルートをえらんでいるのだろうけど、山と山の間の鞍部を越えるときでさえ、つづら折れで越える難所のような箇所はほとんど無い。広大なガレ場というか礫地を抜けるような道が続く。あんまり山越えという感覚はない。

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5,6人のグループごとに分乗したランドクルーザーと抜きつ抜かれつをしながら、絶景ポイントで小休止を繰り返しながらのアンデスを駆ける。ノリの良いブラジル軍団は、小休止の度に他のグループと言葉をかけ、かけられ、徐々に他のグループとの距離が狭まってくるのが面白い。

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高校の社会科見学は班行動だったのだけど、上野公園の西郷像前、戦争時雷門前などなど、いろいろチェックポイントを辿る度に、以前から気になっていた隣のクラス女子となんだか鉢合わせし、視線が合っているような気がしたことがあったなぁなんて、ふと思い出す。

そういえば、東京の田舎に戻り、社会科見学が無事終わった後、その女子とは別の、知らない隣のクラスの女子に呼び出されたなぁ。。。。。

。。。おっと、得意の嘘記憶が。。

俺は高校男校卒業だ。。。

高校生の頃もその後の人生も、アンデス級にモテなかったじゃないか。なんだよこの幻覚。なんだよ、ブラジル軍団の爽やかな愛の謳歌。

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ガイドブックは準備できなかったし、ドライバーさんにもあれこれ尋ねなかったので、各見所の名称やらはほとんど覚えていないのだけど、このツアー侮れない。アンデスに抱かれる感覚、絶景、旅人の横顔。色んなモノが詰まっててオススメです。

ということで、コメント抜きの画像を大量投下。その2は二泊目の宿の夜から始めることにします。

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