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LA 993 RGL-MPN

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フォークランド/マルビナス諸島へのアクセス方法は、

1,英国ブライズノートン基地、アセンション経由の空軍チャーター便。2,アルゼンチンとチリを結ぶ便で立ち寄るクルーズ船。
3,南極に向かう船で立ち寄る船。
4,チリのプンタアレーナスから毎週土曜、週一便で飛ぶフライト。
5,第二土曜日、月一便で、プンタアレーナス、リオガジェゴスを
  経由するフライト。

が安定した渡航方法。

今回は、「4」のプンタアレーナスからの割高(400-500USD/片道)を利用するつもりでいたけれど、Lan.comで色々調べていると、英軍のマウントプリーザント空軍基地に向かう、プンタアレーナスからの便も予約発券ができることを発券、いや発見する。価格も、総額で764.5ARS。約1.5万円といった所。インフレ気味のアルゼンチンの物価や交通費にしては安く、フライトの珍しさも手伝って、フォークランド滞在が長くなるのを承知で「5」を選択した。

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月に一便のフライトなんてのは、生まれて初めてだし、フォークランドの領有を巡り、少々英国とアルゼンチンがもめ気味で当日まで心配していたけど、杞憂だった。リオガジェゴス空港のLANのカウンターには、フライフィッシングやキャンプのギアを抱えた釣り人、極地エクスペディション系のトレーナーを着た髭面など。

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思いの外、目的がみえない旅行者がいて、彼らがアルゼンチンのパスポートを持っている。島を巡る争いが尾を引いて、英国側が島に立ち寄るクルーズ船の乗客で、アルゼンチン人は入国を拒否されるなんていう噂を耳にしていたので少々驚く。アルゼンチン人でもフォークランド/マルビナスに行けるんだね。

チェックインはスムーズ。が、出国審査は

「領有を主張している島にアルゼンチン本土から向かうフライト」

ということで、国内線扱い。一応、端末に自分のパスポートの情報を打ち込んでいたので、外国人の自分のような人間には、出国手続きに準じた履歴がのこるのだろうけれど、出国スタンプは意地でも押さない様子。一昔前のマレー鉄道ジョホールバル駅での対応にも似ている。

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その上、Mount Pleasant空港行きのはずのフライトなのに、空港の電光掲示板は、アルゼンチンが一時的に占領したときの名前からとっているのか、目的地はなんと

「Puerto Argentino」

アルゼンチンの港!と言ったところか。

待合室で本を読んでいると、目的がみえなかった旅行者がにわかに元気付き、畳4畳くらいはあろうかと思われるアルゼンチン国旗と、フォークランド/マルビナス諸島がガッツリ描かれた旗と同時に記念撮影を始める。最小単位ではあるけれど、カメラクルーにプロデューサーorディレクターのような人間もついている。どう見てもペンギン観光にはみえない。

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旗を持っていないもう一つの10人弱のオジサングループは、年齢が50歳前後でばらけていない。30年前は丁度20歳前後の若者だった年齢。アルゼンチン側の元徴集兵で、紛争で無くなった戦友達の慰霊に向かうのかもしれない。

搭乗が始まり、機内に入ると満席。

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フライトタイムは1時間5分。

入国審査、税関検疫はいたってシンプル。因みにフォークランド諸島の入域に、日本人はパスポートや滞在許可証を事前に用意しておく必要は無い。ただし、ホテルは予約をしておくか、滞在先を決めておくことはマスト(自分は予約せず、滞在予定のホテルを告げるだけでOKだった)かもしれません。滞在予定日分の滞在許可がすぐ下りる。スタンレーの町までは17GBP。20ポンド札を渡すと、3ポンドのお釣り。そのうちの1ポンドが、フォークランドポンドコインだった。




コメント
まさに「今」だから出来るフライトかもしれません(行き先表示などを含めて)
貴重なエントリー、ありがとうございます!!
  • Tommy
  • 2012/02/12 11:42 PM
Tommyさん

ご期待に添え、いや、フライトの不思議なところに、アルゼンチンと英国が抱えている色んなモノまで感じて頂けたようですね。

コチラこそ嬉しいです!
  • 運び屋@スタンリー
  • 2012/02/13 9:30 AM
貴重かつ有用な情報の多いレポート、興味深く拝見しました。

実はいま直属の上司がアルゼンチン人です。先日この島々の話になった際、つい英語名で「フォークランド」と言ってしまい(汗)、すかさず訂正されました。

真顔で訂正された後に、「なんてね」というような感じで舌をペロッと出していましたが、まあそこのところは人によって様々な考え方、思いがあるかもしれません・・・。

それにしても、スタンプ押さないとかPuerto Argentinoとか、初めて知りました。リオ・ガジェゴから出ているということは驚きです。これで便名がLAでなく4Mなんかだったら間違いなく卒倒ものでした。
  • 東星
  • 2012/02/13 3:13 PM
東星さん

僕が順調にたどり着けたのは、まず、東星さんのおかげです。改めてお礼いたします。

この島には、少なくない数のチリ人が暮らしており、その辺りを含め、南米も一括りにできないなぁと改めて感じている次第です。

お葉書、職場に送りますよw 上司にまた怒られちゃうかな?
  • 運び屋@スタンリー
  • 2012/02/14 11:22 AM
お礼なんてとんでもないです。

チリ人が住んでいるのですか!
それまた微妙ですね。

葉書、是非おねがいします!!
(今度送り先情報お伝えしても宜しいでしょうか)
  • 東星
  • 2012/02/15 9:37 AM
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