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RR 8221 MPN-ASI

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RR 8221 MPN-ASI

フォークランド諸島からアセンション島へ。英軍チャーターフライトってどんなのでしょ?の巻!

チェックインが7時には始まるとのことで、主都スタンリーの外れにある宿に、ピックアップのバンが来たのは朝の6時だった。

ポートスタンリーの東には、大型の艀船を「連環の計」の如く。いや輪にはなっていないから、繋げて浮かべて、固定させた港がある。船着き場と呼ぶにはどっしりし過ぎており、港といっても良いかもしれない。

その港には、主に貨物船や漁船が停泊し、漁協をはじめとした施設もや荷揚げのクレーンなんかも備えられている。で、その港に自分をピックアップしたバンが向かい、大型の防水バッグや撮影機材を、ドサドサと積み込む8人くらいのグループが、たいして大きくもない船を下り、乗り込んで来た。

テレビクルーのような身なりの男に混じり、何故かオバサンと高校生くらいの若者が一人ずつ混ざってる。どういう組み合わせなんだろう?フォークランドは、こういった何者とも知れぬグループに突然で食わすのが面白い。

ピックアップと空港までのトランスポートは、事前予約で14ポンド。らら、そういえば空港から市内へは17ポンドだったなぁ。ぼられたかな?

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フォークランド/マルビナス以降の旅で使用しない荷物を船便で送ったり、本や漫画も宿に投下したのだけど、小さくなりきらない自分の荷物。制限の25キロは越えているだろうなぁと、重量オーバーを告げられたとき処分するモノを考えながらチェックインカウンターに向かう。が、業務を行う、髪の毛をカチッと刈り込んだ迷彩姿の英国空軍兵士からは、ああだこうだのお咎め無し。あっさり荷物はチェックインされ、脇に控えていた、MPの腕章付きの兵士が自分の荷物を取り上げ、X線スキャナーのベルトに放り込んでしまった。

出国する前に、出国税やら空港税を払う必要があると思い、カウンター脇で何やら支払いをしている家族連れの後ろに並び、自分の番になって「おいくら万円?」と尋ねると、「どこに行くの?」と逆に聞き返される。行き先によって空港税が変わるのは珍しいねと思いつつ、「アセンション」と答えると、「60ポンド!」とのこと。

高ぇ!

と思い、「何で空港税がそんなに高いの?」と再び尋ね返し、自分の航空券とパスポート、予約票を見て貰うと「あ、もう支払ってるじゃない。」

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60ポンドは、アセンションまでのスタンバイの航空運賃のようだった。

当然、誰にでも適用する価格ではなく、軍の関係者とか親族などにむけたものだろうけど、安いなぁ。自分はこのフライトに10倍近い、550ポンドちょい払ってるんだけど。。

ちなみにフォークランドから、英国のブライズノートン空軍基地までの軍関係者向けの航空券は95ポンド。一般の日本人旅行者が英国本土からこの島まで飛ぶと1100ポンド強!!10倍以上。ま、こればっかりは、高いだ安いだ言ったって仕方ないことだけど。


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出国カードに記載し、セキュリティーの前に、パスポートチェックとチケットのもぎりが同時に行われる。

搭乗ゲート前で待っていると、何かのアナウンスの後に、一旦通り過ぎたセキュリティーチェックに戻るように人が並び始めるので、「あ、いよいよ出国税やら空港税を払うのね」と思ったら、「フォークランド諸島」の記念スタンプを英国空軍が捺してくれる。という、このフライトのお約束のようなものだった。

チェックインで荷物を放り込んでくれたMPが、今度はスタンプを持ってどっしり構えており、彼の脇に置かれた榴弾を模した箱に、ドネーションをチャリンと入れると、ペコンと滲んだフォークランド諸島が描かれたスタンプを捺してくれるという趣向。

1ページサイズの大きなスタンプ。このパスポートでアルゼンチンに入国する機会があったら、ちょっと厄介かな?ま、良い記念になったからいいや。

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午前10時前に搭乗案内があり、ランプを歩いて搭乗機に向かう。フォークランドの切手にも描かれている空軍章の入ったトライスター(65P)や、白いB747-300(2P)。それとも、ネット化なんかに転がっていたセイシェル航空のチャーター機かと思ったら、初めて見る塗装のB767。

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機内は、機外と違って「Titan Airways」とあちこちに表記がされ、通常の航空会社と何ら遜色ない。兵員輸送が主要な役割だから、機内の遊びな部分は少なく、1列目からエコノミーの座席も、チャーター系の航空会社の機材だったら、まあ珍しくないなぁとも思う。

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通常の航空会社のコンフィギュと大きく異なるのは、機内後方。エコノミーの座席にして後ろから10列分くらいのスペースが、前方の客室とカ仕切られるようになっており、そのエリアの中央座席が全て取り払われており、2つの搬送用ベッドが代わりに縦に並んでいる。

アクセスが限られる島からのフライトでは、旅客スペースを特別なケースを座席に据え、バンドルして貨物を運んだり、シートが倒れて、搬送用のベッドを設置できる機材を見かけることは初めてだな。飛行機の外観は、紛う事なきただのB767なんだけど。。

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搭乗率は半分以下。見た目も恰好も軍人というのは少なく、フォークランドの英軍風、濃いめ迷彩のバックパックだけが軍人、もしくは軍属かなという匂いを放つ人が6割くらい。残りのは、フォークランドの住人らしき人や、スタンレーから一緒だった、極地を回るような旅をしていた人などバラバラ。

機内サービスは、ミニスカ迷彩客室乗務員!が軍用レーションでも運んで。。。というのは嘘で、色つやはないモノの、それなりの機内食。それが7時間のフライトで2度配られる。一度目はスナックにブリトー。二度目は、トレーに乗らないものの、典型的なエコノミーの機内食。人気がなかったビーフが余ったらしく、それを配って回ったりと機内サービスは、普通の航空会社と比べても遜色がない。

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ただ、路線柄か、アルコールは無く、缶入りの炭酸飲料を提供するようなサービスはなく、コーヒー紅茶と粉末ジュースのみのドリンク提供だった。あ、客室乗務員は、どちらかというとトラディショナルなスタイルの制服に身を包んだ英国なアクセントの乗員さんだった。

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アセンションには現地時間で午後8時半の到着。機内は空席が目立つこともあって、他の乗客と言葉を交わすことも特になかった。アセンションでは一旦飛行機から全ての乗客が降ろされるようで、他の乗客達と小さなターミナルに歩いて向かうが、搭乗客の9割以上はこのままブライズノートン空軍基地に向かう様子。

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入国許可証を提示し、許可証に記載された30ポンドを納めて入国スタンプを「ポン!」される。荷物を待つ乗客は20人にも満たず、飛行機から降ろされた荷物は数えられるほどだった。

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税関検査は無し。迎えのホテルのバンに乗り込み、中心部に向かう。


コメント
はじめまして。
珍しいフライトだなあと拝見させていただいたのですが、機内の様子を見て驚きました。
運び屋さんが乗られたB767は元スカイマークの機材ですよ。JA767Dっていう番号で2009年まで日本で飛んでました。元々経営破たんした沖縄のレキオス航空で使われる予定の機材でした。皮張りのシートとエンターテイメントシステムはそのまま流用しているんですね。
ありがとうございました。
  • 伊慕華
  • 2012/03/03 3:41 PM
伊慕華さん

なんと!

2006年に一度スカイマーク便で開港早々の神戸に飛んだんですよ。その時の機材はB767だと思いますが。。まあ、一緒じゃないよなぁ。

2006年、ブログを始めて間もない頃、自分がこんな地球の裏側に来たりするとは夢にも思わなかったです。 飛行機も同じような気持ちでしょうか?

貴重な情報、有り難うございました!

http://courier.jugem.jp/?eid=548
  • 運び屋@ケープタウン
  • 2012/03/06 1:34 AM
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