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四国遍路 Shikoku Henro Day-13

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四国遍路 Shikoku Henro Day-13

峠を越えると

本来、野宿するような場所でないので、5時起床、5時半に撤収&出発。

忍びのごとく、人知れず眠り、目覚め、去る野宿遍路の朝は早い。

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空気がピンと張りつめた浦ノ内の集落を進み、へんろ道標の矢印をたどりながら進む。リズムよく歩いてしまい、地図を確認するでも無くダラダラ前進してしまい、気がついたときは海岸線から遠くは慣れている。ら、山側の道経由で須崎市を目指す事になってしまった。

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山側の道は、集落と集落を結ぶ古い往還を舗装しただけといった状況で、裏道の裏道といった雰囲気。あまり人通りはなく、道の脇に野菜の貯蔵所か何かと思われる横穴がたくさんあって、昼までも少し気味が悪い。夕方以降にこの道を通るなら、ヘッドライトに加え、暗闇の圧迫を跳ね返す勇気も必要そうだ。

その上、さほどロスではないのだけど、上り下りの回数が多い。

結論。急いでいる人にはこちらの仏坂不動尊ルートはお勧めできない!

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午前7時半、須崎市街の外れに到着。埋め立て地で雰囲気のかけらもないけれど、昨晩からまともに食事をとっていないので、コンビニのスパゲティーが旨い旨い。スルスル頂く。ちなみに、須崎は中心部を通る事なく、国道を歩いているうちにスルスル通過。

道の駅では、鰹のタタキの実演販売が有名なのだけど、朝が早過ぎ、まだ開店前。せっかくの土佐名物を味わえず残念。あんまり踏ん張らず、どこかの民宿に泊まって、昼飯どきにこの辺りを通過するべきだったかなぁ、なんて思う。

せっかくの土佐なのに、なんだかまともなモノを食っていないなぁ、おむすびやら菓子パンばっかやないか、と悔やみつつ、情けない気持ちになりつつ、道の駅の先から始まる上りを歩いていると、香川ナンバーの社用車風のバンが目の前に止まる。

30代前半とおぼしき会社員の方が、降りてきて

「オハヨウございます。歩きですか?」

「おはようございます。歩きですよー!」

「少ないですけどこれで、何か食べてください。」と500円。

「有り難うございます。南無大師遍昭金剛….南無大師…….」

「今日は営業で高知なんですけど、歩いている人を見つけると、時々お接待するんですよ。。。。あ、通しですか、香川まで頑張って歩いてきてくださいね!」

「。。。。。ありがとうございます。」

と車がカーブで見えなくなるまで、手を合わせて見送る。

ったく、涙が出てくるなぁ。

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有り難く行動食を購入しました!

頑張ります。香川まで行きますよ!

須崎を抜けると入り江の多い、山が海に迫る伊豆のような景色が少し続き、海岸線が険しすぎ、入り江の奥の平らかな場所が少ないのか、国道が海岸線から離れる。

午前9時20分、安和の集落を抜け、午前9時45分、焼坂トンネルも通過。

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昨日の疲れが残っているけれど、それを上回るテンションが体に漲っており、調子が良い。

午前10時半に中土佐町、土佐久礼到着。

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ファミリーマートで軽食をとりつつ、七子峠に向かうルートを考える。うーん。遍路道を行きたいが、この七子峠ルートで二本ある遍路道のうち、土佐往還そえみず遍路道は、道は楽しそうだけど、標高差があり、大坂遍路道は、最後の急登が。。。。すれ違った逆打ちのお遍路さん曰く、

「国道はちょっと車が怖いですけど、見晴らしがよいですよ!」

とのことなので、国道56号をそのまま登ってゆく事にする。

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途中で雨がぱらつき始め、雨用のパッキングに切り替えたので、カメラを取り出すのが億劫になり、写真を撮ることができ泣けれど、車の通行も想定内。ダラダラの上り坂は好きなくらいなので、楽勝だった。

12時45分、七子峠着。カロリーメイトを頬張りながら、少し休憩。オージーのお遍路がいたら、カロリーメイトを「おう、カロリーマイトじゃ」
とごちそうしたいと思っているのだけど、なかなかチャンスが無い。

七子峠は標高にして300メートルにも満たないのだけれど、海抜ゼロメートルからの上りということもあって、振り返る景色はよく登ったなぁ、なんて自分をほめてやりたくなるような、なかなかの壮観。

が、その登った先、七子峠を過ぎ窪川に向かう道が、ほぼ平坦になる。

なんだか、台形の斜めの線をズイズイ登り、そのあと平らな上辺にたどりついた場所。といったところ。関東平野が尽きて、ぐいぐい碓井峠に向かって登り、峠に辿り着くと平らかだけど高原地帯。たいした下りはありませんよ!なあの景色に似ている。

そういえば、焼山寺を打ち終え、疲労困憊して辿り着いたキャンプ場は軽井沢キャンプ場だったなぁ。ああ、何言ってんだろ。。

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さて、再び歩き出す。高知の平野部では後半戦に突入した感のある田植えも、七子峠の上の高原地帯では、まだ始まっていない。田植えの前の代掻きか、蓮根でもとっているのか、泥まみれになって集団で働いている農作業グループが印象に残る。

峠から窪川までは17キロ。1/3が遍路道、残りの2/3が56号の歩道。遍路道の途中までは、のどかな道をのんびり歩きな、気持ちよい旅路。

が、遍路道が終わろうとする頃、天候が大きく崩れ、土砂降りに。

装備も雨用フル装備にならざるを得ず、「やれやれ、また雨かよ。」と思わず愚痴がこぼれる。

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コンパクトで過疎化の激しい窪川の市街地に入り、三十七番札所、岩本寺に着いたは、午後4時半頃。香川の会社員の方へお礼の気持ちを込め、雨だったけどなんとか辿り着けた事への感謝しながら般若心経。

ああ、今日も結局雨だったなぁ。高知市の大雨で濡れ鼠になったのは、一昨日。今日は風はあまり強くなかったけれど、平野部の雨と違い、窪川の雨は冷たい。

着替えても体が乾ききらず、気温が下がり寒い。そんな身も心も濡れ鼠な自分と岩本寺脇のガレージで、同宿二人したのは、清滝寺でもご一緒した、仁さん。ここから先の野宿場所、テントを貼ることができるポイントなど、を教えてもらい、iPhoneが割れてしまった昨日の出来事なんかの話をする。

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明日は晴れみたいだ。


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13日目   

歩行距離 / 約44.81Km    浦ノ内農協軒下 〜 岩本寺近くのガレージ
お寺 / 37    岩本寺

お遍路旅の詳細はあらためて。。。

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