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四国遍路 Shikoku Henro Day-17

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四国遍路 Shikoku Henro Day-17

三原越え

身軽な出で立ちでキャンプ場を再出発。一昨日と違い、土佐清水/足摺岬方面に向かう、始発のバスを「坂本橋」バス停で待つ。

時刻表通り到着したバスの中は、白装束のお遍路さんだらけ。その中には、何度も一緒になったクロアチア人男性も。足摺岬までの道は、バスを利用するそうで、今日は三十九番札所、延光寺近くの宿に泊まるそうだ。

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いつ痛みだすか予測の付かない足と体、宿の予約、そして言葉の問題等々、大変だろうけど、四国を半分回ったのかぁ、日本人にとっても四国のこの辺りは馴染み薄い場所。頑張れ!フランス人男性も頑張ってたぞ!

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「中の刈谷」バス停を午前9時に出発。

雨に洗われ、瑞々しさを増した土佐のはずれをひた歩き、一時間半程で足摺からの打戻り道をそれる。三原村を抜け、宿毛の延光寺に向かうルートに入る。このルートに入ったあたりかあら、山は深いが、ひたすら日の光が暖かい南山土佐な景色。

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三原村は、四万十市、宿毛市、土佐清水市に囲まれた山間の村で、

原材料:四国の自然と田舎

以上!といったトコロ。高知の友人ですらその存在を知らなかった村。

崖がストンと海に落ち込んでしまうような海岸線の土佐とは趣を異にし、山間ながらも谷筋にはゆったりとした田圃がひらかれ、水が入ったこの時期はとにかく美しい。いや、一年中、心癒される景色だろうな。

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ただ、あまりにも長閑な光景な為、多少退屈してしまうけれど、三原村に入ってすぐ、成山の集落から狼内の集落の間には遍路道が残っており、短いながら地元の方に丁寧に整備されている。歩きながら呼吸するだけで、体が洗われるような、素晴らしい道だった。

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午後1時過ぎ、三原村の中心部脇をへんろ道標に従って抜け、午後2時前に宿毛市に入る。

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宿毛市に入ると、中筋川の渓谷をせき止めたダム湖があり、橋の遥か下の流れ込みに釣り人。

「おおぉぉぉぉぃ!何が釣れるんですかぁ??」

「ブラッッァアアックバス!!」

「アホたれ!男なら四万十河口でアカメを狙えよ!!」

と会話。あ、少し嘘が入ってるけど。ブラックバス、大声で話したから逃げちゃったかな?

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中筋川の渓谷を抜けるのに30分程かけ、南黒川のバス停付近で休憩。あと一息の、土佐くろしお鉄道「平田」駅からの土佐中村方面の時刻表を調べると、駅までの距離、ギリギリの所で乗れそうにも無い列車、その次列車までの待ち時間が、大分中途半端だと判明する。

平田駅に向かいGPSのアプリを停止、午前9時から6時間、28キロ程で打ち止め。

駅近くの宿毛市の観光案内付きの遍路休憩所で、列車が来るまで明日以降の作戦を練りながら休憩し、平田から具同まで、数人のお遍路さんや地元の高校生達と一緒にくろしお鉄道に揺られる。

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昨日に引き続き、具同で買い物をして、早めの夕食を済ませ中村へ。

中村駅は電源が取れる無線LANスポットがあるとのことで、郵便局で局留めしておいたパソコンと納経帳を引き取りがてら、そのまま駅舎へ。

なんと、ゆったり電源、無料無線LAN付き待ち合いスペース。

「素晴らしい駅ですねぇ」

と、パソコンを持参し、ネットをしている方に声をかけると、なんと四万十市(旧中村市)にIターンしてきた川崎の方。移住して間もなく、ネットが開通していないため、時々駅を利用するそうだ。

日本の地方を旅していると、膝からガクっと崩れ落ちそうになる程、過疎が進んだ町や村に出くわし、四国もご多分に漏れていない。けれど、老若男女がこの時期ばかりはと、田植えに精を出したり、この川崎氏さんのように、輝きを失わず地方で新しくスタートを切る人もいる。

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しばらく話したあと、「お先に」と彼が去った待ち合いスペースで、人生の方向性やらが未だ見いだせず、それでいて東京に残しているものが少なくない。。。なんて悩む、日焼けした自分が。。。窓に映る。

しばらく一人だったのだけれど、がっちりした大柄男性が、待ち合いスペースに入ってきて、掃除を始める。座席の下を掃除して頂くため、少し席を立ちがてら「ご苦労様です」と感謝の意を述べると、タクシーの運転手さんで、ボランティアで掃除しているとの事。お兄さんが歩き遍路で、自分に色んなものを課しているのはわかっとるよ!は前提で、

「わしは、タクシーの運転手なんでどうもそっちから案内してしまうけれど、4人集まったら、バスよりも割安でお遍路も、効率良く回れるよ。」

と、窪川から、宇和島まで、公共交通機関と、タクシーを駆使したお遍路ルートを教えてくれる。今日はどこにとまっとるん?と聞かれたので、市営のキャンプ場だと伝えると、

「あんな遠くに泊まらんでも、この辺りに悪い奴はおらんから、その辺の公園や河原にキャンプ張ればいいのに。。」

なんて言ってくれる。もう、四国の皆さんには、世話になりすぎているので、そう言って頂けるだけで本当に有り難いんです。と伝え、「またお邪魔しにきます。」と伝えて待ち合いスペースをあとにした。嗚呼、明日から伊予。

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愛媛県だ。


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四国遍路 Day-17

歩行距離 / 約27.50Km    中の刈谷バス停 〜 くろしお鉄道 平田駅
お寺 / 



コメント
今後訪れるであろう、第四十番「観自在寺」の近くにある道の駅「みしょうMIC」には新鮮な海の幸を使った惣菜がありますよ。また、地元パン屋の包装のデザインも秀逸ですよ!(妻の実家がその近くなので行ったことあるんです)
  • たこやき
  • 2012/05/01 12:29 AM
大丈夫ですかぁ?
行き倒れてませんか?
  • Nちゃん
  • 2012/05/02 4:18 PM
たこやきさん

情報有り難うございます。観自在寺では、通夜道にお世話になり、朝イチで宇和島方面に抜けてしまいました。。。道の駅「みしょうMIC」は、テントを張って温泉に浸かる野宿系お遍路も多いようですよ。僕は残念ながらスルーしてしまいましたが。。

御荘といい城辺といい、高知を抜けて、ホットした心持ちになったのが懐かしい。。

Nちゃんさん

こんにちわ、ピンチの時はいつも声かけてくれますねNちゃんさん。御陰様で無事、結願(88番まで巡拝し終えること)しております。ご心配おかけしました!
  • 運び屋@徳島市
  • 2012/05/04 2:31 PM
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