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モンタナの大きな空っぽの脳みそ / Big empty head in the Big sky country

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現場

モンタナの大きな空っぽの脳みそ / Big empty head in the Big sky country

時差ぼけを修正しきれず、

こちらに来てからというもの、夜更かしからそのまま朝釣りにでかけ、戻って食事をとると、意識がぼんやり虚ろになって寝落ち。そして夕方目覚めて日没まで釣り、宿に戻って夜更かし、ネット。。。。の繰り返しなモンタナでした。最終日まで。

ロディオ大会なんかが近くでやっていたので、見物に行けばいいのに、それすら出かけない。歩いたり踊ったりした夏の終わりの怠惰な生活スタイル。己の駄目さも38年かけて磨きがかかったなぁ。

見上げたもんだな。そんなモンタナ。

その最終日。早朝。

「ぬほ、朝だけは頭の回転がオレッち最強なのさ、でかいの釣るぜ!」

と意気込んで、まずはモーテルから一番近いポイントに向かう。昨日は、オカッパリで5,6匹釣り上げたので、今日はわざわざ川の中に立ち入るまでもないと思い、ウェーダーはモーテルに放置。

モーテルとメーテルって似てるけね。あ、どうでもいいね。

魚の反応はあるのだけど、バイトまではいたらないということを繰り返し、ちょいちょいポイントをずらしつつ、ようやく40CMくらいのブラウントラウトを釣り上げる。今回の旅で一番大きいかな?

sRIMG0265.jpg

このポイントは、運河に水を分けるための堰があって、流れが緩やか。川幅もあって、川幅が狭すぎたり、流れが強すぎたりする外のポイントと違って、勝負になる。すなわち、楽しい釣りになる。

スピナーを存分に投げまくるのもいいのだけれど、川岸に忍びのごとく近づいて、岸際の藻を狙ったり、対岸の岸際の藻の際にキャストするのが効果的だと気づいたので、ルアーをミノーに切り替えキャストを続ける。魚の反応がある場所で釣りをする方が、初心者から中級者への成長は早いよね。中級者から先が大変なのだけど。。。

狙い通り、ひっそり近づいた岸際で、今回で一番大きいのがフィッシュオン!が、一瞬のうちに、バラシ。小さなブラウンは必死にフックを外そうとブルブル暴れるけど、大きいのは、「ぬー、ヌンっ!」といったスローモーな反転でフックを外すんだよねぇ。。アタックもどちらかと言うと緩慢かな?

ということは、スローでリアルなアクションとポイントにバシっと投げるコントロールが必要とされるか。。。

なんて考えながらキャストを続けていると、岸際で根がかり。

引っ張れば、藻ごと上がってくるかと思いきや、なんだか流木と藻がぐちゃぐちゃになった部分にミノーが引っかかってしまった様子。根がかりとはいえ、こちらの岸際なうえ、引っ張ったその藻や流木に絡んだミノーは水面から出てるのが救いか。

ま、こんなことを書き始めた時点で、懸命なブログ読者の皆様なら、なんか馬鹿なことするだろうとお気づきでしょうが、その通り。

プチッ!

カチャカチャ竿を動かしてみるものの、なかなか厄介な絡み方のようで、ラインが切れてしまう。ぬぅ。現場は岸際から約3メートルといったところ。今日はウェーダーを持ってきていないんだよな。。。

仕方なしに靴を脱いで少し入水。竿をのばし、竿先のトップガイドの輪にミノーの針を引っ掛けて。。。の作戦。

体と竿をのばし、ようやく輪が引っかかり手応え。ムンっ!と引き寄せると。。

ヌポッ

と、二本つなぎの竿の先がとれてしまう。絵に描いたようなミイラ取りがミイラ状態。ポケットにパスポート入りの財布やらが入っているし、これ以上ズボンがぬれるのもあれだなぁ。。。と思い、スイミング覚悟で取り戻すまではせずに、宿に戻ってウェーダーを取りに戻る。

sRIMG0261.jpg
噂のミノー。

そして、ウェーダーを装着して現場に戻ると。。。

ない。

ミノーは相変わらずがっちり絡まってるけど、そのミノーに引っかかっていた我が竿の半分がどこかに流れてしまってる。。。唖然とするが、せっかくウェーダーを履いているのだから、入水してミノーを取り戻す。

半分竿では釣りにならない。



意気消沈して車に戻り、車の脇でウェーダーを脱いで、帰りの身支度。いいじゃないか、いい釣りができたんだしと、慰めるため、本日唯一の釣果をで確認するかと思うと。。。

カメラが無い。

急いで、釣り歩いた箇所を歩き回り、ようやくカメラ発見。ふぅ。画像も残ってる。美しい釣り場に竿を流してしまったのが心残りだけれど、釣り自体には満足!と言い聞かせ、宿に戻りパッキング。

釣り道具をまとめていると、竿を失ってまで取り返したミノーが無い。



ミノーを取り返して車に戻ったあと、車の屋根に乗っけたままで、そのままモーテルまで走ってきてしまった。

。。。。。

濡れたズボンを町のランドリーで洗濯し、乾燥をかけ、時間になって取り出そうとすると、ねじりん棒トルネード状態。

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そんな旅の終わり。9月の始まり。

今年も残すところあと4ヶ月。前途の多難さや自分の駄目さにちょっぴり身震い。

でもやるんだよ!


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