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エアアジアジャパン その2 / Airasiajapan vol.2

エアアジアジャパン その2 / Airasiajapan vol.2

運び屋へ

Air Aisa Japanの件、昨日、日経新聞にAir Asia本体の社長、マイク・フェルナンデスのコメントが掲載されていて、何か起こるなとは思っていました。最近、航空系の人脈との接点が希薄になってしまったため、核心的なことはわからないな。でも、自称航空評論家として、久しぶりに語ります。

ANAは本気で今回のフランチャイズ契約を成功させる気があったのかな。東南アジアでのAir Aisaの闊歩ぶり、韓国・中国系のLCCの台頭が既存の航空会社(Regacy系) の存亡に大きく影響しているのは周知の事実。Air Aisaのお膝元のMHは壊滅的だよね。そのなかで、本当の意味でのLCCの空白地帯は日本だけだった。

Air Asiaが単独で日本に乗り込み、日本のマーケットを破壊し、好き勝手し、Regacyが潰れるよな事態に陥る前に、ANAはその横暴を防いだ。その一方で自社ブランドPeachも立ち上げる。Air Asiaが日本で力を付ける前に、フランチャイズ契約から、LCCの戦略や手法を学び、自社のブランドに移植する。それが上手くいけば、持ち株を売り払い、Peachに専念すればいい。

そもそも、Air Asia Japanが成功したとしても、ANAは本当に未来永劫、他社のふんどしで相撲をとるかなという疑問はあった。Air Aisaなんて、所詮、Regacyには邪魔のなにものでもない。早めに物事動いてよかったんではないかと思う。

Air Asiaは今回のANAとの提携で日本マーケットに関して学び、次にどんな手を打つかを学習したしたものの、ANAはパートナーとしては成り得ないことを肌身で感じ、赤字が膨らむ前に手を切ったのだろう。

けれど、別資本と新体制を改めて日本に立ち上げるとしても、一時的な撤退は負のイメージが払拭できないし、またまたゼロからのスタート。そこで働いている人だっているのだから、マイナスだね。

Air Asiaの日本での勢力減退をさせただけで、ANAは成功だろう。Air Asiaブランドでの再上陸には最低、2年はかかると思う。その2年でPeachの位置づけを盤石にすればいい。

そんな事をふまえていたのなら、ANAは強かだね。

また、Air Asiaは新たな提携先と言っているが、可能性があるとしたら、Skymarkだけだと思う。他の航空会社はANAかJALの息のかかった航空会社しかなく、あるとすれば、Air AsiaがSkymark買収。提携という選択肢は中途半端だ。ない。

しかし、Air Asiaの手法(規程やシステム) が浸透するには、時間があまりにもかかるので、やはり、日本の既存の航空会社と手を組むことはないかな、金のあるIT系や商社系と手を結び、単独でやるんじゃないかな。形ができたら、その後、Skymarkを吸収合併というのが現実的かな。

Jetstar Japanにも言えるけど、はっきり言えること、関東圏で国内線運航で利益が生まれるのは、HNDに枠を持つこと。収支改善の道はそこにしかない。NRTは所詮ダメ。時間をお金で買う交通手段が航空運輸業。キミのような多摩地区の人間や神奈川県民は、成田に行く事が旅でしょ?

それでだ。フランチャイズのAir Asia JapanやJet Star Japanでは出資先であるANAやJALの枠を借りることはできないんじゃないかな。PeachはANAの枠を使って、HNDからフライト始めるみたいだし。ANAがPeachに本腰入れるなら、Star FlyerやAir Do、Soraseedを呑むでしょ。HNDの枠を確保するために。新Air Aisa Japanが始まる前に。

あり得ないけど、横田をLCCに開放すればいいのにな。インフラ整備が必要だけど、LCCのそれで十分だし、距離的にもNRTよりはマシかもよ。都内だし。横田基地周辺に住んでいる人間や企業の方が、成田より遥かに多いでしょ。

外国全てのLCCをみても既存の航空会社が立ち上げた、もしくは提携したLCCに成功例はない。Jetstarも所詮二番煎じ。RegacyもLCCに対抗できる運賃を生み出し、LCC以上の付加価値をつけて座席を提供している。それに見合う企業努力もしている。消費者は制限のあまりにも多いLCCと対して運賃の変わらない既存の航空会社があったら、どっちを利用するかな。破格的な運賃を魅力とするマーケットはパイの大きいマーケットとは思えない。今の価格は黙って成田経由で北海道や九州に行く値段じゃないよ。もちろん安いけどね。

100円マックもたまには買うけど、やっぱり本命はレギュラーメニュのビックマックだよね。ビックマックセットも時間と曜日を選べば、600円切るしね。5年後、LCCもある程度、淘汰されているのではないかな。

そんな感じです。

あ、補足。

Air Asia JapanのPeach統一化、これもまた一筋縄にはいかないかと思う。Air Asia JapanはAir Asia本体のシステム、規程、ポリシーを用い、Peachは恐らく、ANA系をそのまま活用している。
雇用形態も異なる。例えるなら、セブンイレブンとローソンが合併するようなもの。単純には行かない。各種ステップが必要で、急いで半年。下手をすれば1年かかるね。

本来なら、ANAがしばらく、Air Asiaブランドを使えばよいのかと思うが、きっとそうはいかない。シンガポールのJet StarとValueの様にはいかないだろうな。同じ会社にポリシーのことなる会社が2社あるのことによる弊害が安全運航の妨げにならなければ良いが。

そして、お金の話。

Air Asia Japanの株取得にも、Peachとのブランド統一化にも莫大な金もかかる。これが、前述した羽田枠の話、ANAのグループ各社とブランド再編なども関わってくるけれど、ANA本体の体力に影響しなければ良いが、長期的にみれば、Air Asiaに日本のマーケットを荒らされるより、損失は少ないかもしれない。

あ、久しぶりにウィグル料理が食べたい。

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っていう、長く熱いメールを友人からもらった。

「Airasiajapan、どうなるのかね?」

といった、三行程度のメールを送ったら、こんな丁寧なメールがかえってきた。航空評論界の上杉謙信である。ウィグル料理は奢らなければいけないなぁ。

在野の航空評論家の意見は鋭く、エアアジアの撤退ニュースの深層/真相を垣間みたような気分。確かに、言われてみればその通りで、今回の状況はANAは城に籠って寄せ手であるエアアジアを文字通り一時撤退させた感がある。

「笑顔でウェルカムした敵軍をまずは城に招き入れ、歓待しながら、技術やら戦術やらを吸収し、吸い取る物が無くなったら城の外に放り出した」

みたいだ。強かだ。JALと違って「座席を埋める、きっちり飛ばす」というシンプルながら、それに尽きる。。といったビジョンで動いているANAは強いや。骨太だ。

ということで、左手で握手しながら、右手に剣を持っているような危うい連携は一年で終わった。

次はどんなことが起こるのかな?

なーんて書いていたら、Peachの成田就航のニュース。

エアアジアのターミナルに少し白を重ねたら、エアアジアレッドが、ピーチに変わるかな。
 


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