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多良間島 / Tarama Island

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多良間島 / Tarama Island

空港から宿に運んでもらいながら

「この時期に何しに来られたんですか。」

なんて聞かれる。宮古-多良間線は、国内線有数の近距離路線で航空券もお手ごろ。。。フライト回数によってマイルの。。。。。なんてことを語ろうと思ったが、割愛。

「多良間がどんなところか来てみたかったんですよ。」

「うはは、何にもないでしょ、平らでサトウキビとタバコの畑だけ。村の人口より牛の数の方が全然多いいんですよ。」

「そうなんですか」

「何にもなくって平らだから、かえって道に迷うんで、迷ったら、あの三本の鉄塔目指してください。あの鉄塔目指してたら、いつの間にか何か建物が見えてきますから。」

「何もないって言ったって、何かあるでしょ。」

「。。。。。。」

「海とか。。。」

「。。。でも、ダイビングされないんですよね?」

「あ、釣り道具は持ってきました。。。。」

「。。。。。。ここ数日は。。」

みたいな感じ。

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宿に着いて案内をしてもらったが、宿の設備説明に2分、島の説明に1分といったところだった。

何もないと言っていたけれど、

八重山そばや食事を出す食堂があるし、ボリューミーな惣菜店もある。
夜やっている食堂はないけれど、居酒屋なら2軒もある(いかなかったけど)。
島価格で購入意欲が失せ「節約」という大事な言葉を思い出させてくれる商店や農協がある。
見知らぬおっさんに、ケータイ電話をよこせという小学生がおり、彼には自ら生き抜いていく度胸や将来がありそう。
為替や日経平均なんていう言葉を忘れてしまうようなマッシブな空白の空気感がある。
観光に依存しない島だからこそ滲み出る、離島のリアル。

なんかが、30分の自転車調査で確認/判明できました。

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不便が当たり前な離島は、その不便っぷりで勝負すればいいという思いを新たにし、中途半端な魚肉ソーセージや缶詰ばかりの商品棚や、宮古島の残り物でできあがっているような空気感の商店より、手作り感でプロフェッショナル!みたいな、食堂や惣菜店の方がよっぽどいい感じです。

ま、こんなこと面と向かって言ったら海に放り出されるかもしれないけれど。

さて、

食物のでない素泊まりスタイルなのだけど、料理を作る気にもならず、一応はカップ麺なんかを買って宿に戻るが、そんな惨めな中年旅行者を待ち受けていたのは、宿のオーナーが刺身サラダをどっさり作ってくれての酒宴。仕事で一週間ほど滞在している農機具メーカーの方達が、晩御飯を多めに作り食卓がにぎやかになった。

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晩酌かとおもった宴は、一回表からストロング宮古島スタイルなオトーリ飲みとなる。

多良間島三人、宮古島二人の中に、大井町で1500円飲んだくらいで気持ち良くなっているような奴が混ざるなんて、ブラックバスしかいない池に放たれた金魚のようなもの。茨城のチャリダーおじさんに助太刀してもらいたかったが、おじさんは下戸だった。。気を使って標準語を交えてくれるのだけど、それがいつの間にか島の言葉になって分からなくなってしまい、また標準語に戻ったと思ったら、

「多良間はすることないから、出生率No.1なんだよ!」

なんて面白自虐ネタを放り込んでくれる。気持ち良く飲んで、休憩がてら外の空気に当たってると野良猫が寄ってくる。

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一度の酒量をほどほどにしてもらったこともあって、本来だったら2回の裏くらいにグデングデンになるところを、最後までお付き合いさせていただいた。

。。でも、きっちりアルコールは注入されたようで、

「留学先で電子辞書を忘れ、学校の授業その他がチンプンカンプン」

という悪夢に床に入ってうなされる、

単位が取れないやら、卒業できないやら、勉強してないやばい系悪夢に定期的に襲われるのは、自分を振り返る上でも何か鍵になりそうである。酒はそれなりに抜けているけれど、目覚めても、今日はテストなのに何にも準備していない系倦怠感だけは濃密に残っている。

ああ、ヤダヤダ。ここは南の楽園。多良間なのに。。。

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よっぽど辛かったのか、寝ている間に結婚指輪を外して枕元に置いたのにも気がつかないままぼんやりでかけ、電子辞書の次は、指輪がないない。。。なんて狼狽えるおまけ付き。

多良間での2泊目も、前日とあまり変わらず、ストロングオトーリ飲み、猫との戯れ、釣れない釣りで終わった。オーナーや、事務員さんの親切さもありがたかったけれど、農機具メーカーのサービス員さんの飾らぬ島人ぶりが響いた。名刺もいただいたし、末長く付合っていきたいものだ。

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宮古島の多良間には、水納島という宝物がぶら下がっているので、次回来ることがあれば、ウコンの力をダース買いするくらいの準備はして、この島にまた来てみたい。あ、日本酒も持っていくか。

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