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Intramuros / マニラ囲郭

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Intramuros / マニラ囲郭

 

場所

 

 

東南アジア最大級の西洋式要塞は、ベトナムのフエだと思うが、現存しているもので、次に続くのはこのマニラの囲郭ではないであろうか?現存している上、往事の統治者が実際に西洋の国だったものとなると、このマニラ囲郭は最大級なのではないだろうか。

 

マニラ湾の水を引き込みパシッグ川の水を引き込んで、17世紀初頭に完成した要塞は、古地図を見ただけでは、戦いに明け暮れていた時代のヨーロッパの都市のそれと変わらない。それほど稜堡がキリリトしていて、うだるような暑さと、笑顔に笑顔が返ってくるフィリピーノやフィリピーナが散歩している姿がなければヨーロッパのどこかである。

 

現在では水を引いていた周囲の濠はゴルフコースや公園になっており、コロニアル調の家が軒を連ねていたという城壁の内部は、第二次大戦末期の空襲や艦砲射撃で、ほとんどの建物が戦後に建てられたものだそうだけれど、交通が制限されたり、学校が集められていたり(推測)して、他のマニラの街区とは趣を異にしている。

 

城壁の上を歩いてみたかったので、輪タクのおっさんのお誘いは断ってしまったけれど、城壁を見上げながら、わずかながら残っているという戦前からの建築を見て回るのもアリだろう。日本がオランダや清、そして朝鮮とだけ細々と国交を繰り広げていた江戸期、日本からそう遠くないこの地で、スペインの統治が長く根ざした重さと城壁の分厚さを重ねるのもよいし、その後のフィリピンの近現代史をめぐるあれこれ、日本の関係性なんかも感じる方は、びんびんすると思う。


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