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アンコールトム / Angkor Thom

 

アンコールトム / Angkor Thom

 

場所

 

植民地フランスに「再発見」された偉大なるカンボジアの遺産は、再発見当時のアンコールトムが崩落が激しかったり、密林に埋もれていたこともあって、保存状態がよかった「アンコール・ワット」がアンコール遺跡群の代名詞となった。

 

 

とはいえ、最大級の都市遺跡はやはりこのアンコール・トム (Angkor Thom) 。

 

アンコール・ワット寺院の北に位置していて、寺院的色彩の強いアンコールワットと違い、まごう事なき城砦都市遺跡といえる。当時のフランス人でさえすぐには信じなかったのであるが、この巨大都市、なんと12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設されたといわれている。

 

 

 

アンコールトムを訳すと、大きな都市という意味で、ゆったりとした環濠を備えた堂々たる姿は、アジア、いや世界有数の遺跡と呼ぶにふさわしい。長大でそそり立つ城壁は、なんと一辺3km、8mの高さも立派だ。ただ、攻城機の発達に呼応して強化されていった同時期のヨーロッパやイスラム圏の城壁と比較すると、死角をカバーするシステムなどが施されておらず、アンコールトムの中が、豊かで彩りのある「技巧的」な遺跡で満たされているのに比べると、大きいだけでシンプルすぎるように思える。はっきり言うと、城壁として頼りない。

 

 

観世音菩薩が5つの城門の四面に彫刻されているのも、武力より宗教の力で国家の統一を図ったり、王を奉ったことの表れかもしれないし、当時は、この辺りで最大の動物であったであろうアジア象は近くで見ると巨大だし、バイヨンの戦いのレリーフに彫られたているのは目がつり上がり、最終兵器!といった形相だけれど、南門の城壁上から堀の向こうのElephant Rideの出発点で草を食む姿を見る限り、

 

「小さい小さい」

 

といったサイズに見える。アンコールトムの城壁からすれば取るに足らない存在のように思える。

 


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