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生き残れ 014 新型肺炎と、国際結婚

 

生き残れ 014  新型肺炎と、国際結婚

 

 

2019年12月のベトナムでの企業研修のファシリテーションを務めた後に、タイのチェンマイに向かい、そこで数日楽しんでいると、なにやら妻が元気なく、ゆっくり休んでも治らないので、病院に出かけるとインフルエンザとの診断。翌日から娘もなんだか熱が下がらず、同じ病院の小児科に出向くと、これまたインフルエンザ。

 

 

正月休み明けから5週間連続で、仕事があることもあって、「インフルエンザさんよ、なんなら早めに俺にも取り憑いてくれないか。。。。」なんて思っていた過去が懐かしい。。。

 

 

2020年2月下旬。

 

 

下手にくしゃみすら出来ない世の中。

 

 

台日カップルで、家族の誰かがどこにいても外国人である家族に責任を持つ私は、隣国との関係や住む場所の未来に対して敏感すぎるところがあるかもしれませんが、現在、台湾にいます。

 

感染が広がる事を前提にすると、人口密度が低く頼りになる友人もいる高山が、籠城するならベストだったのですが、家がボロすぎて4月くらいまでは寒さが身にしみるし、そんな中で、私が家を留守にし、妻が一人で子育てと緊急事態に対応するにはあまりにも荷が重いと感じ、一旦高山を出ることにしました。

 

 

頼りにできる家族/親族が近くにいて、万が一の事が東京と比較して起きにくい場所、起きたとしてもダメージが最小限に抑えられる場所として、今は台北で状況を見つつ、次のジャカルタ、バンガロール、ヘルシンキへの出張準備をしています。その出張がそもそもコンプリートできるのかが怪しいのですが。。

 

 

自分たちが昨年末にインフルエンザに罹って、散々な思いをした事。

 

風邪をしている状態で、小さい子が飛行機になると中耳炎などにかかりやすい事などから、インフルエンザの流行や子供の風邪などの流行に敏感になっていたことが警戒感を普通以上に高めていたことの原因なのですが、情報収集を進めながら、どんどん深刻化していく新型肺炎とその状況を追跡していると、

 

 

日本における何もしない、なるようになれな官民の対応と、

官民ともに徹底している大陸の対応、

そして、できる策はとことん実行する台湾、

 

その「差」

 

 

それが、気にかかり、妻と真剣に議論しました。

 

 

日本で仕事や家などがある人にとっては、簡単に移動できないし、どうにもならないことがたくさんあるのは事実ですし、そういった問題に直面している方々のことを考えると、やるせないのですが、12月から2月まで海外を転戦していた身からすると、これで大丈夫かな。。。というのが、その間の日本の対策を台湾や大陸、香港のニュースと比較しながらの正直な感想でした。

 

 

結局、世の中がこのようなことになりました。

 

 

今は日本でも相当深刻な空気が漂っていますが、この空気感は、台湾や大陸の1ヶ月前のそれと同じような度合いです。それに対する準備を着々と進めたからこそ、台湾や大陸、シンガポールの今があると感じています。台湾の総統は、厳密なコロナウィルスの対応を行なったことで、むしろ支持率を上げています。

 

 

新型肺炎を、新しいインフルエンザの一種と考える向きや、致死率が低いと話す方もいます。勿論そういう考えるのは自由です。しかし、それがそういった致死率が低いものなのかもしれないけれど、これが収まらない限り、オリンピックは開催できないと、世界は感じています。既に中国、韓国、イタリア、シンガポールでは国力を全て収拾に向けています。日本は?

 

 

コロナウィルスの深刻度をどう捉えるかはそれぞれですが、その蔓延への対応を中国がどのようにしているかは、冷静に見るべきだと思います。武漢から遠く離れた、北京、上海、広州、重慶といった直轄市などの大都市でも、マンション隔離などが早々(1月上旬)に、かつ厳重に敷かれ、いまだに上海の目抜き通りに人が歩いていません。

 

中国はほとんどの都市で大金持ちでもマンションに住んでいますので、マンション毎の管理や隔離が容易なのですが、日本の場合はどうでしょう。

 

 

病み上がりな状態で、他の乗客にインフルエンザをうつさないようにマスクしていた今年の1月1日。

 

 

ちょうどその日に、妻の親友から

 

 

「また大陸でSARSが流行っているらしい」

 

 

というLINEが届いたのが遠い過去のようです。嗚呼、あの頃に戻りたい。

 

 

せっかくですから、その頃からの動きを、自分たちの動き、台湾や日本政府、大陸の対応、などと合わせて振り返ってみようと思います。

 

 

何度もブログに書いていますが、こういった時代こそ、人間が輝きます。自分で考えて行動しましょう。

 

 

決心して、人生を自分のものにして、難局を乗り越えていきましょう。

 

 


2019年12月

家族@タイ チェンマイ

 

クリスマスから正月にかけて、妻と娘がインフルエンザに罹患。自分はなんとか罹患せず。19年中に回復


2020年
1月1日    
家族@マレーシア    KL

 

「中国でまたSARSが流行っている」と、妻の親友からLINEに連絡。

 

 

1月8日    
家族@シンガポール    

 

呑気なもの。宿の高さに閉口しながらもシンガポール滞在を楽しんだ。

 

1月11日    
私@バンガロール    妻@台湾    

 

台湾総統選/武漢で初の死者

 

1月15日    
私@バンガロール    妻@台湾    

 

台湾/武漢の肺炎を厳重特殊伝染性肺炎に指定。

 

1月16日    
私@バンガロール    妻@台湾  

 

台湾    日本人の初の罹患者

 

1月17日    
私@バンガロール    妻@台湾    

 

妻が台湾でカフェノートのイベント開催。この時期、台湾でマスクする人はまだあまりいない。

 

 

1月21日    
私@ジャカルタ    妻@台湾    

 

「旧正月に武漢から旅行団体が沢山台湾に来るみたい。」
「わざとか。。。台湾で流行るのは時間の問題」と妻。

 

→ この頃は、また大陸のことを。。。なんて横で聞くようなヒトゴト/対岸の火事だった。

 

 

1月23日  
私@ジャカルタ    妻@台湾    
    
WHO国政公共衛生緊急時案に指定。武漢隔離開始

 

 

1月25日   

私@シンガポール    妻@台湾    

 

乗り換え先で中国に行かなくてはならない欧米の旅行者が、シンガポールでマスクが手に入らずに、困惑した様子。東アジア系、特に漢民族系の旅行者はほぼマスク着用。

 

→ 自分も探したが、ヨーロッパに向かう便だからいいやと、ノーマスクで搭乗。


1月26日   
私@ヘルシンキ    妻@台湾    


シンガポールの状況で焦り、日本の半弓道場スタッフに「店用マスクを買っておいてと指示」→余裕で買える。


1月27日    
私@ヘルシンキ    妻@台湾    

 

宿泊先にはアジア系旅行者多数。アジア系旅行者のマスク着用率高し。フィンランドの人より、自分の方が気にしてします。

 

 

1月28日    
私@ヘルシンキ    妻@台湾

 

ヘルシンキで中国からの旅行者の罹患を確認。フィンランド一人目!と新聞の一面。現地コーディネーターが対策説明のため、関係機関に招集される。

 

 

1月29日    
私@ヘルシンキ    妻@台湾

 

勤務先が上海の義弟の休暇の延長が決定。


1月30日
私@ヘルシンキ    妻@台湾

 

コロンボの友人が、指をさされて「コロナ」と言われるようになってしまったとフェイスブックに投稿。この辺りから、ヘルシンキ市内の公共交通機関を使うとき、勝手に自分が気を使うようになる。

 

 

1月31日    
私@ヘルシンキ    妻@台湾

 

1月末、マスクが台湾で手に入りにくくなる。台湾では2枚/週に販売制限 空港で売っているマスクは高機能のもので、一つ15EUR。断念。

 

 


2月1日
家族@バンコク

 

機内でマスクを着用する欧米人はおらず、着陸し、マスクを着用しながら冗談かましていたが、バンコク空港のマスク着用率を見て、青い顔になる。市中、車内のマスク着用者多し。空港からホテルへはGRAB。ドライバーは、中国人観光客が先週から来なくなったと。

 

 

 

2月2日    
家族@バンコク

 

バンコクでもマスクは手に入りにくい状況。

 

 

2月3日    
家族@バンコク


バンコク研修開始、担当企業にも通達があった様子で、初日は全員マスク着用。

 

 

2月5日    
家族@バンコク

 

アメリカ系航空会社が大陸の直行便に続いて、香港便を運休。煽りを受けて、マニラの後のアメリカ仕事が日程的に厳しくなる。100%リファンド。

 

 

 

2月6日
家族@バンコク

 

この頃、日本から帰ってきたタイ人がコロナウィルスに感染していたというニュース。

 

 

IMG_1417.jpg

2月8日    
私@バンコク/シンガポール/マニラ     妻@シンガポール/台湾

 

乗り継ぎのシンガポールの薬局で、一人10枚までマスクを販売していたので購入。各国の旅行者が買い求める。

 

 

2月10日
私@マニラ     妻@台湾

 

マニラでもマスクは手に入りにくい状況。大型ショッピングモールのワトソンで、一人3枚まで。

 


2月11日    
私@マニラ     妻@台湾

 

フィリピンが台湾人の入国を突然拒否(数日後、取り消し)

 

 

2月12日    
私@マニラ     妻@台湾    

 

台湾人の入国拒否の関係で、マニラ-台北のフライトが突然キャンセルされる。フィリピンの友人と会食。台湾にいる友人が、フィリピンに帰ってこれず、ハノイ経由で帰ってきたそうだ。

 

 

 

2月13日    
私@マニラ     妻@台湾    

 

キャンセルされた振替便の問い合わせをするが、CIのコールセンターがどこも繋がらない。中国の肺炎患者が一気に15000人増える。

 

 

2月14日    
私@マニラ     妻@台湾    

 

前日になって、ようやくフライト変更。朝便が夕方便に。

 

 

 

2月15日    
私@マニラ→台北     妻@台湾    

 

マスクは手に入らないが、エチルアルコールは手に入るので、まとめ買い。フライトは満席だったが、桃園空港はガラガラ。検疫のインタビューがしっかりしている。

 

 

2月16日    
私@台北→富山     妻@台湾   

 

勤務先が上海の義弟。台湾は中国国内扱いということで、上海に戻っても、14日間、自宅待機扱いされることが決定。台湾でも感染経路が辿れない患者が出る。日本か台湾なら、台湾の一択というのが印象であったが、過密さを判断軸にすると高山や地方都市が良いと感じる。

 

 

台北-富山のフライトは搭乗率3割程度。エコノミーの一番前の座席には、衛生グラスまでつけた重装備の乗客も。空港から富山駅までのバスの車内もなんだかテンション低い。

 

 

2月17日    
私@高山     妻@台湾    

   

寒すぎて、自分自身が体調を崩し、昨年末にチェンマイで、妻子がインフルエンザに罹って、大変だったことを思い出す。これが底冷えする高山だったら。。。日本に来るのはやめておけと妻に伝え、その旨をFBにもアップデートするが、娘の大事なイベントなのでと日本行き決行する事を決めてしまう。この日、気合いで確定申告終了!初日の高山市税務署はガラガラ。

 

 

2月18日    
私@高山    妻@台北-金沢    

 

TPE-KMQの搭乗率は三割以下、小松まで迎えに行く予定だったが、調子が優れずに、妻に金沢宿泊、バスで移動してもらうことに。

 

 

2月19日    
家族@高山

 

無事に、今回のミッション、保育園の体験入園を済ませる。夜は氷点下4度まで下がるとのことだったので、市内のホテルに泊まる。

 

 

2月20日
家族@高山

 

市内のホテルに泊まる。

 

 

2月22日
家族@高山    


飛騨地方を観光した旅行者が新型肺炎に罹患していたニュース。

 

 

 

2月23日    
家族@高山

 

義弟から2/23の上海の写真が送られてくる。結構有名な繁華街に全く人がいない。中国がここまで徹底的にやるのに、何故日本は。。。と思いが募る。

 

 

2月24日    
家族@高山→富山→桃園→台北

 

富山から桃園へ。搭乗率は3割程度。いつもならごった返している入国審査も手荷物受け取りゾーンも、到着客出迎えロビーもガラガラ。20年以上、桃園を利用しているけど、こんなに閑散としているのは初めての経験。台湾の本気と、新型肺炎の

 

2月25日    

家族@台北

 

近所にマスクを買い求める人の長蛇の列。

 

 


コメント
ご無沙汰してます。
スリナムだの、アンゴラだのに行かれていた時にコメントしていた大西洋線好きの常緑樹です。
(結婚と子供で、海外が遠ざかってしまいました)

運び屋さんの今回の決断、私は正しいと思いますよ。
こちらは妹がフィリピン渡航予定でしたが、予定を早めさせました。日本のパスポートが危険物になる前に。
そのくらい、今の政府(と役所)の対応はとてもじゃないですが信用できません。東日本大震災の時よりもひどいと感じているのみです。

運び屋さんご一家が、台北で安心できる日々を送れますことをお祈りします。
  • 常緑樹
  • 2020/02/27 1:19 PM
常緑樹さん

ご無沙汰しております!

私も、結婚と失業と子供で台湾以外の海外が遠ざかっておりました。

自分で判断して自分で決め、責任を取るパターンを繰り返しています。失敗したり大損を被ることもありますが、全てが経験になると信じ、落ち着いた時に、真っ先に勝負に出たいと思います。

運び屋
  • 運び屋@北投
  • 2020/02/27 8:45 PM
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