JL3057 NRT-FUK
JL3057 NRT-FUK
過激な月末の最後を締めくくるのは、成田からの国内線。
機材も国内線仕様のB767でした。
搭乗率は7-8割を超えているのではないでしょうか?
金曜の夜ということもあって、なかなかの混雑振りです。
国内線のラウンジでは食事はでません。
そのため出発前に鯖寿司を購入し、機内でいただきます。
やはりアジア人は米食。そして日本のご飯といったら魚ですね。
この鯖寿司は、福井の産。そのまんま、すばらしい。
去年のGWはこの鯖を京都に届ける街道を北上し、
小浜や敦賀を旅しました。街道はそのままですが鯖街道と
呼ばれていました。
冬の初め、富山から高山までの雪のローカル線も
鰤街道と重なるルートとっています。
特産品が冠された街道というのは、起点となる生産地と
それを消費する都会をつないでいて、
その名残を観て回る旅は、なかなか味があります。
成田には成田山詣以外の道で、街道ってあったかな???
ま、現在の成田は、空港がある以外はパッとしない印象があり、
住んでいても刺激にかけ、特産品などもあまり思い浮かびません。
ただ、旅客同様、新東京国際空港であるため、日本にやってくる
航空貨物として運ばれる商品の大部分は、いやでも成田やその周辺で
短い時間とはいえワンストップしています。諸々のコストが東京と
比較して安いこともあり、海外から(航空貨物として)運ばれる
付加価値の高い商品が、安価に手に入れられる可能性を秘めています。
成田は東京同様、地元の人に加え私のような
空港がらみの仕事などで、いろんな人が住んでいますが、
総じて穏やか、それでいて外からのヒトやモノに対し、
開いている人が多い気がします。
関税などが減免される上、国内外からの人々の参入用件を
低くするマーケット等、年中無休の海外版フリーマーケット
みたいのでもがあれば面白いと思うのですが、現実的には厳しいかな?
ただ、もしそんなことが可能なら、
海外からもたらされる「舶来品」が成田の特産品に
なったりするのかもしれません。
あと国際都市としてモノだけでなく、人が集まるように
大きめの大学なども着てほしいものです。。。
国際関係や貿易(貿易はやっぱり海港かな。。。)
を主眼に置く学部なんて成田に来てしまえばいいのに。
江戸期の長崎とは条件が大きく違うんですが、あのころの
長崎は日本にとって、唯一無二の海外への窓口だったため、
貿易で賑わい潤うだけでなく、蘭学をはじめとする医学や
海外の技術を取り入れようとする人間が集まり、町がかもし出す
空気からか、変わった人も多かったようです。
そんな厚味のある町に成田もならないかなあ。。と思うのでした。
飛行機は雨の福岡に到着。2時間ちょっとかかりました。
時間があるので、なんだか書き込みが長くなってしまいました。
- 2008.02.29 Friday
- フライト / Flights
- 19:48
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- by 運び屋