calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2009 >>

categories

archives

メールとTwitterアカウント

courier_jpn☆hotmail.co.jp

☆を@に変えて!



Twitterアカウントはcourier_JPN

土用丑の日



茨城ほどではないけど、印旛沼があったりで

内水面の漁もナカナカ盛んな千葉。内水面で平地のお魚!

といったらやっぱりナギウーでしょう。ということで


成田の先輩方と土用丑の日を満喫してまいりました。




生まれて初めての田螺もコリッといただき、明日からの

ラストスパートにも弾みが付きそうです。


今回持って帰ってきたモノ



今回バングラデシュの端っこまで行って良かったなぁ。

としみじみ感じたモノがこちら。ポンチョゴルがバングラデシュ随一の

日食観測場所!っていうのをTシャツの背中が大アピールしています。







◎がポンチョゴル。






観測用グラスにも、ポンチョゴルをアピール。


ということで、バングラデシュ紀行。日食の記事までアップデートしました。




CZ335 CAN-NRT


CZ335 CAN-NRT


食事から何から、やっぱりパットしないCZのY
お金がある人は乗らないようにしましょう。。。。

なんて思っていたら、



毛沢東の孫がCZマイレージに加入したそうな。。。
ったく、太らないようにしないとなぁ。。。

到着後は、京島で旅の垢だけ落とし、シャンパンぶっ被り会場に
向かいました。。








CZ362 BKK-CAN


CZ362 BKK-CAN


バンコクから、いざ日本に戻ろうとすると。。。NWのワールドパークスは、

UA(自社便を除く)やAAに比べて半分のマイルで飛べる上、選択肢が多い。

予約したのが差し迫りすぎていたので、結局CZになってしまったのですが、


☆ BKKから直行便

NW


☆ BKKからHKG経由

CI+NW


☆ BKKからKUL経由

MH


☆ BKKからTPE経由

CI(BKK-TPE間はKLもOK!)


☆ BKKからCAN経由

CZ


等々、いろいろ選択肢があります。KLを絡められるのは

おもしろいよなぁ。




経由をすれば、当然同日乗り継ぎができなかったり、

いろいろと問題がありますが、それを逆手にとって

楽しんだりできれば、良い旅になるかもしれませんね。


が、さすがに東南アジア諸国は飽きたなぁ。。


今回の機材はA320。機内放送で何故か台湾のプロバスケの

ドキュメントが流れていたのが非常に気になったり、




広州白雲空港に到着すると、CIのB747-400が到着していたりと、

この夏から中国嫌いになってしまいつつある自分としては、

個人的にはなんだかなぁ。。。な気分。




到着後も、そのCIの乗客やらで検疫のカウンターが大混雑し、

飛行機を降りてから45分ほどかかるなど、なんだかやれやれな

フライトでしたとさ。。。


明日は朝の便で日本。



PHRA SUMEN FORT プラ スメン砦


PHRA SUMEN FORT プラ スメン砦


カオサンで明日の航空券の変更やらを済ませ、砦へ。




水の都と称されたバンコクの大動脈チャオプラヤに大きな

水路が流れ込むところに築かれており、水路の上流?の王宮や

バンコクの中心部を守り、付近を通過する船に睨みを利かせ

る役割を担っていたと思われます。




バンコクにはこうした水上交通の要所要所に16ほど

砦が築かれたそうですが、このあたりは少し勉強してから

おそらく殆ど残っていないであろう砦跡を回ってみようと

思っています。




9W 66 CCU-BKK





9W 66 CCU-BKK







隣のインド人が酔っ払ってCAに絡んだりし、

鬱陶しい部分もありましたが、無事バンコクに到着。




機内食がタイ風の味付けということもあって、

飛行機の中で、ベンガルの旅が色々あったけど

おおむね無事に終了し、機内で人心地につく。


まあタイまで戻って来れて良かった良かった。







地理好きにはちょっと興味深かった9Wのルートマップ。

東京からのフライトが、たまたま回帰日食の中心線と被っていた。

つーか、ブータンはどこだ?





SILIGURI - KOLKATA



SILIGURI - KOLKATA

ケンシロウは、胸に体に北斗七星な穴を空けられていましたが、

運び屋の背中のダニ刺されクラスターは、北斗七星どころか

星の集まり「昴」状態。体全体でウン十カ所さされたようで、

外を少し歩いただけで体が温まり、やられた場所が猛烈に痒い。


今回の旅も、いつもどおり安ホテルの明け暮れ。クルナの宿以外、

どのホテルでも大小のゴキブリは出たし、お世辞にも奇麗で素っ裸

で過ごせるような部屋はなかった。けれど、気持ちが締まっていたのと、

ある程度警戒していたことが幸いし、痒い思いをすることはなかった。

最後のシリグリの宿は、今までで一番!と言ってイイほど奇麗な部屋で、

清潔感すら覚えるほど。


ということで、ついつい油断したホテル二日目、TEEN BIGHAから戻って

疲れて素っ裸で寝てしまったのが悪かった。。。嗚呼。


そんなことがあったので、兎に角体を温めたくない。風邪を引くくらい、

カキンカキンにエアコンのかかった、夜行バスに乗らねば。。ということで、


冷えそうな、一番高いVOLVOでコルカタへ夜間移動。




予想通り、乗り込んだバスはカキンカキン。乗客に毛布が配られるような

冷え冷えとしたモノ。お陰様でかゆみのぶり返しにも見舞われず、

峠も越えました。。。嗚呼良かった。


相場の二倍の820Rps.の価値はあったなぁ。



SILIGURI しりぐり


SILIGURI






シリグリ駅前、バスターミナルも併設。


日本の約10倍ほどの面積のあるインドですが、ネパールとバングラデシュに

挟まれる北西ベンガルでその国土がぎゅーっと細くなり、一番細いところでは、

その幅は30キロにも満たなくなり、だいたい東京から横浜程度のたよりない

ものとなってしまいます。









淡水エビコロッケに山盛りチャオメン。料理の背景に見える

水餃子が一番美味しかったな。


本土から威容にくびれたその回廊の向こうが不毛の土地ならばまだしも、

その先にも多くの州があり、4,000万以上の人間が住んでいます。



外観も部屋も悪くなかったんだけど。。。


さて、そのくびれの離れ側の要衝シリグリですが、残念ながらこの町は、

そのような戦略的な重要性にかまけすぎたか、これといったモノが町になく、

印象としては、


大事な仕事を任されているんだけど、人間的な面白味に欠ける奴。



ココまで来ると、ダージリンもシッキムも目と鼻の先なのだけど、

道が閉ざされ、ダージリンは次回のお預けになってしまう。



ま、そんな町です。


強いて言えば、チベットやネパールはもちろん、インド北東州の

モンゴロイド系の顔立ちの人が町にチラホラ現れ始め、

バングラデシュではあり得なかった現地人扱いをされたり、思わず

泊まっている宿や周辺国のビザ情報を聞きたくなるような、日本人

そっくりの若者とすれ違ったりしたり、


単調などこまでも続く、ジュートや水田のベンガル風景に茶畑が混ざり、

雲が晴れれば、その景色の向こうに、ヒマラヤへと続く縁の山々が姿を

あらわすことでしょうか?





使い古しのテニスボールが空気圧でピュッと飛び出し、それをかっ飛ばす。





町最大のモール。コスモス。店舗のバリュエーションも品揃えもパットしないが、

コーヒーをまったり飲めるスポーツバーがある。



ダージリンへの道がタイミング悪くデモで閉ざされ、足止めをくらったり、

虫に食われたりと、良いことがありませんでしたが、退屈に耐えながら、

程々にクリケット遊びをしたり、涼しいお店で観戦したりして、

体温が上がりかゆみ爆発にならないようノンビリ過ごしました。。。






RANIGANJ - KAKARBHITTA / INDIA - NEPAL BORDER



ネパール国境まで


シリグリなどさくっとスルーして、ダージリンに行こうとしたら、

ダージリンの道が独立派のデモで閉鎖。中途半端な情報や下準備なんかを

あざ笑うかのような旅が続くけど、せっかくだからシリグリからほどない

ネパール国境に出かけることにする。



カカールビッダというネパール国境ポイントを車掌に告げると、

バス料金はわずか15Rps.とのこと。バングラデシュのボーダー

からもそう離れていないシリグリからネパールのボーダーに、

こんな料金でいけるとは。。。。


この辺りのインド。その辺のおばちゃんと違って相当くびれてるな。


国境までは45分ほどのバスの旅は、途中からダージリン地方に入った

ためか、茶畑が果てしなく広がるプランテーションも楽しめます。


バングラデシュや西ベンガルを駆け抜けている間は、泥まみれの

ジュート畑や田圃の野良仕事ばかりだったベンガル人。

茶摘みをする姿がなんだか新鮮です。。


そんなことを思っていると、途中から台地の起伏が感じられるようになり、

しばらくすると国境の町。


バングラデシュ国境のチャングラバンダに比べると、数段賑やかな国境は

人の往来が多く、国境に架かる橋はリキシャでも徒歩でも渡ることができ、

だだっ広い河原や山をながめながら、ネパールに入ることができます。




両国の入国審査官ともに非常に友好的。






現金が無く、パスポートコントロールで引っ返してきましたが、




橋を渡りきったあたりで現れるネパール風のゲートは、見るだけで

和む、インドで知らず知らずのうちに担がされていた、緊張感や強烈な

人たちへのバリアーなんかを忘れさせるようなノンビリとしたモノでした。




TEEN/TIN BIGHA CORRIDOR  ティン・ビガ回廊 KOCH BIHAR クチビハール




そう、今日は念願のインドのクチビハール(リンクを是非ご覧下さい)州にある


「インド領内にあるバングラデシュの飛び地と

 バングラデシュ本土を結ぶ回廊」


TEEN BIGHA/TIN BIGHA回廊にでかける。


乗っているバスは、宿泊したシリグリのホテルの前を出たジャルパイグリ行き(20Rps./1.5Hr.)。


景色の所々に茶畑が現れ、ダージリンやアッサムからほどない場所なんだな、とふと気付いたりしつつも、まだまだ水田とジュートの占有度が高い緑のベンガルな風景の中をバスは進んで行きます。



ジャルパイグリ駅



ジャルパイグリは高いビルがや大渋滞とは無縁のインドの地方都市。これといった見所も無さそうなので、鉄道駅付近でバスを乗り換え、マイナグリ(MAYNAGURI)経由(20Rps./1Hrs.)で、国境のチャングラバンダへ、




ホテルで荷解きしている最中に出てきたバングラデシュタカや、細かい外貨紙幣をルピーに換え、声をかけてきたタクシーのオヤジに、TEEN BIGHA!に行きたい旨を伝えると、500Rps!とのこと、あぁ高いなぁ。。と思いますが想定内。400Rps.に値切っていざ回廊へ!





時折、左手に国境フェンスが見えるベンガルな道を南に走ると、まずはMEKHLIGANJ/メクリガンジの集落、その中心部で道を左手に折れ、真っ直ぐな道を東に進みます。



MEKHLIGANJ/メクリガンジ


この道も、小さなバングラデシュ領の飛び地を貫いているはずなのですが、基本的にチェックポイントやバリゲードなどはなく、ベンガル語を解さない私のような人間にはただの田舎道。この真っ直ぐの道をそのまま進めば、バングラデシュ側の北の国境パトグラムなのですが、現在ではそのルートは閉ざされているようです。





時折茶畑


バングラデシュ領に向かう前の分岐で、道を左手に折れ、方角にして、南東に向かっていくと完全な田舎道になり、10キロほどでチェックポイントらしき建物が見えてきます。


お、これがTEEN BIGHA CORRIDORだな!



交差点。


黒い部分ががインド領を南北に貫く道、真っ直ぐ伸びるのが、

バングラデシュ領を東西に結ぶ道。



ホントだ、バングラデシュ本土と飛び地を結ぶ東西の道と、走ってきたインドの南北の道が交差してる。



フェンスの向こうはバングラデシュ


パスポートチェックくらいされるかと思いましたが、


丸腰に近いインド人警官が、交差点とバングラデシュ本土側のチェックポイントに一人づついるだけで、いたって平穏。このTEEN BIGHAのチェックポイント部分の一部をのぞくと、

両国の本土を隔てる国境のフェンスすらなく、少々拍子抜け。











付近での写真撮影は許されず、VIEW POINTの表記のある土盛りの上の地図とその周りでカシャカシャするのが精一杯。長居もできない雰囲気だったので、なんだか消化不良な訪問になってしまいました。。。


せっかく、訪問中にバングラデシュ人の農民が自転車で通り過ぎたりしたので、写真を撮りたかったのに。。




それにしても、昨日からずっと飛び地地帯を旅してきたのに、


バングラデシュ内のインド飛び地といい、

インド領内のバングラデシュ飛び地といい、


非常に平穏というかまともな国境や飛び地表記すらなく、自分が面白い場所にいる!なーんていうことを感じることもなく、ただただ不便な場所をふらついているだけになってしまいました。


そういうこともあって、、この辺りでご近所さん同士が刃傷沙汰を起こしたこともある。なーんていう、在りし日の過激な飛び地地帯な雰囲気はあまり感じられず、想像力が今一歩な自分にはそんなイメージもできませんでした。





畑の向こうにはバングラデシュ領の飛び地、DAHAGRAM村。フェンスなどの、見るからに!な国境線が無く不思議(というか野次馬根性的には残念)な感じがします。


国籍や宗教など、見えない壁はまだまだ立ちはだかっているでしょうし、飛び地や国境が入り組む土地に生きることは大変でしょうが、


障害を乗り越えながら、妥協点を見いだそうとする土地!


ということで、これはこれで非常に興味深い場所。


野次馬根性的な気持ちでは、飛び地ごとにそれとわかるフェンスやラインなどがひかれ、国旗でも立っていれば有り難いのだけど、コレからどうなってゆくのだ?ということを含め、注目に値する場所だと思うのだけど。。。。なんて思いつつ、タクシーを降ろされたあとは、さささとマイナグリに向かうバスに乗り換えました。


| 1/5PAGES | >>