calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2009 >>

categories

archives

メールとTwitterアカウント

courier_jpn☆hotmail.co.jp

☆を@に変えて!



Twitterアカウントはcourier_JPN

Fort Recovery フォートリカヴァリー





Fort Recovery フォートリカヴァリー

こちらは英領ヴァージン諸島の城塞。というより小さな砦。

カリブ全般の地図のヴァージン諸島の観光地マークに、
この砦跡がマークされていたので、どんなものか楽しみに
していたのですが。。。

小さな小さな狼煙台みたいな砦でした。



この狼煙台は、小さなリゾートの中にありますので、
リゾートの入り口で許可をもらって訪問しましょう。。



この砦から首府のロードタウンまでの間にももう一つ、
砦跡があるようなので、探しながら歩いたのですが、
見つかりませんでした。。。

トルトラ島




空港を出て、レンタカーを借りるか、それともタクシーで
主都のロードタウンに向かうか迷いましたが、
同じ飛行機の乗客でロードタウンに向かうオヤジがいたので、
シェアさせていただき15USD。



30分は走ったと思うので、タクシー一人25USDは相応かもしれませんが、
公共交通機関が無いのはやはり痛い。

時々沖合にヨットが停泊しているけれど、主都のあるTortora島の南岸は、
人の生活のにおいがし、同じ英領の島といえど、こぎれいな家並みが続く
バミューダとは明らかに雰囲気がことなります。そもそも山が海まで迫り
過ぎ、平場に乏しく生活の面ではちょと大変かなとも感じる。



主都のロードタウンは他の集落よりは広々とし、ちょっとした町のていを
なしてはいるものの、まあこんなものか。。といった印象。マリーナが
あり、大型クルーザーなんかも停泊しているけれど、まだまだシーズン前
ということもある上に、平日で客船が入らないこの島は相当暇なのだろう。。
面白そうなものは見当たらなかった。。





米領ヴァージン諸島のシャーロットに向かう船着き場に向かうと、
午前10時で行きの船は終わりとの事。。aaaaaaHHHH!!!



といことで残念ながら米領ヴァージン諸島は今回お預けに。。。

それに乗ったとしても夕方のEIS-SJU便間に合わないのですが、
12時半に島の東のウエストエンド港から船が出るようなので、
せっかくだからそこに向かう事にします。。。

TAXIで25ドルと言われますが、往復したらそれだけで50ドル。。。
うーん、と唸っているとヒッチハイクすれば良いぞと、波止場の
軽食やのオバサンに教えられ、道に出て親指を立ててみると。。。

ものの5分で車が停車。ウエストエンドまでは行かないけど、
近くまで乗せてくれるという。乗せてくれたのは仕事でこの島に
来ているコロンビア人夫妻で、日本の話や島の閉鎖性なんかを
話したりする。

途中のガソリンスタンド前で降ろしてもらい、そこから
ウエストエンド港まで30分程歩く。



ウエストエンド港にも主都のロードタウン同様マリーナがありますが、
集落といえばは、港を見下ろす斜面に数えられるくらい建っているだけ。
島はずれなだけ喧噪から離れ、人気が無いために優雅な
リゾートな空気が漂っておりました。






ウエストエンド港というか船着き場が惚れ惚れするような
小さな建物な為、是非ともここから出国したく、あらためて
スケジュールを訪ねてみるが、どうしてもこの船着き場に
アメリカ領から戻り、税関検査を終えるのは4時過ぎになって
しまうという。。この島の東の端、その名もイーストエンドの
町のさらに東にある空港へは車で45分は最低かかり、



可能性はゼロでは無いけど、昨日から一睡もしておらず、
英会話力などもぐだぐだになってきてるのであきらめる。。

うー。。残念。

波止場で、米領のSt.Jhonから来た国際航路を結ぶ
小型のボートの接岸を眺め、ロードタウンに戻る事にします。



波止場のすぐ近くで、今度はグレナダから出稼ぎに来ている
お兄さんに少し走ったところで降ろしてもらい、小さな砦跡を
見物し、そこから1時間程歩き。

ガソリンスタンドがあったので、そこでドリンク補給していると、
ガソリンを補給していたお兄さんがピックアップの荷台で
良いんならドーゾ!!

ということでロードタウンまで猿岩石的移動。



ロードタウンで一休みし、町外れからイーストエンドまでは
乗り合いタクシー(3ドル)で移動し、そこから東へは45分程歩き、
出発2時間前に空港に到着。








本島であるTortora島の特に南岸に限って言えば、水はきれいなものの
海岸線はごつごつしており、砂浜が続くビーチとはあまりません。

イーストエンドからロードタウンに家並みが集中しているため、
島の東半分以外でヒッチハイクができないと、移動は不便でタクシーで
いくと高くつきそうです。うーん、Tortora島南岸に限って言えば、
見るべきものはほとんどないと思いますし、砦も可哀想になるくらい
小さなものでした。

それでもこの島に来て、一日くらいは過ごそうとお考えの方は、
島をぐるっとレンタカーで回るか、離島にボートで出かけてみるか、
ヒッチハイク自体を楽しんでみる。。。がオススメポイントでしょうか?





AA5002 SJU-EIS





AA5002 SJU-EIS


日帰りのため、空港の手荷物預け所(AAのターミナル側)に
ほとんどを預け、身軽になってチェックイン。

SJU空港は少々古ぼけたターミナルなのですが、大型機の到着が
無いときは、がらっとしていておりスカスカな印象です。



ゲート前も、これまた出発するか不安になるくらいギリギリまで
職員さんが現れず、閑散とした様子。


カリブ諸国の入国書類がズラリ。

ようやく出発20分前に職員さんが現れ、自分以外の
乗客がカウンターに向かいます。。。

その数4人。自分をあわせこのフライトの乗客は5人。



以前、FRのHHN-STNで11人だかの時がありましたが、
これだけお客さんが少ないのも久しぶりです。






コンチネンタル航空のレトロ塗装。本土から離れた空港で見かけると、
知らない航空会社か?と思ったりして新鮮。


DC-3の貨物機。零式輸送機?現役で運行されているのかはわかりませんが、
プロペラが回っているDC-3は初めて見ました。

プエルトリコ島を離れ、その属島を飛び越えると、
ヴァージンン諸島の米国領の島が見え、引き続いて英領の島。



30分ほどのフライトで水すら出ないので、搭乗前に何か
買っておいた方が良いかもしれません。





入国審査、税関検査は、英領な事だけあって少し質問が多い。
ただし、帰りのチケットと片手で持てる手荷物程度なので、
調べようも無く、あっという間に英領ヴァージン諸島に入国。



Island Hopping DE Stamp & Away

本日より一週間程かけ

プエルトリコ
ヴァージン諸島(英)
ヴァージン諸島(米)
セントクリストファー・ネイビス
アンティグア・バブーダ
モントセラト(英)
グアドローブ(仏領海外県)
ドミニカ
マルティニク(仏領海外県)
セントルシア
セントヴィンセント・グレナデイーン
グレナダ
バルバドス
トリニダード・トバゴ
ジャマイカ

Island Hopping DE Stamp & Away してきます。

カイコス・テュルクス諸島(英)
ケイマン諸島(英)
ハイチ
キューバ

は今回は、発券と日程でどうしても都合が付かず、
残念ながら次回!

オランダ領のサバ島やユースタティウス島も面白そうですし、

セントクリストファー・ネイビス
アンティグア・バブーダ
セントヴィンセント・グレナデイーン
トリニダード・トバゴ

など、島連合系国家の「・」の後に来る

ネイビス島、バブーダ島、グレナディーン諸島、トバゴ島
なども泣く泣くですが後回し。

独立の機運があったりで面白そうなのですが、
まずは、独立国単位で攻略してきます。

同じような事を考えている方はあまりいないでしょうが、
今回のIsland Hopping DE Stamp & Awayな旅を終えましたら、
個々の訪問とは別に、まとめてアップデートする予定です。

ガイドブックが手元に無いのと、モントセラト-アンティグア間の
船の運行状況とマルティニク-グアドローブの間の船のスケジュール
が不安材料ですが、まあ何とかなると思います。

観光している時間はほとんどないのですが、

面白い場所や、オススメの場所があれば情報よろしく
お願いいたします!






飛行機乗り放題ゲーム 機材番号DEビンゴ! 途中経過 その7

08Sep B6 181 BOS-JFK N504JB 04
08Sep B6 787 JFK-SXM N562JB   62→X
11Sep B6 788 SXM-JFK   N658JB  58→X
11Sep B6 165 JFK-PDX   N766JB  66
13Sep B6 1421 PDX-LGB   N721JB  21→X
13Sep B6 282 LGB-LAS   N721JB  21→X
13Sep B6 197 LAS-LGB   N625JB  25→X
13Sep B6 1434 LGB-SFO   N625JB  25→X
13Sep B6 638 SFO-BOS   N659JB  59
14Sep B6 1015 BOS-JFK  N178JB  78 
14Sep B6 87 JFK-SLC  N708JB  08 
15Sep B6 233 SLC-LGB  N705JB  05→X 
15Sep B6 260 LGB-FLL  N638JB  38
16Sep B6 1791 FLL-NAS  N281JB  81→X
16Sep B6 1792 NAS-FLL  N281JB  81→X
17Sep B6 1799 FLL-SDQ  N645JB 45→X
18Sep B6 822 SDQ-JFK  N645JB 45→X
18Sep B6 87 JFK-SEA  N658JB 58→X
20Sep B6 498 SEA-BOS  N605JB 05→X
21Sep B6 1009 BOS-JFK  N687JB 87
22Sep B6 755 JFK-AUA N703JB 03
23Sep B6 756 AUA-JFK N509JB 09→X
24Sep B6 1731 JFK-BDA N579JB 79
24Sep B6 1704 BDA-BOS N198JB 98
24Sep B6 1021 BOS-JFK N309JB 09→X
25Sep B6 1695 JFK-SJO N237JB 37
28Sep B6 1696 SJO-MCO N239JB 39
28Sep B6 745 MCO-SJU N662JB 62→X


有効 04,66,59,78,08,38,87,03,79,98,37,39,
無効 21,25,81,58,45,05,09,62, 次でたら有効です!


おーい、誰か早くあがってくれー。。。


B6 745 MCO-SJU







B6 745 MCO-SJU


MCO空港のディズニー度の高さと、その鬱陶しさを
だーっと書いてやろうかと思いましたが、自分自身が
燃料切れ気味のため控え、むしろ軽めのアップデート。

フライトは順調で、空席を挟んだ同じ列のお兄さんが
子犬同伴。機内で話される言葉は9割以上がスペイン語。

到着後、拍手が起こり、帰ってきたぜ、ヒュー!
といった雰囲気になり少し驚く。

機材番号はN662JB よって下二桁は62!

ブルー度は90%



アップデートも、これから先の島の下調べも、
ホテルの予約も。。。何もかも追いつかない上、
順序立てもできなくなってきた。。うーん、やばいな。。
ヘトヘトになりブルー度増大。。。

B6 1696 SJO-MCO







B6 1696 SJO-MCO

サンホセの中心部で、AEROPUERTOと書かれたプレートを
ダッシュボードに乗せたバスを見かけたので、迷わず乗り込む。

が、なんだか様子がおかしい。。。

空港行きなんて書かれたバスというのは、どんな国でも自分の
ようなその国の居住者じゃないなコイツ。という輩が乗っている
モノなのですが、まったくそういうタイプがおらず、どちらかと
いうとオフィスに向かう方々で満ち満ちた車内。

妙に変だな(稲川淳二風)と思っていると、先日の空港と町を
結ぶ太い道を、サクッと何事も無くバスが跨ぎ、住宅街の中を
走り始める。。。うーん?妙に変だぞ。。。料金も400セントロの
はずが245セントロだし。。。



でも、プレートにはしっかり空港の記載もあったから。。と
思っていると、あっという間にフェンスで囲まれた空港が
見えてきて、小さいながら離陸したプロペラ機がビューンと
飛んでゆく。。。おお、良かった良かった。。。

と思うものの。。待てよ。。あまりにも空港が近くないか?
中心部から裏道を通っていたとしても、15分で滑走路が
見えるなんておかしくないか???妙に変だな。。。と思う。

滑走路沿いの田舎道を走っていると、ターミナルや管制塔が
見えてくるのですが、なんだか古くさい。やっぱり変だ。。。



と思っているうちにバスが停車。

あらら、AEROPUERTO INTL. TOBIAS BOLANOSだって、
これは違う空港だな。ジェットライナー以前のDC-3とか、
皮のトランクケースが似合う空港でした。



自分の表情と目線から早くも「カモ発見」的に近寄る暇な
タクシーの運ちゃんが、もう一つの空港まで30ドルとか、
吹っかけてきて、最終的には8,000セントロ、約14ドル
くらいまで下がったけどサクッと一発で決まらない
タクシーの交渉っていうのは苦手なので、無視し、時間も
たっぷりあるので、ここまで乗ってきたバスに戻る。
あー、でもマイナー航空会社とその就航先くらい
チェックすれば良かったなぁ。。と少し後悔。。

バスは同じルートで中心部に向かい、運び屋は見覚えのある
空港と町を結ぶ国道との交差点で下車。少し歩いた
バス停で待っていると、ものの3分でALAJUELA行きの
が停車し、30分程で何の問題も無くメインの空港に到着。

空港を間違えたのに、チェックインが開く前に着いてしまうのも、
なんだかつまらない感じがしますが、無事にネットでブログの
アップやらを済ませ、26USDの空港税を支払わされるのに、
なんだか損した気分になりながら出発ゲートへ。

搭乗券とパスポートの照合とセキュリティーチェクのみの
手続きを終える。どうやらアメリカやイギリスのように
コスタリカの空港では出国スタンプは捺されないようです。



ホンジュラスの何かのユースがゴロリするゲート前で待機し、
しばらくして搭乗開始。

お行儀の良い乗客が多かった為か、満席の便にも関わらず、
定刻の20分前にすべての乗客の搭乗が完了。Spot Outも
定刻の10分前であっという間に離陸。うーん、小さな空港は
離陸までがあっさりしてて気持ちいいなぁ。。

MCO-SJO便で隣だったN.Y.の学生がこのフライトでも
近くだあったので、話しかけててみると、彼もPassの利用者。
このパスを使って、週末だけ海外に行くのを楽しんでいるとの事で、
先週はジャマイカに行き、今回はコスタリカのビーチで
チャプチャプしてたらしい。。で、コスタリカで何してたの?

と聞かれたので40時間バスに乗ってたと答えると大笑いされる。

話してみると、猛烈に飛びまくる旅行者も見かけるけど、
週末ごとに里帰りしたり、バカンスするPass利用者が多いそうです。

フライトはすこぶる順調。

到着スポットから、VSのB747が見え入国審査がロンドンからの
フライトの乗客で。。。と少し心配しましたが、審査場はガラガラ。

15分もしない間に入国審査も終了し、心配した乗り継ぎも
問題なさそうで一安心。

機体番号は N239JB 下2桁は39!

出国税の26ドルが若干気分を害し、



ブルー度は50%






3,044,827マイル


NW



AA



UA


ようやく8月のUA強化月間のマイルが加算されたのと、
来週にかけてザックリとマイルでの発券を考えているので、
現時点のマイル保有量が人生最大だろうな。。と思い
記念のアップデート。

コイツがあればまだしばらくは馬鹿な旅行というか、
人生を送れそう。もうしばらく旅は続けられそうなので、
引き続きよろしくお願いいたします。






TICA BUS DE 20時間*2 中米4カ国激走



TICA BUS DE 20時間*2 中米4カ国激走

TICA BUS 「ティカウス」と読みます。

中南米を陸路で移動されたことがあるなら、お世話になった方も
多いかと思いますが、パナマからメキシコ(全土ではない)まで、
首都間路線を中心に定時運行で走るバス会社。ターミナルの
離れ具合やサービスの充実度が、パキスタンのサンミダウーに
なんだか似ている。

できる限り多くの中米の国を訪れようと思って調べていたら、この
バス会社が見つかり、これでコスタリカとエルサルバドルを往復すれば、
3泊4日でも中米4カ国が訪問(通過)できそうだったので、サンホセ到着後、
迷わずバスターミナルに出向き、往復のチケットを手配。



往復料金(Exective)は119ドル。他に出国税などが片道17ドル。
往復の総額は、153ドル。Webでは往復116ドルとあるのに、当日
カウンターでチケットを求めると119ドルだったので、正確な片道
の料金はわかりませんが、75-80ドルかと思います。

コスタリカの首都サンホセから、エルサルバドルの首都サンサルバドル
までの距離は約1,000キロ。途中、ニカラグアのバスターミナルで
停車したり、国境のチェックポイントで時間がかかり、Exectiveという名の
直行便ですと、サンホセを朝の3時に出発して、その日の夜11時に
サンサルバドルに到着というスケジュールになります。



さて、2時にホテルをチェックアウトし、歩いてサンホセのTICAバス
ターミナルへ。。。比較的安全というなコスタリカとはいえ、夜中の一人
歩きはちょっとよろしくないなと思いますし、バスターミナルのある
エリアは、路上生活者も少なくないので、気をつけて行動しましょう。



昼間はつぶれかけた集配センターみたいだったバスターミナルは、
夜中の2時になると、出発客でなかなか賑やか。出発前のチェックインを
眺めている限りでは、同じ便の乗客はグアテマラ国籍の方が多い。

中米の都市間の片道フライトは、ざっと探しまわった感覚ですと、
最低200ドルスタートくらい。。。とまあ相応といえば相応なのですが、
バジェットキャリアに慣れてしまったため、どうも高く感じてしまい、
早いとこバジェットキャリアが価格破壊してくれれば、もう少し
このグアテマラの人たちの選択肢も増えるだろうに。。。と思う。



バスは定刻の3時より少し早く出発。ほどなくして照明が落とされ、
無理矢理目覚ましで起きたからか、自分もスッと寝てしまう。。。。

何度か目を覚ましたような気もしましたが、意識がハッキリしたのは
朝の5時頃。その割にすっかり日が昇っており、午後6時頃で
暗くなってしまった昨晩と比べると、サマータイムでも導入すれば
いいのに。。と思う。

ただ、このバスでサンホセに戻ったとき気がついたのだけど、
この国の人は6時頃から何の問題もなく町が動き出しますし、
そもそも赤道に近いので、季節によっての日照時間の差は
あまりキツくないかもしれず、サマータイムであたふたする
以前に、日が照っている時間帯を大事にしているのかもしれません。



6時頃、ちょっとした地方の中核都市のような町の交差点で停車。
朝食休憩には少し早いな?と思っていると、交差点の
バーガーキングからちょっとしたケータリングがバスに持ち込まれる。。



お、食事も出るのかい!と喜んだのもつかの間。出てきたのは、
バーガーキング謹製、フレンチトースト。。。うー、重いな。



と言ったものの、しっかり完食し、食べ終わってしばらく
ジャングルを走っていると、道沿いのトレーラーが目立ち始め、
7時頃にコスタリカのチェックポイント。





ここで出国手続きを済ませ、ニカラグアのチェックポイントに
向かう短いバスでの国境越えの間、パスポートが集めらる。

チェックポイント到着後、バスから降ろされバスの中を税関検査
している間に、入国審査はバス会社のポーターが済ませる方法。

バスが停車するドックには、お土産物なんかが売られていますが、
心を魅かれるようなものはなし。どうやら革製品が名物のようで、
同じバスのオバサンが、皮のサンダルを買っているけど、まあ
荷物になるし、これから日本は冬だし。。。

その他と言えば、両替商が札ビラをピタピタ数えたり、物乞いの
親子がフラフラしていたり程度で、この国境だから!というものは
あまり感じない。。出国の列に並ぶ必要がないならないで、その
時間が手持ち無沙汰になる。。というのも一長一短だなぁ、などと
思う。





すべての出入国プロセス作業が終了し、バスがマナグアに向かった
のは午前9時。コスタリカのチェックポイントから数えると
約2時間国境越えに時間を要しました。





時々通り過ぎる道沿いの景色が、コスタリカに比べポンコツに
なったかな?程度で、引き続きジャングルとそれを切り開いた
大農場の景色が続き、退屈からウトウトしてしまい、気がつくと
バスはスピードを抑え気味に町中を走っており、米系のチェーンが
やたら目立つなぁと思っていると道を住宅地に折れ、ほどなく
マナグアのTICA BUSのターミナルに到着。



ターミナルで飲み物などを買い、おつりのプラスチック紙幣を
眺めてイイネイイネとつぶやいていると、出発のクラクション。

少しスケジュールがおしているみたいです。





席に着くなり、このターミナルで乗せた新しいランチボックスが
各席に配られ、それを頬張っている間に小振りなマナグア市街は尽き、
またもやジャングルと大農園。ただ、少し走るとゆったりと裾野が
広がる火山や湖が現れ、少し救われる。



バスがニカラグアのチェックポイントに到着したのは午後3時過ぎ。
多少の休憩を挟んだものの、中米で最大の面積のニカラグアも、
一気に駆け抜けてしまえば、6時間程ということか。。。

中米のどの国も山がちな上に、元気に木々が生い茂るジャングル。
ハイウエー以外の道は、なかなか厳しそうだけど、旅行者泣かせの
泥棒やら強盗といった悪評が無ければ回りやすいのになぁ。。。

パスポートは預けっぱなしなため、ニカラグアの出国審査も、
いったんバスから降ろされて、ポーターの方が代行してくれている
手続きをのんびり待つ。という退屈なモノ。TICAバスで旅する
時は、本やその他の退屈をしのげるアイテム持参は必須です。





再びバスに乗り込んでホンジュラスのチェックポイントへ。。
ただし、バスにパスポートチェックの係官が入ってきただけで、
あっさり、ホンジュラス入国。

手元に戻ってきたパスポートを見てみると、ホンジュラスの
スタンプはもちろん、ニカラグアの出国スタンプも無し。



ニカラグアの入国時に手にしたイミグレーションカードに
国名表記が無かったりしたのは、中米諸国共通のものだった
為か??。。。うーん、スタンプ馬鹿泣かせのシュンゲン協定と
同じようなものだねこりゃ。。ったく、それならそれでさっさと
通過させればいいのになぁ。。




ニカラグアとホンジュラス国境の川

なんでコスタリカとニカラグアの間ではスタンプ押されたんだろ?
コスタリカは、ヨーロッパの中のイギリスみたいな感じで、
すこし距離を置いている感じなのかね?


ニカラグアからホンジュラスに入り、エルサルバドルに抜けても
パスポートにはニカラグア入国のスタンプのみ。。
出国時に右のツーリストカードは返却。

ニカラグアを出るあたりから降り始めた雨が酷くなり、分厚い雲と
中米諸国の夜が早いタイムゾーンのあわせ技で、5時過ぎには
暗くなり、窓からは何も見えなくなってしまう。。。パンクで
30分程真っ暗な山の中で停車し、ほんの少し心配になったものの
無事に午後7時過ぎ、国境の橋を渡りエルサルバドルに入国。

ホンジュラス出国時のチェックは無く、エルサルバドル側の
パスポートチェックは車内に係官が入ってすぐに終了。ただ、



そのあとのエルサルバドル側の税関検査が最後の最後で執拗で、
一人一人の手荷物バッグをあけさせ手を突っ込まれるレベルの
念が入ったもので驚く。その検査がようやく終わると、乗客も
安堵したのか、知らない乗客同士が長いバスの旅で初めて
話し始めたりし、その光景がなかなか面白い。





その後はひたすら夜道を走り、途中で揚げ物系よる御飯が配られたりし、
午後11時過ぎにようやくサンサルバドルのTICA BUSターミナルに到着。

到着するなり、ターミナルの二階のホテルに乗客のほとんどが
チェックインし、到着からものの15分でターミナルから
人気がなくなる。。



ホテルのオヤジが部屋(12ドル)をすすめてくるけど、
ホテル代を節約するより寝過ごしてしまうのが
怖いので、丁重にお断りする。ターミナルから通りに出てみるけど、
すぐ側に開いている食堂がある訳でもなく、面倒なことが起こす
リスクは避けよう。。という事ですぐに引っ込み、
iPhoneのタイマーを3時間に設定してベンチに横になる。。

復路のTICAバスの乗員さんも往路と同じ。途中ですれ違うバス
と待ち合せをし、乗員さん同士の乗り降りなんかもあるよう
だけど、少々の仮眠を挟んで40時間の通し勤務。

運転手さんは二人常務の二交代制だけど、ポーターのお兄さんは、
完全に40時間通し勤務。大変だねぇ。。

復路は、

AM0300 サンサルバドルを出発。
AM0600 エルサルバドル出国/ホンジュラス入国


エルサルバドル側チェックポイント。トラックの脇で犬が交尾してた。


エルサルバドルとホンジュラスを隔てる川。左手、西側がエルサルバドル。

AM0900 ホンジュラス出国/ニカラグア入国


こちらはホンジュラスとニカラグアを隔てる川。左手、西側がホンジュラス。
昨日とは打って変わってよい天気。


で、この橋は日本の協力で架けられたらしい。

PM1230 マナグア着
PM1300 マナグア発
PM1530 ニカラグア出国


断定はできないのですが、おそらく緑の芝生がホンジュラス領、
コンクリ部分からニカラグア領。


             

コスタリカ出国ポイントのビルに併設されたカフェ。お酒も飲めるYO!

出入国手続き
PM1630 コスタリカ入国
PM2130 サンホセ到着

と、ニカラグア/コスタリカの国境が混雑しなかったたり、
バスが停車するトラブルなどが無かったため、あっさりと到着。

入境馬鹿にはお勧めしますが、スタンプ馬鹿にはお勧めできない
なんとも馬鹿らしい40時間のバスの旅は終了。

体力の消費が少なかったのは救いだけど、ニカラグア以遠の
スタンプが押されなかったのが返す返す残念。。。


エルサルバドル



エルサルバドル

TICAバスで夜中の11時に到着し、夜中の3時に出発する。。
というスケジュールで、せっかくバスを降りた滞在なのに、
何もできなかった。。。バス停から少し離れたところに、
朝の3時でも開いている定食屋のような店も見かけたのだけど、

バスターミナルの建物はショットガンを抱えたオヤジが
ドアの前に控えたりしてるし、旅の神様が

「あんま無理すんな、今年はなにげにブログにかけないような、
 大変な事が色々あったろ。。。」

とささやいた気がしたので、ベンチで仮眠して終了!



ちなみにエルサルバドルは、独自の通過の発行を停止しており、
流通しているのは米ドル。。。



違う国に出かけて、100円玉で何かをかって20円のおつり!
なんていう感覚でしょうか。USDがそのまま通用する国は多いし、
EURなんかでなれてはいますが。。。



少し不思議な感じがします。

| 1/9PAGES | >>