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ジブラルタルの砦やら城壁やら砲台やら



ジブラルタルの城塞やら城壁やら砲台やら

ジブラルタルは、300年程前のスペイン継承戦争でイギリスが
スペインから取り上げて以来、ずっと英国の植民地。

大英帝国の海軍拠点の要として、特に第二次大戦まで重要な
位置を占めていたようですが、大戦後は地中海までアメリカ海軍が
出っ張ってきており、その重要度は減じているようです。。

三方を海で囲まれているとはいえ、スペインに取り囲まれている
特異な場所故か、町自体が城壁で囲まれている事はもちろん、
近づこうとする敵を打ち払う沿岸砲台や要塞が至る所に築かれています。

お城や要塞などの各拠点やその連携なんかは勉強不足で
分かりませんし、そもそもヨーロッパの近世以降に築かれた
要塞やらに関しての知識があんまりないため、ざーっと
トレッキングがてら歩いてみて回っただけなのですが。。。。






1、町を守る城壁脇の堀底あとから、Rockへの登り石垣?
  を眺める。


2、ジブラルタルの中心部への入り口と城壁。


3、時代が下って少し手が加わったような城門。


4、広場の裏手の道を辿り、登り石垣沿いに登っていきます。






5、6、7

ジブラルタル空港側からも見えた古めかしい城塞部は
なんと休館日!残念。。


8、対戦中に掘削されたトンネル。もとより興味は無いけど休館日。


9、ロープウエーの下をくぐり、進んでゆくと斜面に城壁。


10、階段状になっている上、しっかり手すりも付き、修復もきっちり。
   ただ、歩いて登るとキツい。。


11、The Rockの尾根上から見下ろした城壁。いつの時代のものだろ?


12


13


14

12-14 ケーブルカーの終着点&ビューポイントにもなっているThe Rockの
真ん中あたりの尾根。近世以降のセメントで塗り固められた陣地や砲台跡が
あります。

--------







A,ケーブルカーの終着点から尾根を南に進み、軽いアップダウンし、
 見張り台のような場所まで歩いてみます。


B


C



D,崖から落ちたときの致死率どれくらいでしょう?2000%位?


E



F, オハラ砲台。小さく突き出た白い棒状のものは照準機かな?
 ちなみに日本にも、横須賀の近くに小原砲台というのがあるそうです。


G,オハラ砲台下をつづらに下るトレイル。。



H


I, 途中に弾薬庫やらトンネルなどもあります。。


J,小径を引けるような傾斜の箇所もありますが、上も下も100Mオーバーの
 絶壁です。。。



K,The Rockをようやく回り込み、南の岬に出たところ。
 急に視界がひらけ、Windows VistaのCM,マチュピチュ編的な光景。



L,切り立った崖の上も引き続き物々しい要塞な景色。。ただ岬の先端部は
 立ち入り禁止。



M,軍か政府関係の施設のようです。向うにセウタあたりのアフリカ大陸。

近代の軍事施設が多く、どのように利用されるものか分からなかったけれど、
ジブラルタルが、難攻不落の要塞である事は嫌という程分かりました。。。

半島の西の海岸沿いにも、砲台跡などがかなりあるようですが、
残念ながら歩き回ってヘトヘトになり断念。。要塞馬鹿な方は、
是非一泊か二泊くらいして、島を回ってみては。。と思います。

ということでアップデートはこの辺で終了。

Seville



Seville


Faroを0820AMに出発するEVA社のバスでSevilleへ(16EUR)。




Faroの最後はコーヒーにタルト、そして。。


ありょ?中身はヒマワリの種でした。。

ポルトガル最後の町、V.R.STO.ANTONIOの町の郊外に
美味しそうな城塞を二つ見かけ、少々後ろ髪引かれる思いで、
ゆったりとした川を渡り、スペイン入国。



近世の匂いのする城塞と


中世の匂いのする城塞。


中世系が中央上、近世系が左下。


国境に架かる橋


どうでもいいけどこの[DAMAS]バス。ウズベキスタンで走っている
大宇自動車の軽バンの
[DAMAS]とフォントが一緒だぞ?


Huelvaの町でお昼の休憩をし、午後1時前にSeville到着。


バスエスタシオン

宿に荷物を置いたあとは、3年くらい前にも酔っぱらった
覚えのあるバーやらをはしご。










ドイツでもイギリスでもアイルランドでも大して
飲まないんだけど、なんでスペインに来ると
こう酒ばっか飲んじゃうかね?

安宿の階段が上がれなくなる前に、一日めは切り上げ。

旨いものもたくさんあったのだけど、お目当てのCallosが
どうしても見つからない。。

南の方ではあんまり食べないのかね?

Faro城市



Faro城市

ヨーロッパの歴史のある町らしく、このFaroの中心部は、
城壁で囲まれた旧市街が残っており、軽く散策。





ぐるっと回ってみた様子では、城壁そのものが途切れ、
そのまま建物の一部に溶け込んでしまったりしていたり、
城壁を囲んでいたであろう堀も埋められているので、
あまり物々しさは感じられません。



お城の周囲には、ポルトガル名物のタイルに描かれた城の
来歴を紹介する案内板があり、どうやらこのお城のターニング
ポイントは1479年頃だった模様。アラブからキリスト教国が
イベリア半島を取り戻したのは、日本に直すと室町時代
位だったんですね。




町をふらついていると怪しい壁を発見。たどってみると、
外城の跡だという案内板がある。





言われてみればその壁を境に、建物が急に高層化したり、
道路のカーブが直線になったりしているようだ。

この外城の箇所も往時は堀がう穿たれていたのでしょうが、
埋められています。。。。ただ、どうも陰気な感じがする。

堀を埋めた場所っていうのは、その場所に真剣に人が
手を加えたり、積極的に関わったりしないでいると、
いつのまにかごみためや、昼でも陰気な悪所になりがち。。。
Faroの南西に広がる大湿地帯でも感じたのだけど、
水場を埋め立てたりするのは、真剣かつ、その後の覚悟も
欠かせないよな。。と思う。。

ということで、変な感じでFaro城のエントリーは終了。


Faro




Faro

空港でバスを探していると、脇をブオンと大きな車が
通り過ぎる。。。そう、そいつがバス。人間には後ろに目が
ついていないので、こういうときに不便だな。と感じる。

次のバスまで1時間以上あるので、歩いていけるところまで
いく事にする。シーズンオフのリゾート地だからか、何かの
休日だからか、空港からFaroに向かうまでの道沿いは
ひっそりしており、なんだか寝ぼけた感じだ。



高速に入らずに道をそれ、Montenegroという集落に入る。
交通量はあまり無いけれど、バス停もあるようだしFaroと
空港を結ぶ道の途中なのは分かる。けれども、なかなか
バスは現れない。集落の中心地で見かけた時刻表をみると、
次のバスまで1時間どころか、まだまだかかりそう。その上、
この時刻表は少々頼りない(後で分かったけどなかなか正確。)
少々逡巡するが、近くのカフェに腰掛けたらなんだか寝てしまい
そうなので、そのままFaroに向かう事にする。



またしばらく歩くと、広大な湿地帯が右手に現れる。

砂州のような地形が沖合にあったような気がしたけど、それに
形作られたものかもしれない。そういえば途中の何処かで
見かけた町の紋章にはフラミンゴのような鳥が描かれていた。
昔から湿地帯なのかね?


Faro駅

標識に従ってようやくFaro駅まで辿り着き、そのあたりで
完全に燃料切れ。駅前にウエスタン風の食堂兼カフェがあり、
そこで魚が食べられるか?と聞くと、あるよん。とのことなので、
ビールと一緒に注文。




店の外観から、食事はあまり期待しなかったのだけど。。
なかなか美味しかった。。

側線からして、鯵の仲間だと思われる小魚をパチャッと頂く。
小さいながらフワッと肉厚で、なかなか食べがいがある。
正しい作法かどうか分からないけど、オリーブオイルで頂く。
マカオで食べたポルトガル料理、それも魚が旨かったので、
ポルトガルの一食目は、魚料理にしようと思い、空港からの
道沿いにも無数にあったカフェやらのパンなんかを無視してきた
甲斐がありましたよ。。。っと。


食べたのは5.8Eurのカラパウス/CARAPAUS。

日本で食べたら、さほど美味しく感じないかもしれないけど、
海外で納得できる魚料理に巡り会う事は多くなく、満足。
その上、安い。魚料理とグラスビール二杯、パンとオリーブが
付いて8EURとか。南スペインよりもう一段食べ物の値段が
下がった感じだ。。


駅から少し離れた安ホテルで荷物を下ろし、シャワーを浴びて
横になると、あっという間に記憶がなくなり、気がつくと
夜中の2時でした。

朝までぼんやりと過ごし、2日め。
Faroを散策。




特別な思い入れが無ければ、観光なんて1時間もあれば済んで
しまうでしょう。朝からひっきりなしに湿地の向うの空港から
飛行機が飛び立ってゆく割に、観光客もまあボチボチ。。程度。



アルグレイブ地方の中心都市ではあるけど、リゾートやビーチは
このFaro郊外に点在しているからか、観光客は散ってしまうのかも
しれません。。





宿にキッチンがあるので、久しぶりに貧乏旅行っぽく、
スパゲッチィでも作るかと思い立ち、スーパーで食材を購入。
改めてヨーロッパスーパーの安さに愕然とする。


全部で3.8Euro。

本を読んだりワインで酔っぱらったりしているうちに夜になり、
ファドのコンサートに出かけてポルトガルの最後の夜は終了。



列車でスペイン入りしたかったけど、このあたりからスペインへの
接続はあまり良くないようなので、バスに変更。




FR9282 STN-FAO






FR9282 STN-FAO

一時期程でないにせよ、ポンドの値が下がってポンドーに助かる。


神々に祝福され、空港でもどこでも寝過ごせるカラダと、
空っぽの財布を
授かった我々こそが真のセレブである。

下手な両替をしてしまったが最後、1GBP=250JPYくらいの時期に
比べたら、サンドイッチやら何やらもまあ我慢できる値段だ。。



そんなものを頬張りながら、ネットやらして過ごしているうちに、
ターミナルがだんだんと賑やかになり、朝。



チェックインも重量検査もなんとかクリアし、ゲートが決まるまで
また小腹満たし。コーヒーとマフィンで2.99GBP。夜明かししつつ、
丁度10GBPぐらい食ったり飲んだりして過ごしました。でも、航空券は
それよりやすい8.5GBPなんだが。。



さて搭乗。

ヨーロッパでは格安航空会社という枠を取っ払っても、
最大級の航空会社になりつつあり、いろんな人が乗って来ます。
今回は、子だくさん家族が、搭乗締め切りで乗り込んできて、
家族がまとまって座れる座席が無い事もあり、肝っ玉母さん
みたいなのが、「あっちに座れ、こっちに座れ」の大立ち回り。



気がつくと低い雲も消え去ったスペイン上空。南は良いねぇ。
さらにイベリア半島を突き抜け、南の海に出て大旋回。



西から東に高度をぐいぐい下げ、
海辺のリゾートをながめつつFaro空港に到着。

入国審査は「コンニチワ」まで言われ楽勝。



FR 3633 BRE-STN



FR 3633 BRE-STN





たいした事をした訳ではないのですが、日が沈むまで
グダグダブレーメンで過ごし、トラムで空港へ。。

しつこいですが、市の中心部から15分程度。ちなみに
新型車両はカナダのボンバルディエのモノが多いです。



パッキングをし直し、ほんの少し荷物を軽くし、
機内持ち込みの10キロを上回る荷物はジャケットに
突っ込んで、無事重量チェックを通過。



フライト中はほとんど寝ておりあまり記憶が無く、
入国審査ではイギリス以降の日程も、しつこく聴かれましたが、
航空券の予約のプリントアウトを、どちゃっと見せて解放。

夜中でも全然人が減らなず、夜明かし組が常に100人以上いるので、
心強い。こちらも明日は朝の6時過ぎのフライト。当然空港泊。

そうそう、STNはBoingoの電波がバキバキ飛んでいるのでありがたい。
USA T-Mobileは同じT-Mobileなのにローミングフィーを取るんだよね。

Bremen ブレーメン



Bremen ブレーメン

町のサイズといい、歩いている人の落ち着いた感じといい、
やはりブレーメンは良いなぁ。トルコ人も良い奴が多く、
嘘くさいけど、去年か一昨年に来た事を覚えているふりを
してくれたりした。



文章がメタメタなので、アップデートは程々にしておきます。



次はアップデートは多分。。ポルトガル。

FR3202 FMM-BRE




FR3202 FMM-BRE





メミンゲンの町から空港まではあまり離れておらず、
前日入りし、観光でもしてから早起きして空港に向かえば
いいや。。と思っていたのですが手頃なホテルが見つからず。


一ヶ月もこの値段設定のフライトがありますよ。


クレジットカード利用料の5.95EUR、e-mail送信料?

の1.19EURが加算されます。



仕方が無いので、ミュンヘンから直接向かう事にしますが、
フライトが8時半の便のため、ミュンヘンから一番早い
列車でメミンゲンに向かったとしても、乗り遅れそうな
スケジュール。困り果てて空港のオフィシャルサイトを
チェックすると、ミュンヘンからの朝一のバスがあるみたい。
あら?フライトにあわせた早めの便もあるので、バス直行に決定。

事前予約をすれば16EUR。それなら25EUR前後の鉄道より安い上、
鉄道駅から空港までの距離を考えると、お得で楽そう。
朝早過ぎなことや、ホテルの朝食がとれないのは残念だけど、
悪い方法では無いでしょう。

ということで、朝一、4時15分発空港行きのバスが待つという
ミュンヘン中央駅のバス停に向かいます。安宿が駅から近くて良かった。



そもそも、8時半のフライトでなんで4時15分の便に乗らなければ
いけないかというと、ミュンヘンからメミンゲンまでの距離が
実に100キロ以上もあり、Ryanairが長期的に南ドイツの
拠点空港として育てようと画策していると大目に見たとしても、
まーーあ使いにくい。このメミンゲンの空港を、無理矢理ミュンヘン西空港!
なんていう名前を平気でつけているのは、犯罪だなぁ。。

不便な時間もあってか、バス停にはバスでなく、
フォルクスワーゲンのバンワゴンが停車中。おじさんが
マミンゲンエアポー!と声をかけてくる。そうか、一番早い
バスは予約制ってことだったけど、予約が少ないとこうなるのね。。



ミュンヘン西!なんて嘘ついて、引くに引けなくなったRyanair側?
かRyanairを誘致した空港側が、出発便にあわせてミュンヘン駅からの
直行バスを運行せざるを得ない状況になっている。

ような気がするのですが、誰が得するんでしょう?こんなことして?
俺?俺だってホテルの朝ご飯が食べられなかったんだぜ。。。でも

往復200キロもタクシーを走らせて、一人の乗客が払うお金は16EUR。

ブレーメンまでの航空運賃は8.63EURとかで、ほとんど空港税すら
払ってないよ?大丈夫?本当にタクシーを深夜ミュンヘンから
マミンゲンまで走らせたらいくら取られるんでしょう??

大赤字だろうなぁ。。

ただ、お客が一人という事もあって、空港まで早い早い。

バスだと1時間半から1時間45分かかることになっていた、所要時間は
結局、1時間程で到着。このスピードなら、次の予約無しバス?でも
良かったかなぁ。。と更に良心をキリリと痛めながら到着。



さて、メミンゲン空港。

空港ターミナルの印象は、思いのほかしっかりしています。
がっちりと鉄筋コンクリート!というより、必要十分だけど
そこそこ見栄えのするプレハブ建築といったところです。

ゲルマン民族は、こういう、お金をあまりかけないで、
カッコいい箱モノをササッと作るのが得意だね。



タクシーの運転手さんによると、空港はドイツで最も高い標高に
位置している空港らしく、元々の用途は元米軍基地。
Ryanairは元軍用空港とか、田舎の空港が大好物ですね。
フランクフルト?ハーンや、横田のように、空港の側には、
掩蔽壕や奥行きのありそうな米軍の集合住宅が並んでいます。
ただ既に米軍が撤退したため、人気はありません。

ったく、横田も返せよ。。


エアベルリンの長蛇の列。

早すぎたかな?と思ったのですが、FRのブレーメン便より早く、
エアベルリンのハンブルク行きや、ベルリン行きが出発するようで、
チェックイン待ちのお客さん達が、小さなターミナルの中央の
カフェで時間をつぶしています。

6時前にも関わらず、暖かいクロワッサンがでたりと、必要十分。
ただ、見回した限りでは夜明かし組は見当たりません。
夜中には閉まっちゃうのかなぁ。。



しばらく待って、ライアンエアの荷物重量確認目的の、
ビザチェックという名の受付が開始され、ほどなく搭乗。



いつもの到着便も速かったからか、FRの割に飛行機が到着しているのに、
だらだらと搭乗手続き。結局一時間以上たって、搭乗作業が完了。



ど田舎空港をタキシングし、



掩蔽壕を見下ろしながら離陸。


アルプスが見えて良いなぁとおもってたら


冬のヨーロッパの典型的な景色に。



下界の景色は、遥か下方にもったりとした雲。
ドンヨリと低い雲が立ちこめる雲の下の景色が
何となく想像できます。。。


ブレーメン到着前。どんより。


1時間程でブレーメンに到着。



ロンドンから便の入国審査が終了していないようでしたが、
EU域内便のため、審査などは無くあっという間に空港ターミナル。

それにしてもこの空港はほんと素晴らしい。空港ターミナルが、
博物館や大学の一部になったような、独特の雰囲気があります。

空港ビルの最上階は航空博物館になっており、ビルをすぐ出た
ところにトラムの駅があり、市内中心部まで約15分。



プラハやブラチスラバも捨てがたいですが、このブレーメン、
町の規模と空港の利便性のバランスから考えると、
Ryanairが乗り入れる町、No.1では無いでしょうか?



ミュンヘン/München Day-2




朝の7時過ぎまで起きていて、11時に起床。歩いてビール飲んだら、
また夕方に寝ちゃうなぁなんて思いながら町歩き。

8時過ぎまで起きていたら、ノイシュバーンシュタイン城に行きたかった
のだけど、運び屋には悪所と隣り合わせな、家に帰ったら塩で清めないと
2日くらいだるくなったり、肩が重くなったりしちゃうような、
キッツい中世の古城がお似合いさ、白雪姫のモデルになった19世紀の
お城なんて言うのは俺が行く場所じゃない。。なんて言い訳してみる。

さて、あらためてミュンヘン。ドイツで耳にした事のある他の町に比べ、
このミュンヘンはやはり一回りも二回りも大きな印象を受けます。

城狂いのルートヴィヒ2世が宮殿やら城を、じゃんじゃん築くだけの
力があった事にも納得。



ただその力の源は何だったんだろ?北ドイツの中核都市が、
水運を背景に力をつけたのは合点が行くのだけど、どうも内陸の
土地というのは、油断すると干上がってしまうような印象が強く、
イメージが湧かない。。。昨日のガイドさんは、「塩」や、橋の
通行税なんかが収入源うんチャラと言ってたけど、100%話を
理解できなかったんだよなぁ。。。アルプスも近く、北ドイツ程、
どんよりした気候ではないだろうから物成は悪くなさそう。。。
オクトーバーフェストも収穫祭みたいなもんだろ?やっぱり、
大穀倉地帯とオーストリア帝国と北ドイツ諸国との中継貿易?
などと。。グズグズ考えているうちに、ビアホールに到着。



Hofbräuhausです。超有名店なので説明不要ですね。



さて、ほろ酔いがてらスーパに出かけます。

ひとブロック分ほどあるビルの一階に、大手スーパー、
激安スーパー、オーガニック系スーパーがまとまって
入っています。商品がかなり被るかと思うのですが、







やはり一番安いSALDIが賑わっております。



牛乳が1リットル48セントです。

ドイツやベネルクスの酪農家が、ヨーロッパの牛乳が安すぎると、
かなりの抗議行動になるのをニュースでよく見かけましたが、





アメリカの安いスーパーの半値。袋入りのサラダも48セント。
これはアメリカの1/4くらい。パスタは39セントでアメリカの半額。


きっちり自分で食事を作るドイツ人は、エンゲル係数低いだろうなぁ。
そりゃあ、阿呆みたいにドイツから飛行機飛ばしても、
お客さんで埋まるのも分かる。余暇がある上に可処分所得が
多いだろうな。。。ルフトハンザに、コンドル航空。
TUI航空、AirBerlin。

理解不能な国や島に、じゃんじゃか飛ばしています。



軽く買い物をしながら、死ぬ程働いてもさっぱりお金が残らない
某祖国の悲しい状況となんだか比較してしまう。

ということで、250mlのフランケンワイン?を[REWE]にて1.99Eur購入。
フルボトルは、飲み干せる自信が無い上、ワインオープナーが手元に
ないので、こちらの方が丁度良さそうです。

今夜はサラミをつまみながら早めに寝てしまいます。明日の朝のバスが、
駅を4時過ぎ。。。に出発なので。。









ミュンヘン/München


市庁舎前マリエン広場。踏みつけられるドラゴン、ライオン、蛇やら。
なんだか四天王に踏みつけられる餓鬼みたいだね


安宿がいくらでもあるので、空港泊などする必要など
無いのですが、なんとなく空港泊してしまう。。
ったく、ビジネスクラスでここまで来たのに何やってるんだ?

朝になって動き出した近郊DB列車で中央駅に辿り着き、安宿に荷物を預け、
Free(といってもチップはくれと言われる)のウオーキングツアーに参加する。

世界史専攻でないので、ヨーロッパの歴史はからっきしな上、
何故かKIWIのガイドさんの英語の説明も、100%把握する事は
できなかったけれど、ミュンヘンやバイエルン王国(バーバリアンと聞こえる)
の歴史の歩みや、その独自性、独立性とナチスの台頭やミュンヘン一揆などの
関連など、なるほどと思わせ得るものが多い、興味深いツアーでした。

ただ、ツアー終了後はほとんど寝ていない事に加え、
3時間に及ぶフリーツアーでヘトヘトになり、
午後3時頃から夜中まで寝てしまう。

本日、胃袋におさめたのはバターべっとりのプレッツェルに、熊の形の
HARIBOのみ。ドイツ名物と言えば名物だけど、栄養面からも、
30代後半に突入しようとしている男の食事としても終わっている。



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